衆議院議員 原田義昭Blog

自由民主党衆議院議員原田義昭(福岡5区)が国会での論点、世間で話題になっている事や身近な話題まで率直に論じます。

わが師セラーズ監督、逝く      4月8日(火)

2008-04-09 13:19:15 | Weblog
  一度は書かなければならないセラーズ先生のこと。ジム・セラーズ先生は今年の1月22日アメリカ・オクラホマ州タルサ市で亡くなりました。79才。
  遠く昭和37年(1962年)に遡ります。私は高校3年生でオクラホマ州タルサ市に留学、在籍のトーマス・エジソン高校ではレスリング部に入りました。私が指導を受けたのがレスリング部のセラーズ監督でした。柔道選手だった私の体力とバランスとスピード、いわば私の素質を見抜かれたか直ぐに固有の練習メニューを与え、私も必死にそれを守りました。いつも減量に苦しみながらもレギュラー選手として活躍、学校の名も高めました。州選手権出場を目前にして手の甲を骨折したのが最後となりましたが、公式成績13勝2敗。監督は私の(育てのアメリカ人)父親に「3年間、僕に貸してくれればナショナル・チャンピオンに出来るのだが」と言っていたのをあとで父親から聞かされたことがあります。(当時オクラホマ州立大学は全米一のレスリング校といわれていました。)
  監督は高校の体育教師としてレスリング以外にも多くの運動選手を育てました。最後は同校の校長を務め、多くの人々に慕われた挙句、遂に同校の体育館はその名を大きく冠した“ジム・セラーズ・ジムナジウム”として今に至っています。
  先生は留学生だからか私にはいつも特別に声をかけて下さった。長じて私も何度か里帰り、その都度、先生に連絡していましたが、私が国会議員になったこともことのほか喜んで頂きました。先生の葬儀には本当に多くの人々が参列したと友人から伝えて来ました。
 (シャクレット著『ヨッシーが町にやって来た』を読んで下さい。日記 今年1月20日参照)

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