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ほんわか亭日記

ダンスとエッセイが好きな主婦のおしゃべり横町です♪

美人多し

2016-11-20 | 旅行
2016年11月20日(日)

今日は、ダンスの友人Kさん、Yさんと、房総への旅行。
半年ほど前にKさんのご主人がOBの会社の保養所を社員値段で借りられた旅行と
同じで、今回もKさんが車を出してくれました。(^^)
三人で、わいわい話ながら行く途中で、交通安全の看板を見つけたわ。
「美人多し 脇見運転 注意」ですって。
これって、おかしくない・・?と、反対意見噴出。
「わざわざ、美人が多いって言うなんて、脇見運転をさそっているようなものよ!」
と、意見が一致したけれど、ウィステが、それならと、
「不美人ばかり 脇見運転 ムダ」
という意見を出したら、却下。
「地元の女性から、抗議が殺到するわよ」
だそうです。それもそうか・・。(^^)

そんな美人の産地を通って、無事に海が見えてきました。
家々の垣根に、マキが多くなると、思い出します。
ここは、学生時代に、友人と来た、友人の田舎に近いところ。
「この辺は、垣根は、マキなのよ」
とか、離岸流というものがあって、地元の人だと、あっという間に沖に
攫われても、「一回りして、戻ってこい~」と、騒がないこととか、
小さかった友人が、あっという間に海に落ちて、お姉さんのお友達に
引き上げてもらったこととか・・。
そんな会話をしてから、50年近くかあ・・と、しみじみ。

さて、今回の保養所も、綺麗で、泊り客は、三組だけというゆったりさ。
食堂で一緒になった一組は、4人の女性たちで、いかにも、社宅時代から
数十年のお付き合いといった風情で、楽しそうにおしゃべりしていたわ。
ウィステたちは・・・、
Kさんのお宅が、よく下さっていたブドウの棚を取り払って、その辺りに
アパートを建てて、その後の話とか・・。
Yさんが、高齢のお母さんのところに通うので、ダンスサークルをお休み中とか・・。
大変だけれど、近くの妹ばかりに頼るのもいけないし・・と。
ウィステは、競技ダンスを始めるよ~と、宣言したり・・。
美味しいワインを頂きながらね。名前は、「ロミオとジュリエット」
スーパーの特売コーナーにあったんだけれど、ダンス話にぴったりの
ワインだったわ。(^^)










千円札

2016-11-19 | 日記
2016年11月19日(土)

土曜日のダンスサークルに、午前中の外出先から、直接、行くことにした。
そこで、お昼は簡単に済まそうと、公民館の近くのコンビニで、おにぎりを買って、
車内で、ちゃちゃっと食べることにした。
エンジンを止めて、CDをかけながら10分ほど。
それで、お終いで、さて、公民館に行こうと、エンジンをかけたら・・・、
かからない!
ク、ク、クと音がするだけで、かからない!
アイコンが、薄く色づくだけで、黄色い輪は、見えるけれど・・。
バッテリーが上がったか・・?
エンジンを止めて、CDを聞き続けたのが、悪かったのか・・?
いざとなったら、歩いて公民館まで行けば、お仲間がいるしと、心を励まし、
少し間を置いて、エンジンをかけたら、かかった~♪
なんとか、公民館の駐車場に着いて、ほっ。(^^)
サークルの方たちに、
「酷い目にあった~」と、話したら、
「バッテリーだろう。寒くなってきたから、替えないと、危ないよ。
今の車、交差点なんかで、止まったら、どうにもならん」
と、言われ、ぞ~・・。

帰りにさっそく、車のディーラーに寄ることにしたけれど、途中で止まったら
怖いので、同じ方面の友人が付いて来てくれた。
ディーラーさんの整備の方に、事の次第を話すと、
「今は、コンピューターで、不具合発生の経過も調べられますから」
と、調べてくれた。
おしゃべりしながら待つこと、しばし、・・・。
結論として、不具合発生の痕跡は、無いそうで、バッテリーも問題ないそうです。
整備士さんの推理では、
ウィステが止まった時、ギアをドライブのままにしていた・・・。
⇒その状態でエンジンをかけても、かからない。(←あの黄色い輪っかのマークは、警告か!)
⇒パニックになって、なんどもエンジンをかけている間に、ギアを、パーキングに戻す。
(←そういえば、かすかに、そんな記憶が・・・)
⇒エンジンが、かかる・・・。(^^;)

整備士さんが言いにくいことを、友人が、はっきり言ってくれました。
「結局、操作ミスということですね」
お恥ずかしや・・・。(^^;)

でも、でも、良いこともあったもの~・・。
サークルで、バッテリーかもと、話していた時、みなさんに教えてもらった。
そういう時は、千円札を手に持って、コンビニに入って、
「バッテリーが上がったので、どなたか、協力してください~」
って、言うと、すぐ誰かが助けてくれるよ、と。
道端で止まってしまった時に、手を上げても、みんな通過してしまうのに、
孫ちゃんに千円札を持たせて、手を振ったら、一発で止まってくれた・・とか。
そうか、千円札かと、万一の場合の情報を教えて貰ったのが、せめてもの収穫でした。
でも、来週、心配してくれたみなさんに、結果を報告しなければなりません。
あ、あ、あ・・・。(^^;)


*二日ほど、また、友人たちと旅行に行ってきます。
 その様子は、帰って来てからね。








クリスマスのブローチ

2016-11-18 | 日記
2016年11月18日(金)

今日も、ラウンドダンスの帰りに、お蕎麦屋さんへ。
今日も、お蕎麦屋さん、混んでいたわ。商売繁盛で、何よりです。(^^)
お蕎麦を待ちながらの会話は、流行を押さえた、PPAP。
あのピコ太郎さんの、「ペン・パイナップル・アップル・ペン」。
それくらいは、ウィステでも、知っていますが、Tさんは、そのダンスの
手のアクションをやって見せるんですよ・・・。
「ペン・パイナッポ―・アップル・ペン」って・・!
なんというか、ご披露する前に、家で練習していたであろうTさんを
想像すると、若いというか、・・・どんなダンスでも、ダンスといえば、
ここまで練習するというか、とにかく、ガッツがありますよ。
ヒョウ柄は、時々着ているし・・。(^^)

しかも、それでは終わらない。それを真似たどこかの芸人さんの真似まで・・。
ディス イズ ア パン。
ディス イズ ア ティー。
(くっつけるアクションがあって)
パンティー! 
ですって。
いえ、いいんですけれどね、お昼の込み合ったお蕎麦屋さんの店内ですからね・・。(^^;)

ラウンドダンスの後、ウィステは、スーパーへ行って来た。
クリスマスパーティに出ることになって、急速に、クリスマスらしいブローチを
つけたくなったウィステ、スーパーのお店を見て回ったわ。
あちこち、クリスマスの飾りが始まっていたけれど、クリスマスっぽい
アクセサリー類は、まだ出ていない。
まだ、1か月も早いからねえと、ファストファッションのお店に入ったら、
アクセサリーコーナーに、クリスマス・リースのブローチが、ありましたよ~♪
もう3週間待ったら、もっといろんな種類がでてくるかもしれないけれど、
お値段も安いし、見かけは、お値段以上だし、これ、これ~と、ゲット♪
こういうのは、早い=気が早いというのよ、手が早いじゃなくてね。(^^)






自動運転

2016-11-17 | 日記
2016年11月17日(木)

朝ご飯の後、歯を磨いていたら、あら!?ペパーミント色の毛糸のチュニックに
赤紫の汚れがついている。そう、ブルーベリージャムを零したんだった。
慌てて、脱いで、つまみ洗いをしたけれど・・・。
このチュニックに零したのって、もう2度目。
最近、食事するときに、何かを零すことが増えてきたよ。(^^;)
チチも、年取ってから、よくシャツに食べ物を零していたっけ。
う~む、ちょっと嬉しくない。
最近は、ゆ~ちゃんも、み~ちゃんも、エプロンをせずにご飯を食べるように
なったというのに、・・・とほほです。

今日の洋裁教室では、高齢者の車の事故が話題になった。
先日の高齢女性が、病院の駐車場ゲートを突き破った事件、実は、チチも
同じようなことがあったんだ。幸い、飛び出した先に人は、おらず、
ゲートの棒の弁償だけで済んだけれど、ラッキーだったんだと、ひやっとしたわ。
真面目に生きて来ても、一瞬の事故で、テレビで、全国的に、「女」って、呼ばれるように
なってしまうんだ・・・。老婆でないだけ、ましかな・・。
と、そういう問題では無い。
この街では、運転出来なくなった時を見越して、買い物は、
ネットスーパーや生協が頑張っているし、実際のスーパーも近いしで、
老人のための生活基盤は、かなり整っていると思うけれど、大きな病院には、
やはり、車が便利だしなあ。
それに、運転出来なくなると、行動範囲、交友関係が狭まってしまう。
(例:ダンスサークル・・。Yさんにとっては、洋裁教室)
それこそ、認知症になり易い・・・と、みんなで、ぶるぶるしました。
そこで、「自動運転」です。
だんだん実用化されるし、ウィステたちが、かなりぼ~っとなったころには、
値段も安くなっているはず。
だから、ぼ~っとなるのは、安くなってからよ、それまで頑張りましょうと、
みんなを鼓舞しましたよ。(^^)



「コンビニ人間」

2016-11-16 | 読書
2016年11月16日(水)

今日は、11月の読書会。本は、村田紗耶香「コンビニ人間」でした。
今日は、Tさんが、車で、Iさん、Hさんといらして、
集会所の中のコンクリートの道に駐車したので、おや?と、
思ったら、味噌づくりの会のお食事会の帰りだったそうで、読書会は、
まずは、ブラウス、ジャケット、ふわふわスカートのTさんの
おしゃれについての話から、始まったわ。

そうそう、持ち寄りおやつ、先月末から今月頭にかけて、Iさんと
Mさんが、それぞれ広島に行かれたそうで、お土産の紅葉饅頭が
二つ並びました。(^^)

さて、「コンビニ人間」について。
この作品は、第155回芥川賞受賞作品で、作者の村田紗耶香さん自身、
現在もコンビニで働いているそうです。だから、コンビニと言う職場を
隅々まで知っていて、生き生きと描けているのでしょうね。
新聞の切り抜きで見せて頂いた村田さんは、綺麗な方でしたが、
変人ぞろいであろう作家の方々から、「あの人は、変わっている」
と、言われているそうで、きっと、主人公、古倉恵子と重なっている
部分があるのでしょうと、みなさんが、推理していました。

主人公、古倉恵子は、「(今の社会で)普通に振舞う、普通に感じる」
ということが分からない。
空気を読み、みんなと同じ行動をし、一緒に喜びあう、悲しみあうことを、
母はなんとかして教えようとしたけれど、ダメだった。
子供のころは、「喧嘩を止めるには、一方の男子を棒で殴り倒せば、簡単じゃない」
と、行動してしまった。
大人になると、姉思いの妹が、自分の子供を泣き止ませようとしている姿に、
「子供をナイフで刺せば、簡単に泣き止むじゃない」
と、思うが、行動しない分だけ、成長した・・。
その時の彼女の眼は、想像するだに恐ろしく、妹がその眼に気づかなくて、ほっとした。
家族の支えでも、中味は、まったく変わらなかった主人公だけれど、
彼女から見れば、訳の分からないルールに縛られ、効率的な解決策を
とらない、この社会のほうが、謎なのだろう。
主人公は、この社会を生き抜いていくために、周囲の真似をし、妹の助言に従って、
普通の人を演じ続けていく。その天職のような場所が、コンビニだったのだ。
しゃべること、笑顔、行動、すべてが、マニュアルできちんと決められているコンビニで、
ロボットのように働くことで、主人公は、社会での居場所を得たのだ。
そこに入って来た白羽というクズでヒモな男と、成り行きで同棲し、彼の要求で、
コンビニを止めさせられたが、逆に、自分は、コンビニ店員以外の何者でも
無いと、自覚するに至った。
彼女は、「人間として生きるなら、白羽は都合が良い存在だ。
同棲という人間らしい行動をしてると、周りが安心するから」と考える。
「でも、コンビニ人間という動物として生きるなら、彼は、不要だ」と、結論付ける。
勿論、彼女は、コンビニを選び、きっと、コンビニに再就職し、コンビニ店員として、
この社会を生き抜いていくでしょう。

目的を示されれば、躊躇なく人も殺せそうな彼女は、大昔は、有能な戦士だった
かもしれないと、話に出ました。そういう彼女のような人々も、今は、普通を
装って、この社会を作っている。その少数派の感覚を表現した作品の
ような気がしました。そして、そのような人々が、仮面をかぶりながら、実は、
多数派になっているんじゃないか、いや、まさかと、ちょっと恐ろしくもなりました。

帰りに外に出たら、警官が二人!何か、相談している女性がいて、駐車違反の
取り締まりでは無かったみたい。道に止めたMさんも無事に車をだせたので、
ほっとしたわ。(^^)