一人で店に行ってくれている娘から「ガスが出ない!」と、電話があった。
シフォンケーキの生地を作り、さあ、オーブンに入れようとしたら、どのオーブンも着かなかったらしい。
シフォンの生地は、ほんの数分でも、そのまま置くわけにはいかないので、娘の焦りが、こちらにも伝わってくるよう。
すぐに、手配するから、と電話を切る。
急いで、ガス屋さんと連絡を取り、状況を説明したところ、どうやら店の裏で工事をしているらしく、その関係で、うちのガスがストップしてしまったみたい。
そりゃあないよ!!
ガスが止まると、一切、オーブンが使えない。
オーブンが使えないと、仕事にならない。
だって、うちはお菓子屋だもん。
開店前に、シフォンを焼くのが、第一の仕事になっているから、すご~く困る。
少なくとも、ホール2個のシフォンは、ダメになってしまったし、「この責任、どうとってくれる!?」と、怒鳴りたいところだけど、自宅療養の我が体。
どうにも、身動きがとれません。
叶わぬことを思い悩むのは、きわめて精神衛生上よろしくないので、ここはひとつ、水に流そうと思います。
しかし、脳年齢22歳の私の脳みそが、きれいに忘れてくれるかしらん!?
(ここは、さりげなく自慢している、と受け取ってください)