ほぼ毎日、リヨンと共に、店に来ているのですが、たまに家族が家にいる時は、置いていきます。
ですから、毎朝、「ボク、連れてってくれる?」って、こんな顔をして、私を見上げます。
私が、お化粧をして、バックを持って、車の鍵を、じゃらじゃらさせると、もう、じっとしていられないってかんじで、そわそわ~。
「行くよ」と、言うと、大喜びで、バックの側で、ちょこん!と、座って待っています。
「今日は、お留守番」って言うと、それはそれは悲しそうな顔をします。
人間だったら、さしずめ、しくしく泣いているっていう顔です。
その顔を見ると、胸が、きゅ~んとなるほど。
連れて行きたいけど、仕事が、すごく忙しい時などは、まったく相手もしてあげられなくて、小さな「リヨン部屋」に閉じ込めたまま。
それも、とっても可哀想に思える。
だから、「家にいた方が、いっぱい遊べるから、楽しいよ」と、言い聞かせて置いていきます。
家族からは、「どこであっても、リヨンは、ただお母さんの側にいたいんだよ」と、言われます。
「一日中、ほったらかしなのに」って言うと、「遊んでもらえなくても、ただ、側にいたいんだよ」と、言われます。
こんなふうに、慕ってくれるのは、リヨンだけだわ~~!!と、思うこの頃です。