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「ソーラン節を広めたのは新宿ムーランルージュだった!?」85へえ!

2009年04月13日 | レヴューのトリビア
「ソーラン節を広めたのは新宿ムーランルージュだった!?」85へえ!

キングアーカイブシリーズ「ムーラン・ルージュの灯は消えず」

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 ムーラン・ルージュの曲やオペレッタを収録したCDが、「キングアーカイブシリーズ」から出ましたね。このアーカイブシリーズ、新聞で記事になった時から「何が入るかな♪わくわく!」と、ヨダレたらして待ってましたが、まさかムーランルージュのレヴューが入るなんて!(感激)

 インテリが愛した新宿ムーランルージュ。文人たちが熱い思いで書いた台本の数々がいまよみがえる・・・!(←そうゆう売り文句はキングレコードが考えるから、ただの視聴者は黙ってろって!)

 そんな音源、よく残ってたな・・・と思ったんですが、1974年にレコード録音したもののようです。そりゃそうか・・・。さすがにライブは残ってないわな。

 で、ついてる冊子には、思い出話がついてるわけですよ、関係者の。すごいです。知らなかったことがざくざくと・・・。

 順番に行きます。まずはこのCDにも収録されているソーラン。解説書いてる平井賢さんがおっしゃるには、ソーラン節はムーランルージュの「にしん場」というオペレッタで使われたことで、全国区に有名になったんだというんですよ!すご~い!(でも本当かいな・・・?)

 CDには12分20秒にわたって、この「にしん場」のオペレッタが収録されてます。

・舞台は積丹(シャコタン)半島
・漁師たちの会話(要約できない・・・。けど、ニシン漁に関わる男達の葛藤を表現した、明るくもシンミリした内容。)
・ここでソーラン節を唄う
・今度はこの街の女が出てくる。
・女は先代親方の子を産んだ秘密を持つ。
・父娘のシンミリした会話
・人生いろいろあるけど、明日もニシンの群れが来るぞ!
・ヤーレンソーラン♪ソーラン♪


 演歌歌手の舞台で、いますぐ使えそうです。ぜんぜん古くない。いや・・・古いは古いんだけど・・・なんつうか、普遍的??なので、いま聴いても

「うわっ!さすがに古っ」

 ってカンジはしないですねえ、どの作品も。NHKのステージショウって、今でもこういう感じだよな~。しかもみんな、演技うまいっっ。戦前編と戦後編の二枚組になってて、戦後編はほとんどが当時の出演者そのまんまのキャスティングらしいです。(戦前編はさすがにムリだったそうです)

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2 コメント

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Unknown (ひろ)
2009-04-16 21:19:17
面白いですねぇ。それこそ、「へぇーーーーっ」です。非常に泥臭く感じますが、NHKのステージショー・・・うん、うなづけますね。(笑)
ひろさんへ♪ (なまいきむすめK)
2009-04-16 22:59:01
湿っぽーくて泥臭~いですよーお(笑)
でも、どことなく品があるというか、下世話な感じがしないので、清く正しく美しくに慣れた耳で聴いても、不快感がなかったです。

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