武弘・Takehiroの部屋

人生は 欲して成らず 成りて欲せず(ゲーテ)

『喫茶店の片隅で』

2024年06月30日 14時14分42秒 | 映画・芸能・音楽
1955年(昭和30年)の唄で、松島詩子(うたこ)が歌ってヒットした。喫茶店はいつの時代でも“憩い”の場所だ。誰にでも思い出の数々があるだろう。私にも無数にある。一つだけ言わせてもらうと、学生時代に憧れの女子大生とぜひ喫茶店に行きたいと願っていたが、ついにその夢は果たされなかった。理由は簡単、自分が奥手で不器用、意気地なしだったからだ。そんな情けない話は別として、永遠にあり . . . 本文を読む
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司法は「犯罪者」の味方か? 江戸時代の方がずっとマシだ!

2024年06月30日 14時12分12秒 | 社会・事件・事故
<以下の記事は2002年3月22日に書いたものですが、一部修正して復刻します。 なお、ここに出てくる「光市母子殺人事件」の被告は後日 死刑が確定し、現在 広島拘置所に収監されています。> 1) 1999年4月14日の午後、山口県光市の会社員宅に、強姦目的で侵入してきた18歳の少年が、会社員の妻(当時23歳)と長女(当時11ヵ月)を、暴行した上で惨殺した。 いわゆる「光市母子殺人事件」である。3月 . . . 本文を読む
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アメリカへのコンプレックス・劣等感

2024年06月30日 14時08分54秒 | 過去の記事
<以下の文は2002年4月に書いたものですが、一部修正して復刻します。> 1) 私がアメリカ人と初めて接触を持ったのは、太平洋戦争直後のことである(昭和20年の秋ごろだったか)。 まだ4歳ぐらいの幼児だった私は、名古屋市内に住んでいた。 日本が戦争に敗れたので、アメリカの進駐軍が大勢 名古屋にも入ってきた。 私の住まいの目の前に、日本銀行の広大な支店長宅があったが、アメリカ軍はすぐにその家を接収 . . . 本文を読む
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<小説> 世紀の大誤報か・・・天皇狙撃!

2024年06月30日 09時51分58秒 | 文学・小説・戯曲・エッセイなど
その日は秋晴れの清々しい一日だった(1971年10月のある日)。 山村秀樹は結婚ホヤホヤの新妻に車で送られ、いつものように国鉄(今のJR)の北浦和駅から国電に乗り込んだ。通勤・通学のラッシュ時よりやや遅めであったが、電車の中は通勤客などでまだかなり混んでいた。秀樹は某民放テレビ・Fテレビの政治記者をしていたので、いつも本社には行かず、取材先の国会の「野党クラブ」へ直接通っていた。野党クラブというの . . . 本文を読む
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『この子を残して』

2024年06月30日 01時47分33秒 | 映画・芸能・音楽
<以下の記事を復刻します。> 長崎原爆の悲惨さを描いた著作であり映画だ。木下恵介監督の映画・DVDがいまリリースされているが、その中でも最も印象に残る作品。著者は原爆で被爆した長崎医大の永井隆博士で、戦後、子供だった私が初めて読んだ著作である。母が教えてくれなかったら理解できなかったが、子供心に分かったと思う。そういう意味で『この子を残して』は、忘れられない作品である。 映画は1983年に公開さ . . . 本文を読む
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松永安左エ門翁いわく 「官僚は人間のクズだ!」

2024年06月30日 01時41分07秒 | 経済・エネルギー・原発
<以下の記事を原文のまま復刻します。> 松永安左エ門翁 タイトルの「官僚は人間のクズだ!」というのは、私が言っているのではない。しかし、内心そう思っているかもしれないが(笑)。 この言葉を吐いたのは(年配の方なら知っていると思うが)、かつて日本の『電力王』 『電力の鬼』と言われた松永安左エ門である。先日、ある記事を書いた時に松永翁を紹介したことがあるが、よくぞ言ってくれたと今さらながら思う . . . 本文を読む
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テロリストと英雄

2024年06月29日 14時34分35秒 | 日記・日々雑感・寸評
<2022年9月2日に書いた以下の記事を復刻します> テロリストと英雄は紙一重の差である。もしテロリストが、わが身を犠牲にして、敵国の首脳や自国の「国賊」「売国奴」などを殺せば、その人は英雄と呼ばれるだろう。 有名な例としては、韓国の安重根(アン・ジュングン)は日本の伊藤博文(初代首相)を暗殺して、英雄と呼ばれるようになった。韓国には安重根の銅像があちこちに建っている。恋人とストーカー、天才と狂 . . . 本文を読む
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日本人初の宇宙飛行士・秋山豊寛さんのこと

2024年06月29日 14時33分01秒 | メディア
<2016年8月に書いた以下の記事を復刻します。> 日本人初の宇宙飛行士・秋山豊寛(とよひろ)さんのことを書きたくなってきた。と言っても、私は彼との付き合いがわずか2年余りなので、多くは語れない。しかし、30代中半の若いころ、記者クラブで一緒だった彼のことは決して忘れられない。だから書くのだ。もう40年以上も昔になるが、私がフジテレビの外務省詰めの記者をしていた時、秋山氏はTBSの記者として . . . 本文を読む
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“中国残留孤児”と日中関係

2024年06月29日 14時30分50秒 | 政治・外交・防衛
<2011年に書いた以下の文を復刻します。> “中国残留孤児”(日本人、邦人)のことをたまたま思い出した。もうずいぶん昔のことだと思って調べたら、第一陣が正式来日したのが1981年3月と分かった。日中国交正常化が1972年だから、意外に時期が遅かったのではないか。いろいろ手間取ったのだろう。あの頃は毎年、中国残留孤児の話題で持ち切りだった。まだ戦後は終わっていないと思った . . . 本文を読む
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カネ、カネ、カネの中国社会

2024年06月29日 01時53分24秒 | 政治・外交・防衛
<2011年10月30日付の朝日新聞記事を要約した文章を、改めて復刻します。>  4日前の朝日新聞(2011年10月30日付)に、中国社会について興味深い記事が載っていたので、ぜひ紹介したいと思う。まだ読んでいない人にとってはきっと参考になるだろう。 中国は一言で云えば「金まみれ」の社会である。まず驚いたのが、「教師の職もカネ次第」というタイトルの中身だった。これは中国東北地 . . . 本文を読む
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逸見政孝君のこと

2024年06月29日 01時51分48秒 | フジテレビ関係
<古い記事ですが、以下の文を復刻します。> 1) つい先日、逸見政孝君のことを思い出した。逸見君と言えばフジテレビの元アナウンサーで、その後フリーになってテレビで大活躍した人物である。覚えておられる方も多いだろう。その彼が48歳の若さで、胃癌で亡くなった時は驚いた。もう20年以上も昔の話である。私もかつてフジテレビの社員だったから、逸見君のことはよく覚えている。一緒に仕事をしたこともある。そこで . . . 本文を読む
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参議院は無駄だ、なくなれ!

2024年06月29日 01時50分08秒 | 政治・外交・防衛
<2002年7月15日に書いた以下の記事を復刻します。> 参議院本会議場 1) 私は別稿(「参議院は必要か? その廃止を考えよう」http://www.geocities.jp/yajimatakehiro/3.html)で、参議院の廃止を提唱したことがあるが、以前にも増してその意を強くしている。 要するに、今の日本であれば「一院制」で十分であり、「二院制」はかえって混乱を引き起こしている . . . 本文を読む
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日本が、もし戦争に勝っていたら・・・

2024年06月28日 13時43分09秒 | 政治・外交・防衛
<2015年1月20日に書いた以下の記事を復刻します。> 今年は戦後70周年だが、もし日本があの戦争に勝っていたらどうなっていただろう。そう想像するのは難しいが、少なくとも“引き分け”だったらどうなっていただろう。引き分けでも、たぶん「勝った、勝った」とお祭り騒ぎをして、ますます戦争の道を進んでいったに違いない。軍国主義がますます徹底し、戦線を拡大していっただろう。軍部は . . . 本文を読む
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“鑑識の神様”・岩田政義さん

2024年06月28日 13時42分16秒 | 社会・事件・事故
<2010年7月31日に書いた以下の記事を復刻します。> 何十年も前の古い日記を読んでいたら、昔、警視庁の記者クラブにいた頃、岩田政義さんという鑑識課の人の所へよく伺っていたことを思い出した。岩田さんは“鑑識の神様”と言われた人で、その道の大変なベテランである。もう40年以上も前のことだが、私が警視庁記者クラブに配属され捜査1課・3課を担当した時、事件捜査のことなど全く分 . . . 本文を読む
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『日本会議』・日本の右傾化、戦前回帰の危険な流れか?

2024年06月28日 04時13分02秒 | 政治・外交・防衛
<2017年3月27日に書いた以下の記事を復刻します。> 1) 森友学園疑惑はもちろん重大な問題だが、われわれは最近の日本の動きを真剣に検証してみる必要があるのではないか。かく言う私も現象面にとらわれ過ぎて、根本的な問題をおろそかにしているのではと反省している。それは森友疑惑で露見したと言ってよいが、最近の日本は明らかに“右傾化”している。これは森友学園の問題だけでなく、 . . . 本文を読む
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