毎日が山のこと

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新年に6人で日の出山へ(2023年1月4日)

2023-01-06 11:29:11 | 山日記

2023年になり、仲間をさそって正月恒例のハイキングへ。

2022年は雪の筑波山にのぼったが、今年は奥多摩の日の出山にした。

私は一人で出かけることが多いが、仲間と歩くのも楽しい。

メンバーの体力などにあわせてコースをあれこれ考えるのも楽しいもの。

今回は、山はまったく初めてという人が参加したので、五日市からバスで上養沢へ。そこから日の出山、御岳神社。下りは安全のためケーブルを利用する計画にした。

バスは、途中十里木の瀬音の湯に立ち寄り、上養沢へ。

途中の養沢川には秋川国際マス釣り場など川を石でせき止めた釣り場があって、家族連れなどが釣りを楽しんでいた。

バス終点からは、しばらくは舗装の道を歩いて登山道入り口をめざす。

 

しばらくは、日陰の寒い道が続いた。

この道をそのまま上り詰めれば、御岳山ロックガーデン、七代の滝に出られる。

 

道の途中にトイレの建物があって、数台の車が路上駐車してあった。

そこが登山道の入り口だ。

ここまでは、一部日の当たるところもあったが、ほとんどは日陰道だったので寒かった。

 

まずは養沢鍾乳洞の跡へとむかう。道は予想に反して石の階段が多い。

山が初めての人にはちょっとつらいかも、と思ってしまった。

 

石の階段が少し急になった谷の奥に養沢鍾乳洞の跡があった。

今は見る影もない。入り口は崩れていて、どこだかもわからない。

 

ここで小休止。私は、後期高齢者目前でも元気なのだが、このブログにも書いているように耳がわるくなっている。

耳が悪くなると同時にからだのバランス感覚も衰えてしまった。

だから自然石でつくった階段をゆっくり歩くとからだがふらついてかえって疲れてしまう。

まあ、歳だから仕方がないとあきらめている。

 

鍾乳洞跡からは山の斜面をななめに登っていく。

地図を見て、このあたりからは歩きやすくなるのでは、と予想していたが、もうしばらく階段が続いた。

でも尾根をひとつまわりこんだあたりから写真のような歩きやすい道になった。

 

行く手に大きな岩があらわれ、登山道はその岩をななめに登っていく。

足元はしっかり整備されているので危ないことはない。

コースをよく調べておいたつもりでも初めてのコースはこういうことまではわからないが、まあそれが面白い。

 

いよいよ大詰めの登りにさしかかり、メンバーそれぞれの体力、経験の差で列がバラけてきた。

私はしんがりを務めながらゆっくりペースで、ようやく麻生山につづく尾根に到着。

 

一転、あたたかい日差しの中に入ってホッとする。

日差しをあびた斜面の道を、つるつる温泉からの登山道との合流点にむかう。

 

合流点は麻生山など五日市方面の展望が開けていた。あたたかい。

 

ここで2回目の小休止。もう9合目といっていい地点だ。

 

いよいよ山頂にむかって最後ののぼりにかかった。

なんとここも階段の連続。初参加のHさんが苦笑いをしているので、途中にあった階段ではない迂回路を使った。

でもそのまま行くと遠回りになるので、途中にあった小道を使って元の道に戻った。

そこは、もう頂上直下だったので、「もうついたよ」とはげまして階段をのぼった。

 

山頂には大勢の人がたくさんのベンチを埋めて休んでいた。

関東平野が一望だ。スカイツリーもよく見えていた。

でもここはなんども来ているので、景色の写真を撮り忘れてしまった(笑)

6人まとまってすわる場所もないので2組にわかれて休憩。昼食タイム。,

私は、刻んできた白菜とキノコ、ウィンナソセージを加えたサッポロ一番塩ラーメン。

途中から雲が広がりだしたので、あたたかいラーメンがおいしかった。

 

出発前に山頂標識の前で記念撮影。頭上はすでに雲が広がっている。

見えるはずの富士山も確認できなかった。

 

今度は御岳山にむかう。この間の道はとても歩きやすいのでみんな元気だ。

 

御岳の宿坊の建物の間へと入っていく。

 

御岳山のメインの道に出ると初もうでや観光の人もくわわってにぎやかになった。

ここは犬をつれた参拝者がたくさん。

イヌ・ネコ大好きのMさんはにこにこ。

 

またまた階段、と苦笑いの初参加Hさんだったが、無事神社に詣でることができた。

 

さて、いよいよケーブルで下るだけと思っていたら、Mさんが歩いて下ろうとの提案。

実は、Hさんは屋久島ツアーに参加予定なので、初めての山でしっかり下りも経験させておこうというMさんのやさしい配慮(笑)

 

宿坊街をぬけていよいよ下山開始。実は私もこの道は使ったことがない。

でも車も通る舗装のみちなので、歩きやすい。

お疲れのHさんも元気にくだっていったので一安心。

 

御岳神社の古い参道なので両側には杉の巨木が連続している。

番号札がついていた。800本以上あった。

 

途中、ケーブルカーの線路が通る高架の下をくぐった。

折よくカラフルに塗装されたケーブルカーが下ってきた。

 

こんな大きなうろのできた巨木もあった。

 

歩いて下山を提案したMさんが結構なペースでみんなを引っ張ってくれたので、ケーブルカー利用で予定していたバスに間にあってしまった。

Mさんからは、屋久島に行くHさんのトレーニングのために、続けて山歩きを計画してほしいとの依頼。

今月中にまたどこかを計画しよう。

 

翌日のラインでは、Hさんは足だけではなく全身筋肉痛になったとこのこと(笑)。

 

 

 


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