<2012年10月に書いた以下の記事を復刻します。>
大阪市の橋下市長は、国歌斉唱などの際に起立しない教員は免職にすべきだと発言し物議を醸してきた。たしかに「公務員」は国歌や国旗に敬意を表すべきだろう。 しかし、問題は国歌「君が代」にあると思う。「日の丸」は問題ないとしても、「君が代」が今の民主主義国家・日本にふさわしいものだろうか。私は全く違うと思う。 このことはずっと以 . . . 本文を読む
<以下の文を復刻します。>
日本人は豊かな自然に恵まれ、しかも“春夏秋冬”という四季の移ろいの中で育ってきたから、風景や季節の変化などにとても敏感な民族だと思う。自然を愛する心が、子供の頃から育まれてきたと言ってよい。ところが、最近は世の中の動きがせわしないのか、時代の変化が激しいのか、風景などを歌う唄が極端に少なくなってきたように思う。和歌や俳句では“叙景歌 . . . 本文を読む
年寄りは 今やろうとしていたことを もう忘れる年寄りは昔 美人によろめいたのに、今は足元がよろめく年寄りは昔 駅などの階段を勢いよく駆け上ったのに、今はエレベーターにすぐに乗り込む年寄りは昔 恋人に会って喜んだのに、今は孫に会って喜ぶ年寄りは昔 若妻の顔にキスしたのに、今は老妻から顔をそむける(笑)
年寄りは昔 ラブレターを心待ちにしていたのに、今は「年金通知」を待ち望む . . . 本文を読む
<以下の記事を復刻します。>
『秋瑾~競雄女侠~』という映画(DVD)を観たが、これは中国の清朝末期の女性革命家・秋瑾(しゅうきん)の物語である。やたらに“カンフーシーン”が多いのを除けば、史実に忠実な映画なのだろう。秋瑾については、有名な「秋風秋雨 人を愁殺す」という最期の詩ぐらいしか知らなかったが、今度初めて、彼女の人となりや人生が分かり満足している。良家の子女に . . . 本文を読む
1967年のフォークソングで、森山良子が歌ってヒットした。これほど“乙女心”が伝わる歌はないだろう。最後の「だから私に 手紙を書いて~~」のフレーズは忘れられない。
作詞:小薗江圭子、作曲・唄:森山良子
1 この広い野原いっぱい咲く花を ひとつ残らず あなたにあげる 赤いリボンの花束にして
2 この広い夜空いっぱい咲く星を ひとつ残らず あなたに . . . 本文を読む
<以下の記事は2002年2月に書いたものですが、原発の無責任な推進に警鐘を鳴らす小泉純一郎元首相に敬意を表し、復刻します。>
1) 今をときめく内閣総理大臣・小泉純一郎氏について語りたい。一言でいうと、彼は剛直で分かりやすく、親しみやすい人である。 私が某テレビ局の政治部記者をしていた昭和49年(1974年)2月、自民党の福田派(清和会)を担当することになった。 当時、小泉氏は衆議院当選一回 . . . 本文を読む