(セ・リーグ、巨人3-6ヤクルト、2回戦、ヤクルト2勝、31日、東京ドーム)巨人は新加入の村田らの適時打で先制したが、七回のピンチで投手陣が粘れず、ヤクルトに逆転負け。原巨人は09年以来となる開幕2連敗スタートとなった。
前日の開幕戦で屈辱の2安打完封負けを喫した原巨人。初勝利に向けて奮起したい打線は三回、主軸が繋がりのある攻撃を見せた。一死二塁から坂本が左中間真っ二つの適時二塁打で、今季チーム初得点を挙げ先制した。続く長野がヤクルト先発の村中が投じた高めの甘い球を見逃さず、右翼線に適時二塁打。さらに二死一、二塁から村田が左翼線に移籍後初の適時打を放った。巨人が3本の長打で3点のリードを奪った。
開幕2戦目の先発を任された沢村は打線の援護を受け、五回まで好投を続けた。しかし六回、田中に2ランを浴びると続く七回、宮本の犠打とふたつの四球で一死一、二塁としたところで降板。
七回一死一、二塁で先発の沢村に代わり登板した2番手・久保は、相川に四球を与え満塁のピンチを招き、雄平は三振に斬って取ったものの、田中へ押し出しの四球で同点に追いつかれた。巨人は竹内の場面で山口を投入。ここで登場した代打・飯原に2点適時打を浴び、5ー3と逆転を許した。
投手陣が一気に崩れ先制リードを守れなかった巨人は09年以来となる開幕2連敗。先発・沢村は6回1/3を4失点で負け投手となった。
タレントの優香さんが31日、9年間司会を務めた情報バラエティー番組「王様のブランチ」(TBS系)を卒業し、エンディングで「毎週土曜の朝からここにこれて幸せでした。ありがとうございました」とあいさつし、感極まって声を詰まらせた。
「王様のブランチ」は96年に放送をスタート。司会は、田中律子さん、さとう珠緒さん、寺脇康文さんが歴任し、現在は谷原章介さんと優香さんが担当している。優香さんは、03年4月から、番組の3代目女性司会者として9年間出演した。
優香さんは森山愛子さんや英玲奈さんら卒業するリポーター陣とともに花束を受け取り、「本を読むようになったのもこの番組のおかげでした」と振り返りった。(毎日新聞デジタル)
(セ・リーグ、巨人3-6ヤクルト、2回戦、ヤクルト2勝、31日、東京ドーム)巨人は新加入の村田らの適時打で先制したが、七回のピンチで投手陣が粘れず、ヤクルトに逆転負け。原巨人は09年以来となる開幕2連敗スタートとなった。
前日の開幕戦で屈辱の2安打完封負けを喫した原巨人。初勝利に向けて奮起したい打線は三回、主軸が繋がりのある攻撃を見せた。一死二塁から坂本が左中間真っ二つの適時二塁打で、今季チーム初得点を挙げ先制した。続く長野がヤクルト先発の村中が投じた高めの甘い球を見逃さず、右翼線に適時二塁打。さらに二死一、二塁から村田が左翼線に移籍後初の適時打を放った。巨人が3本の長打で3点のリードを奪った。
開幕2戦目の先発を任された沢村は打線の援護を受け、五回まで好投を続けた。しかし六回、田中に2ランを浴びると続く七回、宮本の犠打とふたつの四球で一死一、二塁としたところで降板。
七回一死一、二塁で先発の沢村に代わり登板した2番手・久保は、相川に四球を与え満塁のピンチを招き、雄平は三振に斬って取ったものの、田中へ押し出しの四球で同点に追いつかれた。巨人は竹内の場面で山口を投入。ここで登場した代打・飯原に2点適時打を浴び、5ー3と逆転を許した。
投手陣が一気に崩れ先制リードを守れなかった巨人は09年以来となる開幕2連敗。先発・沢村は6回1/3を4失点で負け投手となった。
(オープン戦、ロッキーズ3-5レンジャーズ、30日・スコッツデール)レンジャーズのダルビッシュ有投手が、前回登板の紅白戦(25日)から初の中4日で、初のナイター登板。6回を投げ、ジアンビにメジャー初の本塁打を打たれるなど3失点も、6被安打、2四死球で毎回の11三振を奪い、オープン戦初勝利を挙げた。
初回は先頭のスクータロに四球を許し、盗塁で無死二塁。2番・ファウラーを真ん中154キロで空振り。3番のC・ゴンザレスを149キロのツーシームで空振り、4番・トロウイツキーを外角低めの154キロで見逃しと、3者連続三振で上々の立ち上がりをみせた。
しかし二回、先頭のヘルトンに2-0からの148キロを弾き返され左越えの二塁打。続くジアンビにも2-0とし、内角の149キロを右翼席に叩き込まれる2ランを被弾。メジャー初本塁打を浴びた。
三、四、五回は、四回二死からにジアンビにシフトを敷いた狭い二遊間を痛烈に破られる中前打を打たれただけの危なげない投球。六回先頭で右前打の2番・ファウラーに盗塁され、久々に得点圏に走者を置いた。
C・ゴンザレス、トロウイツキーの3、4番をともに3打席連続三振で二死としたものの、暴投で三進され、ヘルトンに左前に適時打を打たれ3点目を献上。
ジアンビに3安打目となる左線への二塁打、カダイヤーに死球で二死満塁のピンチを招いたが、パチェコは大きな中飛で切り抜けた。
ここ数試合定まらなかった制球も安定し、四球は初回の1つ。今後はマイナー相手に1試合登板予定で、公式戦デビューとなる4月9日(日本時間10日)本拠地のマリナーズ戦に挑む。
◇プロ野球開幕戦 巨人0―4ヤクルト(2012年3月30日 東京D)
2012年のプロ野球公式戦が30日、全国各地で華やかに幕を開けた。東京ドームの巨人―ヤクルト戦の試合前には、前田敦子(20)、大島優子(23)らAKB48のメンバー16人が国歌斉唱の大役を務めた。また、ソフトバンク―オリックス戦が行われたヤフードームではSMAPの中居正広(39)が、中日―広島戦が行われたナゴヤドームでは女優の武井咲(18)が始球式に登場するなど、開幕戦に花を添えた。
たっぷりと情感を込めて歌い上げた。白いブレザーと濃紺のミニスカートに身を包んだAKB48のメンバーたち。「卒業」を発表した前田敦子、大島優子らは国歌斉唱という大役で、厳かな雰囲気が漂う開幕戦を艶やかに盛り上げた。
「夢である東京ドームで国歌斉唱ができてうれしく、誇りに思います。開幕戦という素晴らしい雰囲気の中で、歌わせていただいていいのかなと思いましたけど、場内から温かい拍手をいただいてうれしかったです」
高橋みなみ(20)は上気した顔で感慨深げに振り返った。
06年10月にメジャーデビューした際、AKB48公式ブログのタイトルは「TOKYO DOMEまでの軌跡」と付けられるほど、メンバーにとって東京ドームは夢の舞台だった。23日にさいたまスーパーアリーナで行った公演時には、初の東京ドーム公演を開催することを発表(日程は未発表)。サプライズを知らされていなかったメンバーは涙を流して喜んだ。その本番を前に期せずして訪れた夢の舞台。「感慨ひとしおです。ここでコンサートするんだとしみじみ思いました」。高橋は初のドーム公演に思いをはせた。
AKB48は東京ドームを埋めた野球ファンをも魅了した。本番の公演では、この日の経験を生かし、最高のパフォーマンスを自分たちのファンに届ける。