バービーな翠嵐生活

主婦目線の雑多な日記。趣味、コレクション、子育て、仕事など気軽に綴ります。

ちょっとオタクな独り言

2009-07-22 22:04:21 | 漫画

ウエッジウッドのイヤープレート・・可愛いなぁ・・と思っているうちに落札されてしまいました・・迷ったら負けですね・・。

最近はめんどくさいのでオタクを隠すこともせず、普通のお母さんをしている私・・。

そんな中で名作劇場と名高いハウス劇場シリーズ達。色々好き嫌いはあるとはいえ初期の作品は本当に名作ぞろいです。なんで今頃ですがBSで再放送をしているのでした。

そんな中評価が微妙な作品が「小公女セーラ」
名作劇場としては中期な作品ですが、なぜか子供には「母を訪ねて三千里」よりも受けがいい・・。なぜ?(私はマルコに一話一話にほぼ号泣・・・母になるとお母さんの目線も加わりこんな親孝行な子供が欲しい・・と思ってみたりもしてました・・・

特に水戸黄門的にセーラが大富豪に戻ってからは毎日夫まで楽しみにしている始末。(私も幸せになるくだりは好きですが)
なんとなくセーラに感情移入しきれないこの作品はオープニングの歌からして違います。

今までの作品のイメージに対し、作曲家もなかにしれい先生と歌謡曲より・・。(新しい試みだったのか?)
しかも女性歌手が限りなく演歌よりの歌い方(エンディングもしかり)これはこれでカラオケの時楽しめるって言えばまぁ名曲なんですが・・。名作劇場の・・ロンドンが舞台の小公女・・なぜ演出が演歌っぽいのか・・?

極めつけは最終回の最後に流れる主題歌の歌詞・・・その演歌な歌詞にセーラのアップで終る・・これで終わりなの・・この子は幸せになったのよね?と聞きたくなるような終わり方・・。
インドの召使様がちょっとかっこよかったのが救いと言えば救いかしら・・。

・・と、25年くらい前も思ったであろう疑問が再燃してしまいました。

ぶつぶつ言う母を尻目に娘はセーラが綺麗な服を着ているとなぜかドレスを着ていました。

明日からは海のトリトンです。突っ込みどころは在るでしょうが青春を彩ったアニメです。果たして今の子供は付いてくるのかか?ちょっと楽しみな母でした。

 

 


ドルーピーって知ってますか?

2008-06-19 22:57:57 | 漫画


いい大きさがなくてこのサイズになってしまいました。
ドルーピーは真ん中の犬です。

トムとジェリーの真ん中のアニメと言ってご存知の方も多いでしょう。

しかし以外と知名度が低くこの話題について来てくれるのは一定の年齢の方です。

とはいえ、テックス・アヴェリー(エイヴリー?)のアニメということを知ったのはつい昨日のことです。

私はトム&ジェリーよりも真ん中のこのシリーズを見たかったので再放送の時にこれが挟まっていないトム&ジェリーはあんこのない大福のようでした。

実はドルーピーにそっくりな方が会社にいらっしゃるのですが、共感してもらいにくくて、画像を探していたのでした。

そしたら画像付きのサイトがあったりしてすごく楽しかったです。(DVDになってることも知りました。結構欲しい・・
どんどん昔の物を恋しがるあたり年取ってる気がします・・。

 


万世節に黄金の雨が降る

2007-10-08 22:58:09 | 漫画
(持っていません・・超レアな一品です。レアつながりで貼ってみました)



昨日会社でハロウィンの飾りつけを少々し、ハロウィンについて少し調べてみました。
もとはケルト民族のお祭りで今生粋のハロウィンを祝っているのはアイルランドのみとか、英語圏の行事だけどイギリス南部では17世紀以来廃れてしまってここ10年アメリカ式のハロウィンが行われているんだとか。(イギリス北部では続いています)
ケルト民族の元の行事は暗いヨーロッパの冬を迎える行事みたいで、日本の大晦日とお盆と冬至が合わさった感じでしょうか?(どんなんだ)
英国とアイルランドでは、今なおカブを使っているそうですがアメリカでは刻みやすいカボチャでおなじみのランタンを作ります。日本もアメリカ式の行事で入ってきてますが、アメリカって国にかかると伝統行事が限りなくお祭りになってしまいますね。

さてタイトルは知る人ぞ知る内田善美さんの漫画のタイトルです。

私はこのタイトルの響きとか語感とか大好きです。このタイトルと話の雰囲気はハロウィンじゃいけません。「万世節」これでなくっちゃ。

大体この万世節という名称がたまらない。(昔の日本人はいい漢字の当て方を知ってましたね。)諸聖人の日(ハロウィンの旧称)を万世節と訳すなんてかっこいい!
ま、それはともかく、はかなげで詩的な世界は30年近くたった、(えっ!って感じですが)今でも鮮明に華麗に蘇り美しい語感の響きとともに切なく蘇るのです。

余談になりますが、(この話が載った本は持ってないのです)私の持っている「聖パンプキンの呪文」はアマゾンで9,700円という高値を記録していました。
執筆活動をここ20年以上しておらず、本はすべて絶版になっておりご本人が復刻を望まない為、彼女の単行本は物凄くレアなものになっていました。

30年くらい昔のLaLaや別コミ(タイムリーにポーの一族が載っている)を8年まえまではは持っていて子供が生まれて処分したのですがそのあたりもレアな一品になっていました・・・。聖パンプキンは雑誌ではなかったので処分を免れたのでした。あーとっとけば良かった!と取っといて良かった!意外とまた買えると思っていて二度と手に入らないものって結構あるものですね。

話はそれましたが万世節(ハロウィン)は10月31日。11月1日から冬を迎える節目だったそうです。

色々浸透させようという動きはあるもののなかなか浸透しない行事ですよね。
やはり日本にはお盆という死者が帰って来る行事がありますから仕方ない事だと私は思います。
バックボーンがあってこその行事ですからね。
わたしはぜひ!古代ケルト式の「万世節」に参加してみたいです



ランプトンは語る

2007-09-27 23:55:22 | 漫画
このタイトルはかっての少女達、そして萩尾望都様のファンだった人にはたまらないはず・・なんだけど私はかなり封印していた世界でした。
だって大人になると忙しくって(妖精とかもみえなくなるのも納得)生活はパンパンだわ、彼を作ったりおしゃれしたり、ダイエットしたりであの繊細な世界がまるで陽炎みたいに思えちゃって、なんだかはずかしくなってしまったのでした。
今思うとこの漫画書いたころの萩尾さんは20代後半、ずいぶん大人なような世俗から離れているような方だったと記憶しています。(雑誌やテレビで見た印象ですが)
この漫画といわれてご存知でない方もいると思われますが、漫画をかじった人で知らない人はないと言われたかの名作「ポーの一族」でございます。
ざっくり(ものすごくざっくり・・)説明すると吸血鬼の一族の一話完結形式のシリーズもので、主人公の名前はエドガー、妹はメリーベル、仲間にアラン(私はアラン派でした。)という見た目は13,4の少年達が吸血鬼となってしまった悲劇や人の世の儚さなどを詩的にかつ,叙情的に描いた傑作で、当時小学生だった私はこれはただごとではないと読み漁り、せりふも暗記する始末。

前振りが長引きましたが、そのうちの一つのエピソードのタイトルが「ランプトンは語る」なんですよ。
このランプトンはうちの店の商品なんですが、イギリスからきたコンテナからこの絵(もちろんレプリカ)が出てきたときには数十年の月日が一気に戻ったような、懐かしい友に再会したようなそんな気持ちになりまして、私一人が大興奮!したんですが、若いスタッフに解かるはずもなく、説明してもみんなの暖かい笑顔が返ってきただけだったんです・・・

漫画の中ではランプトンを模写した作品の顔がエドガーになっていてそれを見た人達がエドガーについて語るというような内容でした。

ですからランプトンオリジナルよりもエドガーの顔のほうを私は先に見ていて、後付でこれがオリジナルなのか・・と見た覚えがあります。

そんなランプトンが予期しないところで、しかもイギリスから(ポーの舞台はイギリス)やってきた!
そしていっしょに興奮してくれる友がいたらどんなに素敵だったと思います?
もともとマニアな漫画だから当時でも難しい事なんですけどね。

ということでランプトン(正確にはランブトンと発音するらしいです。ランブトンの肖像というのが正式ですね)で大いに語らしていただいたわけです。

ちょっとスッキリ