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「いざ鎌倉!腰越強行突破」’08鎌倉・東京建築紀行 その13“メタボリ”

2008年12月23日 23時48分14秒 | DOCOMOMO
 “メタボ”という言葉が流行っている。40を過ぎ、健康診断の際、胴回りを測定されるようになった。自分はリウマチと狭心症、プラス乾癬という動く病の標本みたいな人間ではあるが、まだメタボではないらしい。

 ところで黒川建築において最も「メタボリズム」を表現しているこの「中銀カプセルタワービル」も相当傷んでいるようだ。外部から見ただけではあるが、それだけでも補修が必要であろう箇所を沢山見つけた。

 エントランス横に内部も見れるユニットの見本が設置されている。

 以前Casa BRUTUSで、この内部を様々な用途にリニューアルした例の特集記事を見た。DOCOMOMO JAPANにも選定されたことであるし、ユニットを新陳代謝させた姿を見てみたい。

「中銀カプセルタワービル」
設計者:黒川紀章 竣工:1972年 東京都中央区銀座8-16-10
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