ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

やっと晴れ間が名護に出ています(20220120)

2022年01月20日 | その日暮らし

2022年1月20日。漸く晴れ間が出てきました。これでヒカンザクラを撮りに行けるかな。今年は、まだ一度も、一輪も撮っていない。ありえない!

 昨日、名護十字路に向かう途中で、私は立ちすくんだ。何者かが間近に潜んでいた。メジロ1羽でした。距離約1m。高さ0.5mの樹上。花の蜜を吸いに来ていたらしい。私が結果的に脅したのか。

 例年ならば、辺野古テントにいたから、桜に来るメジロを撮ることもしょっちゅうでした。労することもなく、サクラ+メジロを撮れました。楽しめます。名護市街でも昨日のようにいるのです。

 名護で観光と言われても、どこをみるのでしょうか。細かく探せばあるでしょうが、沖縄らしい、やんばるらしい風景や文化財を放置していては、人は来ない。まず市民が足下を見つめて、これっておもしろい、どういうことなのかと、見直さなければ、伝えたくても伝わらない。北部の中心都市名護だけど、だからスルーされてしまう。一番の財産とも言える辺野古・大浦湾を無視しながら、観光を叫んでも虚しい。観光客にも一時の金を期待するのではなく、一緒に個々人の関心を引き出す事が、大切だ。

 名護の中心街と言っても、飲食店が少々ある程度。由緒あるヒンプンガジュマルも通りにどんとあるだけ。周囲の半端な開発の中で、一体的な和みはない。そこが名護城の入り口であり、反対側はすぐに海が広がることも素通りだ。こうしたことは市長が誰であっても考えるべき事だ。

 自然を大切にすることは、名護の沖縄の今後にとって最重要なことだと私は考えている。国と一緒になってぶち壊すだけぶち壊す市政を改めなければならない。そのための基本は、まず市民が知ることだ。海辺を汚さない、ゴミを捨てない・放置しない、合成洗剤を使わない。現状では明らかに落第点しかつけようがない。普段、残照、朝焼けなども、見過ごしているから、美しさをわきまえていないのかも知れないが、もったいない。

 自然だって、気がつけば磨いていける。私たちの体感能力を。何事も磨く努力無くして、棚ぼたはないのだ。米軍基地をイェス・イエスといいながら、お金をせがむのは、棚ぼたと一緒だろう。基地がある日常をあたりまえにせず、どうしてこうなってきたのかを学ぶべきだろう。そうすれば、この先を見通せる。このままでいいのか、まずいのか。

 今日はサクラを撮りに行く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中心街といっても、飲食店があるていど。ガジョるる

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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