6月に亡くなられた宮沢喜一元総理の内閣・自民党合同葬が日本武道館で行われました。故人の業績と地位の変遷には目も眩むばかりです。選挙は十何回も勝ち抜き、総裁選や昨日のような人事抗争をその都度乗り越え、閣僚や党役員として野党との論戦を潜り抜け、遂に87年の生涯を終えられた。これに比べれば自分の来し方などはなんと小さいものかとつい思いたくもなるのですが、人生は他のためにあるのでないのですから素直に故 . . . 本文を読む
内閣改造で第２次安倍内閣が発足しました。いつものことながら悲喜こもごも、どっちにしても前のよりは良さそうです。安倍続投じたいにも大きな議論はありましたが、まずは内閣と党の支持率を回復する為には一致結束してことにあたることが必要です。資格はありそうですが私のところまではまだまだ来そうにありません。早晩決まる次なる仕事に向けて私はまた黙々と取り組もうと思っています。 . . . 本文を読む
・古代ギリシャの象徴ともいうべき「パルテノン神殿」は聖なる丘アクロポリスの最も高い位置に立っている。幾世紀にもわたる経験と知恵、古代人の精神性が結集して完成された。今の形は紀元前438年に完成した。この神殿は以後初期キリスト教、カソリック教、オスマントルコのモスクら宗教施設として利用されてきたが、１７世紀末アクロポリスに立て篭もったトルコ軍にベネチア軍が砲撃したことで神殿内部の火薬が爆発し大破 . . . 本文を読む
ホテルから歩く距離にある国会議事堂を訪ねました。元王宮として使われていた建物は町の中心地、派手ではありませんが国民の民主的意思をしっかりまとめる役割を果たしています。今ギリシャ議会は予定を早めた解散（９月１６日投票）で議員は不在、国会議長外交顧問たるルカキス氏ほかが応接をしてくれました。本会議場において挨拶を受け、団長として私から謝辞と日本・ギリシャの友好関係強化の必要性を述べました。議会は１ . . . 本文を読む
ブダペスト市の「英雄広場」は文化施設に囲まれています。「ハンガリー西洋博物館」は一際立派な建物です。「インカ帝国」をテーマに特別展が開かれており、予定を追加して中に入ってみました。１時間ではとても見切れません。常設展、特別展ともに大変充実しており、一度「九州国立博物館」にも持って来たいものだと思いました。
午後ブダペスト発、５時過ぎギリシャのアテネ着。飛行場で日本大使他の出迎えを受け、早速 . . . 本文を読む
有名なドナウ川が悠々と横切っているのがハンガリーの首都ブダペストです。川をはさんでブダ地域とペスト地域が一体となったもので、高台から一望するに中世の都市美を今に如何なく伝えています。ハンガリーの建国は西暦896年、先年その1000年祭を祝ったところです。ハンガリー（マジャール人）は、東欧の国々が殆どそうであるように、我々日本人には信じられないような激しい抗争の歴史、その圧倒的部分は隣国や他民族 . . . 本文を読む
「百燈の街」と呼ばれるプラハは今、中世の趣をそのまま忠実に伝える美しい街並みで、人口100万ある大都市ながら市全体が「世界遺産」に指定されています。プラハ城（フラッチャニの丘）から見下ろすプラハ市内は、オレンジ色の屋根の群れ、聖ミクラーシュ教会の青銅の屋根、ゴシックのカレル橋、穏やかな流れのブルタバ川、そびえ立つティーン教会の２本の尖塔・・・と見渡す限りの一大パノラマを描き出しています。
. . . 本文を読む
中国との議会交流を終え、ここからは議院運営委員会の議会調査団として欧州に渡ります。逢沢議運委員長が調査団長、私は副団長として８人の議員（超党派）とともに実り多い成果を出したいと思います。
早朝青島を発ち北京へ（約１時間）、北京空港からルフトハンザ機でフランクフルトへ（約10時間）、乗り継いで訪問国チェコの首都プラハに着きました（約2時間）。着いたのは北京時間で翌日（20日）の１時くらいになっ . . . 本文を読む
北京を早朝に発ち１時間余東海岸に面する青島（チンダオ）に到着、19世紀から20世紀にかけてはドイツが占領、統治していたことで有名でわが国とも関係が深い。大きな港を持ち大工業地帯でまた観光都市でもあり人口は800万を越える。
直ちに日本人会の役員と懇談昼食会に臨みました。現在1500ほどの日本企業が進出、３千人の邦人が住んでいるとのこと。中国の経済発展とともに日本企業の活動も順調に活動してい . . . 本文を読む
日中議会交流二日目、午前と午後2度に亘って活発な議論が行なわれました。政治、外交、安全保障、エネルギー問題、食品安全問題など論点は多岐に亘り議員外交にしては中身の詰まった会合でした。中国側も準備をしっかりしており、日中両委員長の司会ぶりも要を得たものでした。私も靖国問題などで昨年単身訪中したことから説き起こし、エネルギー問題（日本の省エネ技術を活用すべきこと）、食品問題（情報の共有について透明 . . . 本文を読む