女声合唱団 ビアンカ

明るく・やわらかく・深い歌声を目指している合唱団の練習日誌

5月12日(水)

2010-05-13 14:19:11 | 練習日誌
定演まであと3回の練習となりました。

・午前
発声・・口を開いて「N」の発音で響きを上にあてる。その響きを落とさず「A」の発音で。頭蓋骨が開くつもりで中を開ける。開けても響きは前に。

「日記帳」
暗譜があぶない。

「思い出はいつも」
歌い出す前の準備、アクセントの位置を忘れずに。

「落葉松」
①大切なのはユニゾンです。ユニゾンは耳を使う、心を合わせる、という合唱の基本です。
ユニゾンが全き一本の糸になれば、ハーモニーがついたときに変化と奥行きが深まるというもの。

②大切なのはリズムです。リズムに正しい変化がないと歌が凡庸になります。

③大切なのは言葉です。「ぬれる」と歌ったときに確かに「ぬれている」という質感があるかどうか。

そして、もっとも大切なのはこの曲をどう歌うか、どう歌いたいかという気持ちです。
これがないと音程がどんなに正しくても①②③ができても人に伝える歌はできません。

技術と心、両面がどちらもでしゃばりすぎず、ぎりぎりの段階でバランスを取ることが肝要(他の曲についても然り)

曲の始まり~中間部~終わり・・・心象風景の移り変わりを各々考えてみること。

・午後

「流れに沿って」
フレーズのはじめの「DU」をきちんと当てる。
メゾのパートソロ軽くジャンプして当てる方向を思い出すこと。
tranquilloからの森閑とした光景を描いてください。

「春」
各フレーズの出だしを揃える。
暗譜する箇所忘れずに。
宇宙的な広がりを持って。
生涯にたった一度しかない「春」かもしれませんよ。

「君を愛す」
最初のフレーズ、「Min tankes tanke~」息の集中を切らさずにお腹にしっかり重心を置いてしゃべってみること。
「Jeg elsker dig」=「I love you」、静かに入って次第に昂まっていくように。

「ソルヴェィグの歌」
ピッチを上げよう!
下行音程は高めに、上行音程は高めに、同一音程(ロングトーン)も高めに。
要するに全部高めに^^。
・・・それには息を拡散させず、少ない息を思い切り早く軟口蓋に当てること。
たとえば口を縦にしてみる、洗濯バサミでこめかみを挟んでみる(筆者はやってみましたがすごく痛いのでセロテープでもいいかも)、小さい対象物にすばやく息を通す、ハミングに立ち戻ってみる、周りの声を聴く・・などなど。

ミュージカル英語の発音。

・次回はゲネプロです。体調管理しっかりと!