中国毒ギョーザ、毅然たる措置を 2月17日（日）

　　やはり中国からの毒ギョーザ問題はおかしな方向、うやむやになり始めました。日本で何箇所も汚染された食品が発見された、病人も出た、日本での汚染でないことは証明されています。では生産元である中国はどの程度調査したか、どの程度真相解明に努力したか。疑問にも応えず、十分な情報を公開しないまま、今や中国はどこにも責任がないと言い始めました。中国が「決してその非や責任を認めない」ことは私が最初から（日記　1月31日、2月3日参照）言ってきたところですが、これはもはやギョーザとか食品とか消費者とかの問題でなく国民と国民、国と国いわばすぐれて「外交問題」なのです。へっぴり腰で主張したところで相手が応えるはずはない。単純な話、中国食品は危ないので輸入しない、買わない、食べないことです。中国も困るが、日本も困る、これは壮大な我慢比べなのです。それができなければ日本は自らを守ることも出来ない。アメリカからの牛肉BSEのときわが国はどれほど強く頑張ったか、同じ闘いを何故今回できないのか。
　　わが国は今非常に大きなことを学ぼうとしています。食料はやはり自分達の手で作らなければならない、他人にまかせてはならない。これを機に我が国は真剣に食料の『自給』のことを見つめ直そう、「食料自給率なん％」と余りにも軽く扱ってこなかったか。いずれ必ず到来する世界の食料不足に対して今のうちから準備する、その貴重な警鐘を今回貰ったと思えば腹も立たないのではないでしょうか。