福岡県歯科技工士会の50周年大会に呼ばれたのですが、多少準備をしていたので思い切って演説をしておきました。「歯科技工士」とは歯科医師の指示で義歯や入れ歯、差し歯を作る高度な専門職ですが、率直にいって社会的に十分な評価が与えられているとは言い難い。国家試験制度、教育研修制度、歯科医師との関わり、さらには保険適用にあたっての制約等々、取り巻く課題、困難は非常に大きく、この50年、先人たちがこれら死活問題にいかに血と涙で取り組んできたか。これらを打開するには役所(厚生労働省)を動かさねばならないし、そのためには政治力をつけなければならない。決していいこととは言わないが、それが冷厳な現実なのだ。参議院でも当選を目指そう、並行して衆議院に僅か3人でいい、本気の議員を作り上げよう。「本気」とは、金も票も人も「丸抱え」と言うことだ、そうすればその議員が懸命に働き、議員連盟など必ず大きな政治力となり、遂には官僚も動かざるを得ない。いいこととは言わないが、まず政治力をつけよう、それが業界として生き延びるために必要なことなのだ。その業が将来に向けて本当に必要のものなら、また彼らがそれを必死で求めているのなら・・。彼らに些かでも強い刺激を与えることも、政治家としての私の役割だと思ったのです。
最新の画像[もっと見る]
-
日経新聞「鉄道踏切りノン・ストップ論」 5月15日(木) 16年前
-
外務委員長,忙し 5月17日(水) 18年前
-
エネルギー資源大臣と会見 5月2日(火) 18年前
-
何故、私は闘うのか 4月24日(月) 18年前
-
市長選、「カネミ油症患者の会」 4月16日(日) 18年前