ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

今日から旧盆(20220810)

2022年08月10日 | その日暮らし

 昨日は、心身ともにつかれた。夜遅くなって、やっと新聞の切り抜きを始めた(続行中)。

 今日から沖縄では旧盆を迎えた(-12日)。10日はウンケーの日。夫先祖様をお迎えする。だが、まったくエイサーなどの音が聞こえてこない。こうなって3年が経つ。ひっそりとお迎えするするしかないコロナ禍の旧盆。仕方がないだろう。今生きている人たちの身を守り心を守らなければ、お盆の意味もなくなるのだから。

 因みにキャンプシュワブのゲート前からの搬入作業は、10日から14日(日)お休み。ありません。

 しかし今年の沖縄の夏は、過去の戦争、今の戦争が様々な形で顔を出しており、不気味だ。ロシアとウクライナの戦争も大きいが、台湾海峡を巡る中国VS米国の軍事演習が続いている。ヒロシマ・ナガサキも核廃絶という新たにクローズアップされた課題ともなって、大きく報道されているようだ。

 コロナ禍の沖縄にもコロナ禍の各地から観光客が入ってきている。石垣島ではタクシー運転手がたりないそうだ。この国は経済を回すとコロナ対策を怠り、経済もいびつ化している。このまま「自己責任」ですか?

 「統一協会」の件で内閣改造を早めた岸田政権だが、まったく膿をださずにメンツを代えただけ。ますます混沌としていくだろう。自身で「国難」といいながら、何が問題なのかを曖昧にしながら、政治が動く。悪循環が止まらない。

 沖縄では県知事選が始まる。首長選や市町村議員選も。どうか混沌を超えた議論をやってもらいたい。難しいが、何よりも冷静な頭がなければ、前に進まない。混沌を深めてやけくそにならないように。

 戦争を止めるのは、今を生きている人だけしかできないのだ。過去から学ぶことは当然やらなければならないが。ナショナリズムを超え、人類としての共感を膨らませなければ、どうしようもない。それぞれが打開策を探し、積み上げ、実践していこう。希望を作り出すのは私たちしかいない。

 混沌は深いが、諦めない。



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