「企画」「企画書」のノウハウに関する本は非常に多いですね。以前、毛色の変わったところで「企画の教科書」という本の感想を書きました。
この「企画力」という本、筆者がご同業だからと言うわけではないのですが、自分が日ごろ思っていることにとても近いです。
#かなり独善的なところもありますが...
こんな↓ところが特に共感です。
○企画書は「何を行うか」ではなく「なぜ行うか」を語れ。
○読み手の思考を導け。
○担当者を「同志」にしろ。
○企画書のブラッシュアップが必要。
○「汗をかいてない企画書」はダメ。
システムベンダーさんが自治体に提案する企画書を例にしましょう(仕事でよく見るので)。残念ながら、このようなポイントを押さえているものはあまりありませんね。
自社製品の売り込みだけだったり、どう見ても意味不明の文言やページがあったり。最悪なのは、「××市役所」への企画書なのに、イメージ図には「役場」と書いてあったり。
特に、システムや製品を売り込む場合、まずは担当者とその上司、果ては議会にお金を付けてもらう必要があります。なので、自社製品のPRの前に、その取り組みの必要性や意義から入らなくてはいけないのです。担当者が周りを説得して、予算取りに結びつけられるような資料にならなくてはダメなんですね。物を買ってもらうと言うよりは、人を(同志として)動かすと言う視点でしょうか。
また、パソコン、特にPowerPointで企画書を作るのが一般化して、過去のリソースが活用できるのは悪いことではないと思うのです。そのため、使い回しの企画書が多くなっていることは悲しいです。一生懸命考えて作ったものかどうか、見るとわかるんですが...。
ともあれ、企画書作成に頭を悩ませている方にはお勧めの一冊です。
#しかし、この手の本は最後に企画書の実例を掲載してほしいですねえ
この「企画力」という本、筆者がご同業だからと言うわけではないのですが、自分が日ごろ思っていることにとても近いです。
#かなり独善的なところもありますが...
こんな↓ところが特に共感です。
○企画書は「何を行うか」ではなく「なぜ行うか」を語れ。
○読み手の思考を導け。
○担当者を「同志」にしろ。
○企画書のブラッシュアップが必要。
○「汗をかいてない企画書」はダメ。
システムベンダーさんが自治体に提案する企画書を例にしましょう(仕事でよく見るので)。残念ながら、このようなポイントを押さえているものはあまりありませんね。
自社製品の売り込みだけだったり、どう見ても意味不明の文言やページがあったり。最悪なのは、「××市役所」への企画書なのに、イメージ図には「役場」と書いてあったり。
特に、システムや製品を売り込む場合、まずは担当者とその上司、果ては議会にお金を付けてもらう必要があります。なので、自社製品のPRの前に、その取り組みの必要性や意義から入らなくてはいけないのです。担当者が周りを説得して、予算取りに結びつけられるような資料にならなくてはダメなんですね。物を買ってもらうと言うよりは、人を(同志として)動かすと言う視点でしょうか。
また、パソコン、特にPowerPointで企画書を作るのが一般化して、過去のリソースが活用できるのは悪いことではないと思うのです。そのため、使い回しの企画書が多くなっていることは悲しいです。一生懸命考えて作ったものかどうか、見るとわかるんですが...。
ともあれ、企画書作成に頭を悩ませている方にはお勧めの一冊です。
#しかし、この手の本は最後に企画書の実例を掲載してほしいですねえ
>パソコン、特にPowerPointで企画書を作るのが一般化して
私の業界でも、ちょいと昔はプロジェクターを用いてのスライド差し替えのモノばっかりだったのが、ここ数年ですっかりPowerPoint主流になってきました。
私も密かに、使い方を練習してたりしてます。^^;
プレゼン用ソフトを使い出して10数年ですが、あまり代わり映えしないよなあ、と言うのが正直なところです。
せめてもの努力、と言うわけでもないのですが、daitenはMac使いなので「keynote」というソフトを使ってます。
表示の美しさとトランジション効果の珍しさで、プレゼン後は「それは何てソフトですか?」と聞かれることも多いですよ。