JA7GOG - 宇宙は生成と衝突破壊の繰り返し

仮説、通説、迷信、誤解、目指せ間違い脱皮。勿論ここにも。
縄文時代、ペルシャ人が岩手で金を製錬。痕跡を探る。

PT境界

2015-08-27 09:38:07 | 北上島地球史
緑色溶岩の噴火時期を知る手がかりはないものかと志戸前川へ。
ここには青緑色の岩があったはず。

田沢湖と同じ風景があります。


大地ノ沢が志戸前川に合流する地点に、

奥に海生生物由来堆積岩の層、かと思いましたが、
その堆積層を灰色の溶岩が溶かして流れ出した溶岩流でした。
その傾斜した溶岩流の層があるのですが暗い。線で示す所。
手前に黒い泥岩の層があり水平に堆積しています。

現在の大陸配置はパンゲア分裂後のものなそうですから、
水平ということは、パンゲア分裂後の地層と考えてよいと思います。
それに接する奥の地層はテチス海の堆積層で、分裂によって傾いた、私論。

シベリアトラップは金属を多く含むそうなので、シンズークの灰色の溶岩はこの時のもの?

二つの層の順番が分かった所で、
灰色溶岩流の層を薄緑色溶岩が溶かしています。


黒の堆積そうに薄緑色溶岩が貫入しています。


黒の層がPT境界後のものとすれば、ターザ噴火は2.5億年前より後となりますが、
次のプルーム上昇によるものか、さらに調査。

大地ノ沢の位置を示しておきます。ここには緑色の岩が多い。


以下ネットより

シベリアトラップ
2億5100万年前のP-T境界頃に200万年以上続いたと考えられる

http://sanriku-geo.com/2014/12/5730/
PT境界の写真があります。

古生代ペルム紀の終わりである2億5000万年前頃に、ユーラメリカ大陸、ゴンドワナ大陸、シベリア大陸などすべての大陸が次々と衝突したことによってパンゲア大陸が誕生し、中生代三畳紀の2億年前ごろから、再び分裂を始めた。

パンゲア大陸は、赤道をはさんで三日月型に広がっていた。三日月内部の浅く広大な内海であるテチス海では多くの海洋生物が繁殖した。

1億8000万年前のジュラ紀になると、南北に分裂し、北はローラシア大陸、南はゴンドワナ大陸となった。両大陸は、更に分裂していった。

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