世界選手権といえば、忘れてはいけないのが、ロンジン・エレガンス賞
「もっともエレガントだった選手」ということですが、どうやら・・・
・個人総合の決勝で大きなミスなく演技した選手
・地元に花をもたせることも多い
・基本的に美男美女
・記者らによる投票で決まる
昨年までの受賞者↓
もうほとんど引退してしまいました
リベラ以来、黒人系の選手がいないので、ラルデュエやフランス女子はチャンスかもしれません(オリンピックにこの賞はありません)
世界選手権(10月2日~8日・モントリオール)では、初日からケガ人が続出していますが、中国メディアは特に「ゆか」が問題だと指摘しています
・騰迅
会場で見ていた人物によりますと、ゆかに亀裂やズレが発生し、きちんと設置されていなかったもよう。2日目の男子予選が終わるまで、この状態だったとしています
(2日目)第4組で演技したベルホフスタッド(オランダ)は演技のやり直しを要求し、認められました。この2回目の演技の得点により、ゴンザレス(チリ)が予選通過ラインから落ちる結果に(これで納得せず、ゴンザレスはその後アピールし、ゆか決勝が9人になったようです)
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器具が原因とも言い切れないケガもあると思いますが、ゆかに関しては、「世界選手権のような大会でこうした問題のある器具を使うとは嘆かわしい」としています。中国語では、今回のジムノバのゆかを「豆腐」にたとえています・・・豆腐て・・・
世界選手権(10月2日~8日・モントリオール)の練習中に足を痛めたアンドラーデ(ブラジル・18)は、結局棄権しました
・globo
1日、本会場練習前のウォームアップ中に負傷。右ひざのじん帯断裂と診断され出場を断念し、手術を受けるそうです。2015年にも同じ箇所を手術しています。「この大会のために一生懸命練習してきたのに、残念」と話しています
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アキレス腱断裂で棄権したヨルダケ(ルーマニア・21)は、最初の種目であるゆかのウォームアップ中に負傷したようです。ウエアのまま車いすで退場したと伝えられていますが、詳細不明
また、決勝進出をのがしたポノル(ルーマニア・30)は予選を終えて「もう体操から去ってもいいかな、という気持ち」と、引退をほのめかす発言をしたようです
以上、暗いニュースでした・・・
世界選手権(10月2日~8日・モントリオール)女子予選の決勝進出状況
<日本>
村上茉愛 個人総合、平均台、ゆか
杉原愛子 個人総合
寺本明日香 平均台
宮川紗江 跳馬
<米国>
スミス 個人総合、ゆか
ハード 個人総合、平均台
ロックリア 段ちがい
キャリー 跳馬、ゆか
<中国>
王妍 個人総合、跳馬
范憶琳 段ちがい
劉婷婷 平均台
羅歓 段ちがい
<ロシア>
エレミナ 個人総合、段ちがい、平均台
メルニコワ 個人総合
パセカ 跳馬
イリャンコワ 段ちがい
日本もまったく見劣りしません中国、ロシアはゆかで決勝へ進めませんでした。
日本は平均台で2名が決勝へ。「計算上、日本は平均台が強い」というデータはけっこう当たっていた(→過去記事「日本、じつは平均台が強かった!」
世界選手権(10月2日~8日・モントリオール)は4日、女子予選後半を終えました
<女子個人総合>
1. 村上茉愛 55.933
2. スミス(米) 55.932
3. ブラック(カナダ) 55.766
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9. 杉原愛子 53.265
<平均台>
1. アルト(独) 13.533
2 ハード(米) 13.500
3. シェーファー(独) 13.433
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5. 寺本明日香 13.333
8. 村上茉愛 13.200
何と村上茉愛が予選首位で決勝へ0.001点の差ですが、首位は首位です
種目別でも、段ちがい平行棒をのぞく3種目で日本は決勝に進みました(平均台は2人)
村上は「4種目ほぼノーミスだった数少ない選手の一人」だったもようです。
・FIG
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ヨルダケ棄権のルーマニアはポノル、クリサンの2人で臨みましたが、予選落ち。
ルーマニア女子はいろいろと終わっている感じがします・・・