二つの石は手触りがカサカサで、いかにもチタン合金を感じさせる。
そんな事もあり、黒い石を灰チタン石かと思っていたが、
灰チタン石はその中の金色のものだった。
共通点が多い。色は黒、硬度は5か6、赤の粉ふき、金色の粒を含む。
右
左
一番下の赤茶色の粒が灰チタン石perovskite。
中は、条痕色を見ようと潰した痕。金箔を土で固めたような石だ。
灰チタン石(ペロフスカイト)は変成岩の中 . . . 本文を読む
この石の結晶化風景を見ていると、どこか違うなと感じる。
クエン酸水に入れ過酸化カルシュウムを溶かした後の写真です。
白金がある。
白金が作った空間にキンバーライトから染み出した流体が結晶炭素となるのは、
これまで見てきた通りだが。
CaSだろうか、やや黄色い白い粉の塊。
性質から過酸化カルシウムと思う。
分解温度275°、融点は無い。定まらないということか。
そのような物という意味でC . . . 本文を読む
キンバーライトは表面は酸化して黄色、
中はグレーイッシュブルーもしくはブルーグリーン。
黒もあると思う。
タイトルの二つは、ヒビが入っており一撃で割れた。
左の石、中央の膨らんだ部分にはゲルの吹き出しがある。
左の石
左は表面、右は中。
膨らみの白の帯はゲル。間違いなく入っている。
右の石
鉄が入っていて、濁りの無い透明な黒い結晶の集まり。
紫蘇輝石に結晶があるか調べていたら、こんなサ . . . 本文を読む
いろんな大きさの三角形の板を集めればこんな形になるかもしれない。
表面は、
三角形の微小結晶が光っている。
ボルツの説明は、灰~黒色、粒状ないし微晶質の集合体。
1個でないことは確かだから、ボルツということになるか。
メモ≪
このキンバーライトは地表では酸化して色が黄色くなった「イエローグラウンド」となり、もちろん地下ではグレーイッシュブルーもしくはブルーグリーンの酸化していない「ブ . . . 本文を読む
液体ダイヤモンドが抜ければキンバーライトは軟らかくなるに違いない。
叩いたら劈性があるのか剥がれるように落ちた。
手の平の中で小刻みに叩くと小さな破片も落ちて、現れたのは、三角形。
この形、気になります。下の黒い部分はカーボナード。
ここでも、例に漏れず白金。小さいがかなり入っている。
2013年5月19日「お膳立て」の光景と同じ。
青灰色はゲルと液体ダイヤモンドか。
三角形は、双晶 . . . 本文を読む
カーボナタイト火山弾だろうか。
キンバーライトのようにも見える。
俺は違うぞと言わんばかりに、大量の吹き出物が顔を出している。
右下の十字は八面体を意味しているのか。
液体の流れ出した痕。
何か、沢山入っていそうです。
大きな画面で。
炭素が結晶化で抜ければ石は軟らかくなる。
その理屈通りか、根気よく削れば何か出てきそうだ。 . . . 本文を読む
嫌がるワンコを連れてキンバーライト探しに米内川へ。
この辺はヤマメ釣りに来る人が多く川へ下るのは苦労しない。
岩に光っている所を見つけ、AW100でマクロ撮影。
超塩基性マグマのようです。溶けちまったか。
石コロはファーブルで。真ん中、透明度はいいです。
ロシアの場合で、5トンから1グラムなそうです。
ここでの率は、えーと、ん。10センチから1ミリ。 . . . 本文を読む
実際にキンバーライトを探そうとすると、ネット上の情報では見えてきません。
≪カーボナタイト質のマグマがマントルのかんらん岩中のカンラン石や斜方輝石などと反応することにより、キンバーライトが出来る≫
このまま飛び出してくれば、2013年5月15日「解キンバーライト」の石。
ここでダイヤモンドの結晶が生まれるとカルシュウムは固体となって分離されます。
どんなカルシュウムかは判りませんが、
融点はCa . . . 本文を読む
上部核の鉄は溶けていてサラサラなそうだ。
そこでダイヤモンドが生まれるとすれば、こんな石になる。
液体ダイヤモンドと液体鉄がこね合わされると、
金色の微小三角形が光っている。
2900Kmの旅、時速何キロで飛び出してきたのだろうか。
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写真だけが頼りの河原鉱物学。洪水玄武岩かと思ったこともあるが、
カーボナードということにしよう。
青も、オレンジも、透明も、同じ物に見える。
こちらの石は、スチュワータイト・クラスターの様でもありカーボナタイトの様でもあり。
核マントル境界で溶けて固まれば上の石になる。
ちょっと青いし、溶けた玄武岩が入っていてもおかしくない。
とすれば洪水玄武岩か。 . . . 本文を読む