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長田百合子と谷川栄子の健康ブログ

カラダとココロを守る健康術満載! 主婦も必見!

年中行事は大切にしたいですね

2012-12-26 08:00:12 | ライフスタイル
  

  

クリスマスも終わり、今年もいよいよ残すところ
あとわずかとなりました。
皆様、さぞお忙しくお過ごしのことと思います。

拭き掃除には重曹、磨きの仕上げにはクエン酸と、
いろいろグッズも豊富な今日この頃ですから、
大掃除も昔に比べればずいぶん楽になりました。
おせち料理やお酒・果物など、食事の準備もありますし、
他にもお花やお正月の飾りなど、いろいろ準備もありますね。

このところ冬至・クリスマスと行事も多く、
ゆずやツリーなど、いろいろな飾りや品物をお使いのことと思います。
先日、飛騨の方へ伺う機会があり、地元特有の花餅や列車駅での
駅員さんのコスプレによる送迎など、名古屋では見られない、
珍しいものを見せていただきました。

これからもお正月・七草がゆ…等、盛り沢山ですが、
こうした年中行事は、日本古来のものや地元特有のものも多く、
また、生活の知恵や風土や季節の理にかなっているもの。
ぜひ大事にして、子や孫など代々伝えていきたいですね。
子どもたちがそこから学ぶことは、決して小さくないはずです。


霜葉は二月の花よりも紅い…

2012-11-28 12:50:08 | ライフスタイル
    


山行  杜牧

遠上寒山石径斜
白雲生処有人家
停車坐愛楓林晩
霜葉紅於二月花


山行(さんこう)  杜牧(とぼく)

遠く寒山に上れば 石径斜めなり
白雲生ずる処 人家有り
車を停めて 坐(そぞろ)に愛す 楓林の晩(くれ)
霜葉は二月の花よりも紅なり


遠く、もの寂しい山に登っていくと、石の多い小道が斜めに続いている。
そして、はるか上の白い雲が生じるあたりに、人家がある。
車を止めて、気のむくままに夕暮れの楓の景色を愛でてながめた。
霜のために紅葉した楓の葉は、春二月に咲く花よりも、なおいっそう赤かった。
(石川 忠久訳)


有名な晩唐の詩人、杜牧(803-852)の五言絶句の詩です。
特に最後の「霜葉は二月の花よりも紅なり」は、
よく引用される一節です。

それは夕映えの紅葉の鮮やかさを詠みながら、
人生の晩秋、老年の若者には負けないぞという
気概のようなものを感じさせることから、
現代ではそうした形容として用いられることも
しばしばあるようです。

今朝の真っ赤に染まった木々の葉っぱを観ながら、
ふと、きみまろさんじゃないけれど、
中高年、もっと頑張って若者の前を行こうよ、
って思いました。

「先生」とは・・・(長田百合子)

2012-11-06 08:19:38 | ライフスタイル
私の実家は飛騨地方。
そのほとんどの家が当時「三ちゃん農家」と呼ばれた兼業農家。

三ちゃんとは祖父母と嫁のことで、
自分の家族が食べられるだけの米と野菜を作るというのが
ほとんどの家の定番だったのです。

どの家も貧乏で、太った人などほとんど見かけませんでした。
もしもそんな人が居れば、
「あそこは相当陰で儲かっているぞ」と陰口をたたかれたでしょう。

両親も含めて大人たちは皆、せっせと働いていましたが、
特にお年寄りは本当に遅くまで畑で働くので、
栄養不足のせいがあったかもしれませんが
腰の曲がった人が本当に多かったです。

最近見かけないので「あの人どうしたの?」と聞けば、
つい最近亡くなったなんて話をよく耳にしました。

無理してぎりぎりまで働くので、
寝込むようなお年寄りが極めて少なかったのです。
もちろん、痴呆老人は一人も居ませんでした。

物忘れはひどくなったとしても最後までしっかり働いていたから、
無理なく敬服できました。

ほとんどのお年寄りが特に旅行も行かず、
いい物も食べず、
体力のギリギリまで働き続けて、
可哀想なくらい貧しいまま亡くなっていきました。

私が「老人」と呼ばれるようになったら、
ああいう昔のようなカッコイイお年寄りになりたいと心に決めています。

特に旅行にも行かず、
特にいい物も食べず、
最後まで誰かの役に立てるように働き続けていきたい。

食べることにガツガツ精を出すような、
とぼけた老人にだけは絶対になりたくない。

いつまでも理性的で向上心を持って、
死ぬまで若者の手本になれるような生き方をしなくちゃいけない・・そう心に決
めています。

人間はみんな、年下の人たちの手本になって生きるのが当たり前です。
1つでも「先」に「生」まれたら、
みんな「先生」にならなくちゃいけない・・そう自分に言い聞かせています。

家族を大事にできない者は認めてもらえない(長田百合子)

2012-10-12 06:13:19 | ライフスタイル
私の経営する会社・塾教育学院の教室の周りを、
新聞広告に一切頼らず、
一軒一軒挨拶回りしていた生徒募集の営業活動は
会社創立後、およそ20年間で打ち切りました。

毎日と中日新聞社のコラムを開始したすぐから
メンタルケアをメディアが盛んに取り上げるようになり
家族の問題解決がとんでもなく忙しくなって
教室を新たに開設するような時間が無くなってしまったのです。

280軒以上も開校したんだし
各教室の先生が責任もって生徒の面倒を見ていて下さるのだから
学習塾の拡大事業は休止して
本格的に家族問題の解決に力を入れようということになりました。

この頃の私は、本当に大忙しでした。
メンタルケアの現場に行くときは、必ずと言っていいほど
フジテレビ、テレビ朝日、日本テレビのいずれかの報道陣が同行していました。

5年間以上もの長き期間にわたり、
大手民放三局の夕方のニュースにレギュラー出演するということは
なかなかテレビ局でも異例なことだと各局のデレクターが仰っていました。

ところで、そんな彼らの中で、
私への評価で共通するものがひとつありました。

それは「長田自身、ちゃんと母ちゃんをやっている」という、とてもシンプルなもの。
そこがニュースで全国に向けて訴える一番の信用性になっていると、
彼らは口を揃えて言いました。

男は、男として、主人として、父親としての責任を果たしているかどうか・・
女は、女として、妻として、母親としての責任を果たしているかどうか・・

いくら仕事の腕が良くても、
家庭内の与えられた立場の中で
当たり前の責任を当たり前といった気持ちで果たしているかどうか
けっこう人は厳しい目で見ているんだなということを、
メディアを通して教えて頂きました。

写真は、
怪獣と戦っていない時
母ちゃんの弁当作りをせっせと手伝う
健気なウルトラマンくんです。(笑)

『ターシャ・デューダーの言葉 特別編 生きていることを楽しんで』より

2012-10-05 01:23:07 | ライフスタイル
最近ふと見た再放送のテレビで知って
何冊か買ったうちの1冊、
『ターシャ・デューダーの言葉 特別編 
生きていることを楽しんで』
(2006年12月,株式会社メディアファクトリー)
の中からの言葉です。

 若い人には、挫折や失敗、思い通りに行かないことがあっても、
 自信をなくしたり、悲観したりしないでと言いたいわ。
 世の中は動いているんですもの。あきらめてしまったらそれまでよ。
 それより、世の中にある良いこと、
 楽しいことをつかむ努力をしてほしいわ。
 昔から言うでしょう? 何もしなければ、何も生まれないって。
(前掲書p.6)

 生きていれば、落ち込むこともあります。
 状況を好転できると思ったら、ぜひ努力すべきです。
 でも、変えられないなら、
 それを受け入れて歩み続けるしかありません。
 何があっても「生きていることを楽しもう」という気持ちを忘れないで。
(前掲書p.156)

 「美は、見る人の目の中にある」と言います。
 醜い考えを排し、そばにいる人に愛を施し、
 思いやりのある行動をとっていれば、
 それを見る人の目には、あなたの周囲が美に満ちている、と映るでしょう。
(前掲書p.150)


当時91歳のターシャ、今ある自分を受け入れ、
その中で前向きに努力し、そして楽しもうという
知恵と工夫に満ちている言葉に敬服するとともに、
そうした姿勢を持つ彼女は、周りにいる人々を
とっても幸せにしているのではないかと思います。
ぜひとも、見習いたいものですネ!