リチャード・クレイダーマンといえば、「ニュー・イージーリスニング・ミュージック」
として80年代を代表するミュージシャンであり、「ピアノの貴公子」とも呼ばれていた。
「リチャード・クレイダーマンの世界」は、そんな彼の集大成的なアルバム。
VOL.3となるこのアルバムは、「渚のアデリーヌ」や「午後の旅立ち」といった彼の代表
曲ではなく、70~80年代にヒットしたポップスで構成されている。
収録曲は「ヘイ・ジュード」(ビートルズ)、「素顔のままで」(ビリー・ジョエル)、
「イエスタディ・ワンス・モア」(カーペンターズ)、「ダンシング・クイーン」(アバ)、
「愛はきらめきの中で」(ビー・ジーズ)・・・・など。
ピアニストの演奏は誰も同じに聴こえるが、
クレイダーマンの音楽は弾き方のクセというか独特なものがあり、
初めて耳にする曲でもクレイダーマンの演奏だとすぐ分かるところが凄い(^_^;;