南アルプスの仙丈ヶ岳に行こうと言っていた山仲間と赤城山の地蔵岳に登ってきた。
仲間の一人が老犬介護のために日帰りしかできなくなった.。
けどやっぱり山に行きたいというので、急遽の計画。
いつも使っている覚満淵入口にあるビジターセンターの駐車場に車を停め、大洞駐車場まで歩いてそこから地蔵岳へ。
下りは八丁峠におりて、余裕があったら小沼や長七郎山を周回しようというつもり。
大洞までもどって登山口にくると、かなりの急登だった。しかも足元は火山特有の丸い石がごろごろしていて歩きづらい。
メガネのMさんは湿気と汗でメガネが曇って足元が見づらく、かなり苦戦。
地図を見てわかっていたつもりだけど、一番急なコースを選んでしまったなぁ。
大沼から登るもうひとつのコースとの合流点付近で急斜面は一段落。小休止。
眼下に覚満淵や鳥居峠、大沼の一部も見えていた。
そこからは道は石が少なくなりかなり歩きやすくなったが、短いけど一部にはご覧のようなゴロゴロのところも。
でももう傾斜がかなりゆるくなっているので最初の急登とは比較にならないほど楽になった。
それに頂上の鉄塔なども見えているし。
地蔵岳の頂上。たくさんの電波塔や通信関係の建物とともに地蔵岳の名にふさわしく、仏教関係の石塔などが並んでいる。
建物がたくさんあっても頂上はかなり広いのであまり気にならない。
頂上の標識の付近からは大沼の全景と正面に最高峰黒桧岳が一望。腰をおろすのちょうどいい石もたくさん。
休憩後、建物が点在する広い頂上を歩いてみると石仏がぽつんとあった。
さて下りは八丁峠にくだるのだが、こちらもかなりの急斜面のはずだ。
同行者の足元の心配をしていたが、大丈夫だった。
立派な木道が設置されていた。とても歩きやすい。
急斜面になると枕木状の木をならべた階段になっていた。これまた歩きやすい。
ジグザグに斜面をくだる道と階段の繰り返しで最後まで安心して下ることができた。
八丁峠から車道を歩いて小沼の入口へ。ここには駐車場とトイレがある。
今日は夕方別の用もあるので、小沼や長七郎山は割愛してビジターセンターに帰った。
この山は、山に慣れていない人でも連れて登ることができると思うけど、今回の大洞からのコースは避けたほうが無難だな。
途中で合流した赤城自然の家からのコースのほうが傾斜がゆるいようだが、駐車場からのアクセスがよくないので利用している人はかなり少ないようだ。
そこで考えたのが、バスを利用する方法だ。
たとえばマイカーをビジターセンターに止めた場合は、まず10時10分のバスで新坂平にもどり、そこから地蔵岳に登る。
こちらのコースはもっとも利用者の多いコースなので整備されていて歩きやすいはずだ。
相手の調子によって小沼や長七郎山を周回できるし、八丁峠で打ち切ってビジターセンターに戻ることもできる。
下山後にバスで移動しようとすると時間が気になってしまうから、バス移動は先に済ませてしまうのがおすすめだ。
今度は、秋にでも妻や娘を連れてきてみようかな。