衆議院議員 原田義昭Blog

自由民主党衆議院議員原田義昭(福岡5区)が国会での論点、世間で話題になっている事や身近な話題まで率直に論じます。

親鸞聖人に学ぶ                 7月21日(土)

2007-07-22 10:38:57 | Weblog
  今日の新聞(西日本新聞)では浄土真宗本願寺派の大谷光真(こうしん)門主の話が印象的でした。門主はウィーンでの世界宗教サミットに出席されました。
・人間の欲望が拡張すれば必ず他とぶつかる。恨みとか憎しみという感情は際限なく続く。どこかで断ち切る何かを考えなければならない、と発言した。
・本来のイスラム教は対立するものではない、政治に悪用されて対立となっている、と殆どの人が一致した。
・ 元ドイツ大統領ワイツゼッカーさんに何故何百年も仲の悪かったドイツとフランスがうまくいっているのかと聞いたら、「大きなヨーロッパ」という広い枠組みを作る中で一緒に協力してきたと答えられたのが印象的。対立している同士が「大きな枠組み」の中に参加して協力することが解決の糸口だと感じた。
・ 親鸞聖人は難しい書物も書かれたが同時に字も読めないような当時の人々も救われる道を示された。現代もみんな一人の人間としては弱いものを持ち、無理に繕って(とりつくって)生きている面がある。不完全な人間というものをそっくり受け止め、それでいいんだよというところから、持てる力を精一杯発揮していく、弱いもの同士が助け合う可能性もそこから出てくる。・・・・ 

  9月22日から九州国立博物館で親鸞聖人750年大遠忌を記念して『本願寺展---親鸞と仏教伝来の道』が開かれます。(11月18日まで)


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