【 保護犬:ハッチ日記 】

成犬の保護犬、里親日記

れんこん畑の散歩

2016-06-18 | 保護犬ティップ
梅雨の合間の晴れた日は、ティップを車に乗せて長距離散歩!
今日は、月に一回のノミ・ダニ駆除のスポット投薬日だったので
ハーネスは風通しの良い、赤色ハーネス(以前使用していたもの)を使用。
到着後、すぐに元気よく歩きだすティップ!


草でボウボウになった階段を勇んで降りていくティップ

れんこん畑では、ツバメが忙しそうに飛び周って虫を捕まえ
近くの草むらでは、セッカの大合唱!
近くの田んぼでは、ちょっかいをかけてくるカラスにケリが猛攻撃…!
人の姿はほとんどないけれど、賑やかです!

そんな中、ティップは元気に歩き、健脚です!


また、さらに成長したれんこんの葉とティップ


やっぱり、れんこんに興味なし!のティップ
小走りで素通り!


成長著しいれんこんの葉。緑のじゅうたんみたいだっ!
まだまだ序の口。これからもっと成長するので楽しみ!


歩く道を確認しているティップ
好奇心も旺盛だ!よし、歩こう!


…で、約1時間歩いて、散歩終了!
まだ歩きたそうな表情のティップ…
恐るべし健脚13歳!

『オオカミ、群れに戻る』

2016-06-18 | 中国語
『オオカミ、群れに戻る』(重返狼群)という本を読んだ。
李 微漪(リー・ウェイイー) 著, 林 嘉純 訳, 胡 玉菲 監訳
彩流社出版

中国で2012年に刊行され、ベストセラーになった本。
偶然見かけ、この本の表紙の写真に魅せられた。
その写真は、オオカミと若い女性が仲良く並んで写っている。

題名から、オオカミが群れに戻るんだ、ということは分かる。
えっ?じゃあ、誰がオオカミを育てたの?
どこでオオカミに逢ったの?どうやって群れに戻したの?
などなど、非常に興味深い…!

早速本を読んでみた。
驚いたのは、著者のリー・ウェイイーは、オオカミに詳しいわけでも
なく、ましてやオオカミを自分が育てるとは思ってもいなかったこと。

たまたま草原にスケッチをしに行った時に
瀕死の子オオカミに出会う…
そして、そのオオカミに「格林(グーリン)」と名付け育てていく。

成長していく子オオカミの写真も載せられていて
リアルな成長記録と、苦労と、悩みや葛藤、喜びと…とにかく
様々な感情が、この本を読んでいて伝わってくる。

大きなチベット犬との友情の場面や、オオカミの群れに戻っていく
場面は感動した。
でも、中でも一番心を動かされたのは、グーリーがリー・ウェイイーを
家族と思い、認め、自分の採ってきた獲物を分けてあげるところ!

オオカミって、狡賢くて、悪の象徴みたいな刷り込みイメージがついて
いて、実は本当のオオカミの姿って全然知らないのだ。ということ。

でも、この本を読んで、オオカミの違う一面を知ることができた。
また、読み返したくなる本だ。