矢嶋武弘の部屋

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精通率の急落について

2020年02月20日 03時32分18秒 | 社会・事件・事故

<少子化の問題を考えていたら、日本男児の精通率の急落を思い出した。これも少子化と無縁ではなかろう。2014年4月に書いた以下の記事を復刻したい。>

テレビを見ていたら、精通率の低下について伝えていた。なに? 精通率ってなんだ・・・ 側にいた妻に聞いてみると「アレよ」と答える。アレってなんだと思いながら聞いていると、男の子の“射精”のことではないか。その15歳での割合が急激に落ちているというのだ。
日本性教育協会の「青少年の性行動全国調査報告(2011年度)」によると、中学卒業時の15歳男子の場合、1981年に約80%だった精通率が、1999年には73%に2011年にはなんと50%に落ち込んだというのだ。つまり、2人に1人は射精の経験がない。これには驚いた。
世の中、こんなに性の情報が氾濫し、また青少年の体の発育が昔よりはるかに進んでいるというのに、これは一体どうしたことか。男子(オス)の中性化、女性化が進んでいるのか。体の発育のわりには、“精巣”の成熟が遅れているのか。やはり環境ホルモンの影響があるのか・・・
それは分からないが、体が発育しているわりには、今の男子はどこか精神的に幼稚で親離れしていない。中学生になっても、母親とまだ風呂に入っている男子がかなりいるそうだ。親の方も子離れしていないのだろうか。女子の初潮の時期が昔とほとんど変わっていないのに対し、男子の方は大いに問題があると言える。
個人的なことだが、私は9歳から10歳頃に射精の体験をしている。その頃はもちろん性の知識もなく、体も未発達だが経験しているのだ。それはどうでもいいが、今の子には“原始的エネルギー”が失われつつあるのだろうか。世の中が高度に発展したため、ワイルド、つまり野性的なものが喪失してきたと思えるのだ。
たかが精通率の問題かもしれないが、日本社会が成熟・爛熟し、世の中が管理社会化したため、なにか原始的なものが失われつつある。日本社会の少子化はますます進みそうだ。人口はどんどん減っていく。
精通率の急落から話が散漫になったが、これも現代の日本社会が抱える文明の変質、あるいは危機的状況と言えるかもしれない。物事を大げさに心配するのが私の悪い癖だが(笑)、一考の余地はあると思っている。(2014年4月27日)


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