武弘・Takehiroの部屋

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寿命・・・昔と今

2024年07月20日 03時28分22秒 | 人生
<以下の文を一部修正して復刻します。> 寿命について考えてみたい。この前ふと、夏目漱石のことを調べていたら、彼は49歳で他界しているのだ。え~!?、そんなに若くして亡くなったのかと思ったが、事実である。 「則天去私」などと悟りきったことを言っていた漱石は、今の自分より30歳以上も若いうちにあの世へ旅立ったのだ。49歳なんて、自分から見れば“若造”もいいところであ . . . 本文を読む
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文化大革命(4)

2024年07月20日 03時27分41秒 | 戯曲・『文化大革命』
第五場(4月。 北京・中南海にある劉少奇の家。劉少奇、王光美、登小平、彭真、陸定一、楊尚昆) 劉少奇 「私がアジア各国を訪問している間に、情勢は極めて緊迫してきたようだな。 羅瑞卿同志が杭州で林彪に逮捕され、総参謀長を解任されたと聞くし、北京の様子も日毎に険悪になってきた。  『人民日報』までが『解放軍報』の二番せんじをするようになっては、事は重大だ。なんとか、打つ手はないものだろうか」 登 . . . 本文を読む
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『オホーツクの舟歌』

2024年07月20日 03時21分24秒 | 映画・芸能・音楽
一般的には『知床旅情』で知られているが、その元歌が『オホーツクの舟歌』である。いずれも名優・森繫久彌が作詞作曲したもので、『オホーツクの舟歌』は1963年(昭和38年)に森繁自身によってレコーディングされた。しかし、私は倍賞千恵子のものが大好きだ。彼女の歌声は日本語がこんなに美しいのかと思わせるものだ。森繁の作詞作曲も素晴らしいが、以前、倍賞の歌声を聴き感動して涙したことがある。(2024年3月2 . . . 本文を読む
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国民主権の「新憲法」草案・骨子

2024年07月20日 03時20分01秒 | 政治・外交・防衛
新憲法の草案・骨子 第1章「国民主権」を高らかに謳うこと。☆ 現行の憲法は第1章で「天皇の地位」「天皇の国事行為」などについて記しているが、これは民主主義、主権在民の精神に反する。天皇に関する条項はもっと下に記す。 日本国の元首は、国民から直接 選ばれた大統領とする。第2章「戦争の放棄」 「永久平和主義」・・・現行憲法の第9条を遵守する。 自衛隊の名称は現状のままか、「国土警備隊」か「国土防衛隊 . . . 本文を読む
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文化大革命(3)

2024年07月20日 03時15分55秒 | 戯曲・『文化大革命』
第二幕 毛沢東、文化大革命を発動  第一場(11月上旬。 上海市党委員会の一室、毛沢東のモノローグ) 毛沢東 「つい三週間ほど前、北京にいた時がウソのように、わしは今、この上海に来て生き返ったような気がする。 ここには、彭真らのうるさい監視の目もなければ、尊大な劉少奇の顔を見ることもない。ここには、わしに心から忠実な張春橋や、姚文元ら可愛い連中が沢山いる。  しかも、林彪の部隊がわ . . . 本文を読む
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文化大革命(2)

2024年07月20日 03時15分04秒 | 戯曲・『文化大革命』
第三場(10月上旬の某日。 北京・中南海にある毛沢東の居宅。毛と江青) 毛沢東 「先日の中央委員会の時には参った。陳伯逹らの言うとおりだったな。 わしが一声あげれば、大抵の連中はわしの言うとおりになると思っていたが・・・失敗だった」 江青 「あなたが倒れたので、私はもう駄目かと思いました。でも、よく回復してくれましたね」 毛沢東 「わしは、つくづく自分が情けないと思う。もう、北京にいては何を . . . 本文を読む
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文化大革命(1)

2024年07月20日 03時11分41秒 | 戯曲・『文化大革命』
《前書き》  中国の現代史を彩る「文化大革命」とはなんだったのか。それは、政治における凄まじい権力闘争ではなかったのか。 1966年の夏、突如“紅衛兵”が出現した時の衝撃を、私は今でも忘れることができない。私なりに「文化大革命」を追究したくて筆を執った。 なお、これは“レーゼドラマ”(読むための戯曲)であり、あくまでもフィクションである。  時代 . . . 本文を読む
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外国語と日本語と私

2024年07月19日 16時41分24秒 | 芸術・文化・教育
<2002年7月に書いた記事を、一部修正して復刻します。> 1) 日本人は外国語に弱いと言われる。それは特に、話し方(スピーキング)と聞き方(ヒアリング)においてと言われる。 私は自分の頭(センス)の悪さを棚に上げてそう述べているので、お許し願いたい。 例えば、英語については、中学1年から大学4年まで10年間も勉強したのに、一向に会話(カンバセーション)が上手にならない。日本人の中には勿論、英会 . . . 本文を読む
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『神田川』に思う

2024年07月19日 16時40分17秒 | 映画・芸能・音楽
<『神田川』の作詞者・喜多條忠さん(74歳)が亡くなったので、8年前に書いた以下の文を復刻します。合掌。 2021年12月1日> 嫁さん(長男の妻)と話していたら、南こうせつが歌う『神田川』の話題になった。音楽に疎い私だが、この歌はもちろん知っている。『神田川』の話になると、大風呂敷を広げたくなるのでいつも皆に迷惑をかけるようだ(笑)。しかし、お許し願おう。この歌が登場したのは、ちょうど40年前 . . . 本文を読む
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南大門(ナムデムン)悲歌

2024年07月19日 16時38分56秒 | 詩、その他
<2008年2月12日に書いた詩を復刻します> 燃えさかる紅蓮の炎に ナムデムンは 身をよじらせて崩れ落ちた 絶世の美女よ ソウルの 韓国の誇りよ 貴女は姿を消したのかこれまで何度も 貴女を拝み見たのに その姿は 灰になってしまったのか韓国の人々は 悲しみに沈んでいるだろう そして 憤っているだろう私も悲しい 放火した奴が憎い なぜ 絶世の美女に火をつけたのか美しいから 妬ましいのか 国の宝 . . . 本文を読む
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摩周湖

2024年07月19日 16時33分57秒 | 自然
<2008年11月に行った北海道の摩周湖が忘れられないので、以下に写真と当時の記事を掲載します。> ☆ 先月後半、格安ツアーで北海道各地を周ってきたが、最も印象に残った所に摩周湖(ましゅうこ)がある。“霧の摩周湖”として有名だが、30数年前の真夏に訪れた時も湖全体に霧が立ち込めて全く見えなかった。夏は特に霧に覆われるというので、初冬の季節なら湖が見られるのではと淡い期待を . . . 本文を読む
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花火中継、大失敗

2024年07月19日 03時46分29秒 | フジテレビ関係
<2012年5月に書いた以下の記事をそのまま復刻します。> テレビ局時代に多くの失敗をしたが、中でも花火中継の失敗は忘れられない。もう40年近く昔のことだが、私がFテレビのローカルニュース担当デスクの時にそれは起きた。たしか東京の江戸川河川敷で花火大会があり、わが社の事業局や営業局などがそれに絡んでいたようだ。花火大会の数日前、社の関係者が集まり打ち合せを行なった。報道局から私が出席すると、ぜひ . . . 本文を読む
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太宰治 VS 三島由紀夫(未完)

2024年07月19日 03時44分21秒 | 芸術・文化・教育
<昭和の人気作家・太宰治と三島由紀夫について、思いつくままに自由に論じていきたいと思う。ただし、私は文芸評論家でもないし、両氏の著作を全て詳しく読んだわけでもない。したがって、素人の論評ということでお許し願いたい。2021年9月12日> 最近、2年前の映画『人間失格・太宰治と3人の女たち』をDVDで見た。この中でけっこう面白かったのが、若い作家の三島由紀夫(高良健吾役)が太宰(小栗旬役)を激しく . . . 本文を読む
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『リンゴの木の下で』

2024年07月19日 03時41分25秒 | 映画・芸能・音楽
向田邦子の古いテレビドラマ(TBS)を見ていると、大戦前によく歌われた『リンゴの木の下で』が頻繁に出てくる。ダンスホールなどでずいぶん演奏されたそうだが、ジャズが昭和15年に“敵性音楽”として禁止されると、ほとんど歌われなくなったという。 清楚な白い花の木に実ってくる赤いリンゴ・・・ 伊東ゆかりのなつかしい歌声(元の歌手はディック・ミネ)とともに、もう一度 聞きたくなった。 . . . 本文を読む
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9人の乙女、自決の跡(サハリン・樺太)

2024年07月19日 03時38分25秒 | 旅行
<2012年8月29日に書いた記事を原文のまま復刻します。> サハリン・樺太へ旅行したのは(2012年8月)、第2次大戦の終戦時に、集団自決した9人の乙女を弔うことが最大の目的だった。つまり、慰霊の旅である。 1945年8月、旧ソ連は日本との中立条約を一方的に破棄し、樺太などに侵攻してきた。そして、日本人は至る所で殺された。樺太南部の西海岸に真岡(まおか)という町があったが、今はロシア領・サハリ . . . 本文を読む
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