サンフランシスコ編

＜旅行期間＞
1998年7月10日～7月18日（9日間）



友達が出張でサンフランシスコのホテルに長期滞在していたので、
誘われるままそこに転がり込み、短い間だったが、
坂の多いサンフランシスコの街やその周辺を旅した。

行ったところは、バークレーあたりやソノマ・バレーのワイナリー、
ゴールデン・ゲート・ブリッジ、フィッシャーマンズ・ワーフ、
チャイナタウン、シリコンバレー、ヘイト＆アッシュベリー、
ユニオンスクエア、それに、サンフランシスコ現代美術館など。

人々の明るい笑顔と、朝もやと、クリーンな雰囲気が印象的だ。
ケーブルカーのある風景がとてもいい。

ユニオン・スクエア近くのバナナ・リパブリック・ショップのレジで、
鼻ピアスの店員からいきなり「バッグを見せて」と言われ、
こんなところで荷物検査？！とドキッとしたものの、
「これ、いいね。どこの？」と興味深げにチェックされただけだった
（「おさがり」に近いもらいものだったので、うまく答えられなかったが）。

空の晴れわたった夏でも、風は冷たく乾燥していて、
リップ・バームを塗りつつ歩いているビジネスマンを見かける。

手をつないで歩いているゲイのカップルもここでは珍しくない。

友達の仕事も兼ねて連れて行かれたシリコンバレーで、
記憶とテクノロジーの問題についての女性デザイナーの講演を聞いたり、
ヒッピー文化が色濃く残るヘイト＆アッシュベリーでアロマショップや
60年代そのままの中古LPレコード店やサイケな古着店に行ったり、
疲れると、街中いたるところにあるスターバックスで
カプチーノを飲んだりetc.…。

刺激的で、快活で、さわやかな空気の漂う街だった。