ジュリアチャイルドって丈夫でいい香りで良く花も付くし、お勧めのバラです。
イングリッシュローズよりも黒点病にもかかりにくいしウィークスローズっていいですね。
窓を開けるといい香りがします。
これから秋の花を楽しんだ後は冬のお手入れを実行しなければ・・。
タイトルはちょっと昔話になります。
今6年生になった長男Rが3歳くらいの話です。
私が会社の帰りに遅くなった時です。たぶん夜の8時くらいだったと思います。
携帯がなり夫からの着信でした。
「どうしたの?」
「Rがいない・・・」
「???どういうこと?」聞くと、裏口のドアが開いておりRがいないとのことです。当時Rはカギを開けれるようになっていました。
2階に夫と次男Hがいて、1階のばあばの部屋におばあちゃんとRはいました。
おばあちゃんは町内の会合に行くことになっていたので、夫に長男を頼み、そっと後を付いてこないように部屋を出て鍵をかけたそうです。
夫が返事をして1階に降りて行くまでの間に長男Rは姿を消して、探しても見つからない夫は私に電話をかけたのです。
状況が飲み込めた私は焦る気持ちを抑えつつ、急いで帰りました。
おばあちゃんの会合にも行きましたがいません。
当時の我が家のすぐ近所には大きな道路があり、道路の左右にはコンビニやファミレスがあります。
更に川も流れており、小さな子供が溺れたり、車にひかれたりと悪い想像は容易にできる上、
夜も遅くなり誘拐や変質者の心配もでてきました。
個人では探すのに限界があると思った私は想像した最悪の事態を避けるためにも、警察に電話することにしました。
夫も警察と聞いて顔が蒼白です。「ただの何処かに行って、探した」という事ではないからです。
警察の番号を震える手で押している間も心配でたまりません。
冷静な警察官の声がもどかしく早く「探します」といって欲しかったのですが、お名前はとか、住所は、年齢は、などの質問が続きます。
「名前はRです」と言ったところで「Rちゃんと呼びますか?」と聞かれました。
はい自分をRちゃんと呼びます、と叫ぶように言ったところ「警察にいます」と冷静な返事が・・。
一瞬頭が真っ白になり、次の瞬間涙が止まりません。
「ありがとうございますっ!!。すぐ迎えに行きます!!」と電話の前でお辞儀をしながらお礼を言いました。
外を探してした夫と合流し警察へ行きました。
そこにはなぜか見知らぬシャツとパンツをはいた長男がおもちゃで遊んでいたのです。
安心すると同時に力が抜けてウルウルしながら長男を抱きしめていました。
聞けばパトカーでここまで来たそうで、Rはパトカーに乗れた事がうれしくて上機嫌でした。
更にその新しいシャツとパンツは警察官の方が買ってくれたそうです。
「うちにも同じくらいの子供がいるからね。お母さん無事でよかったね」と言ってくれました。
ばあばを探して泣きながら歩いていた長男は、お漏らしもしてしまい、服もビショビショで道路を渡りコンビニに行こうとしていたようです。
ばあばと良くいく所だったので探しに行ったのでしょう。
「危ないなぁ・・」と見ていた通り沿いのガソリンスタンドの方が道路を渡りかけたところを保護してくれたのでした。
お漏らしした服も洗濯してくれた上、裸の体にその方の上着を着せてくるんでくれていたようです。
ガソリンスタンドの方は親を探してくれていたそうで、コンビニでも見かけたことがないか、などと聞いてくれ、その時に長男が手に持ったおもちゃを買ってくれたようです。
そして警察に連絡してくれたようです。(裸ではかわいそうと警察官がシャツとパンツを買ってくれたのでした)
しっかりと警察で調書を取った後、その方のいるガソリンスタンドにお礼に行きましたが、早番で帰ってしまわれていたので同僚の方にお菓子を渡し、翌日またお礼に行きました。
人ごとだからと見ていたら長男Rは今頃生きていなかったかもしれません。
自分の子と同じように思ってくれたからRは裸で待たなくて済みました。
もっと言えば夫とばあばの連携の悪さが原因なのですが、こんな些細なことから大きな事になるのだと実感しました。
時々線路に迷い込んで事故になってしまう幼児の話などがありますが、人ごとではないわけです。
私は誓いました、もし長男が立派な人になった時には「ご近所のみなさんのおかげです」と必ず言おうと。
地域のみなさん本当にありがとう。
今起きている事件のいくつかはこんなつながりで防げることも有るのかもしれません。
私も地域のみなさんの一人となっていきたいな・・と思っています。
地域のみなさんありがとう~!!