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三日坊主のあがき(今度こその誓い)

何をやっても長続きしない私です。
一日少なくとも一行日記を書くことを目標にブログを始めました。

四十九日

2011-02-27 | 父の介護
昨日、父の四十九日を済ませました。

お寺で法要を済ませ、納骨しました。
これで19年ぶりに父と母が寄り添うことができました。
母は、生前父のことを心配していたので、父だけでなく母も再会を喜んでいると思います。

これで4人の親はみんな鬼籍に入ってしまいました。
親がいてくれたときにはあまり感じなかったのですが、
「次は私たちの番だ。」という思いが強くなりました。

人生50年という時代ではありませんが、いつ何があってもおかしくない年齢です。
夫は、「親を見送ったし、息子は今年20歳になるし、もういつ死んでもいい。」と言います。
私は、「これからは自分たちの楽しみを見つけて、夫婦仲良く暮らしていきたい。」と思っています。

とは言え、娘は当分家から出ていきそうにないし、息子にも当分脛をかじられそうです。
やれやれ、まだまだ頑張らなくてはだめそうです。


深呼吸をしてから

2011-01-14 | 父の介護
病院に父のお見舞いに行くと、病室に入る前に深呼吸をします。

今日はどんな具合だろうか、
起きているかな、
調子が悪そうだったら…
などと考えながら一呼吸入れてから病室に入ります。

今日は、目を覚ましていました。
手を振りながら、父のもとに。
父は、大きくうなづきました。
おでこに手を当てて熱がないかを確認します。
今日は、熱がないと言うよりも、体温が低い感じがしました。
胆汁の量は少なくなっています。

ノートとペンを使って、父に質問。

どこか痛い所ある?
寒い?
肩さすろうか?

私の質問にうなづいたり、首を振ったりして答えてくれる父。
いろいろ話をしてくれるのですが、言葉がはっきりしません。
思いついて、父にペンを持たせてみたのですが、書く力がありませんでした。

帰り際に、「また明日来るからね。」と言ったら、
しっかりした口調で「ありがとう。」と言ってくれました。

お父さん、明日また会いに行くね。

39,5キロ

2011-01-12 | 父の介護
食べることをやめてしまった父は、体重が39,5キロになってしまいました。
お見舞いに行っても、ほとんど眠っています。

目を覚ました父に、持っていった新聞の見出しを指さしながら読んでやると、しっかり目で追っています。
一生懸命に話をしようとします。

こんなにしっかりした頭で、父は長い長い一日を病室の天井だけ見てすごしているんですね。

「また、明日来るからね。」と耳元で言って手を振りながら帰ります。
父は、ずっと私のことを見ています。
カーテンの陰に私の姿が隠れてしまうまで、ずっとこちらを見ています。






病院の受付で

2011-01-06 | 父の介護
父の入院している病院は、受付のところにノートがあり、お見舞いに来た人は患者の名前や関係などをを記入します。
それから番号の書いてあるバッジを受け取りそれをつけて、病棟には入れるようになっています。

今日受付に行ったら、この間再会した学生時代の友達が来て、
「毎回受付で名前を書かなくていいように手続きしといたよ。
次からは(2番です)と言ってくれれば、このバッジを渡すからね。」

持つべきものは、親切な友人です。

さりげなく気配りしてもらって、嬉しかったです。


食べることをやめる

2011-01-05 | 父の介護
今日、父の主治医から食事について話がありました。

現在、ほとんど食事がとれていない。
このままでは、体力も落ちてしまうので、食事をやめて点滴から栄養剤を入れたい。
それによって体力がつき食事がとれるようになる可能性はあるが、
点滴から栄養剤を入れることで肝臓に負担がかかり、状態が悪化する恐れもある。


食べることをやめる。

かなり重い提案です。

今は先生にお任せするしかありません。


入院

2010-12-17 | 父の介護
父が肺炎になりかけてしまい、水曜日に転院の候補として押さえていた病院に入院しました。

この一週間は、坂道を転がり落ちるように体調が悪くなり、火曜日の夜は痰が絡んでつらそうでした。
口の中にガーゼを巻いた指を入れて痰を取っても、あとからあとからでてきます。
水曜日の朝、熱は38,9度。
月曜日に入院の相談をしていた病院に連絡を入れ即入院することができました。

弟と二人がかりで車に乗せた父を、病院の玄関に待ち構えていた小柄な看護師さんが、ひょいと車いすに移動させます。
うーん、やっぱりプロは違います。

父は検査に行って戻ってきたときには、かなり楽になっていました。

本当によかった。

父もホッとした表情をしていました。
しばらくここの病院にお世話になります。




急がなくちゃ

2010-12-12 | 父の介護
父、元気ありません。
昨日、転院の相談をするために弟が来たのですが、父は泣きそうになりながら弟の手を握っていました。

早く病院を探さなくちゃ。
半年後のことを考えるよりも、これからの1週間のことが大切かもしれません。
家にいたら、点滴もできずにどんどん体力がなくなってしまいそうです。

今日が日曜日なのがつらいです。
明日になったら、何とか転院先を見つけたい。
見つけたとしてもすぐに入院できる訳ではなく、やっと転院待ちの列に並べるだけです。
それからどのくらい待つのかと思うと、不安な気持ちになります。

転院先が決まらない

2010-12-10 | 父の介護
胆管炎の持病を持った父の体力が低下し、積極的な治療が出来なくなり、
入院していた総合病院をでて、療養型の病院への転院を計画中です。

入院していた病院のソーシャルワーカーの方に、いろいろな病院にあたっていただいていますが転院先はまだ見つかりません。

父のお腹のチューブがかなりネックになっているようです。

即答で断られたところ3か所、検討してから断わられたところ1か所。

半年の期間限定なら引き受けられるところが1か所ありますが、
半年後の父がまた転院先を探すとしたら、今以上に条件が厳しくなりそうで踏み切れません。

もう1か所は、経済的な事情でむずかしいです。

回答待ちが2か所あるので、今はそこにかすかな希望をつないでいます。

そこがだめなら、もっと遠くの病院も視野に入れなければなりません。
毎日父の顔を見に行きたいと思っているので、できるだけ近くの病院がいいのですがそうも言っていられません。

一昨日あたりから、胃が痛みます。
この先どうなるのでしょう。
かなり不安です。

父の様子も落ち着いてはいますが、徐々に元気がなくなっています。
昨日はベッドから離れたのはお昼ごはんを食べに台所に来た時だけ。
あとは、ずっとベッドの上です。




退院

2010-12-06 | 父の介護
日曜日に、父が退院しました。

今回の入院中、父はベッドを離れることがありませんでした。
その間に、足の力もかなり落ちていました。
退院の時もすり足で少しだけ移動するのにも時間がかかりました。

家に帰ってからもほとんど横になってはいますが、タイミングよく声をかけるとトイレを使うことが出来ました。
食欲がない父ですが、好物の目玉焼きや、梅干しの入ったおかゆは食べてくれました。

横になっているのですから、たくさんの量は無理でも、いろいろ少しずつ食べさせたいと思っています。
専属の介護担当として、父のやる気を出していきたいと思います。

今のところ胆管炎がおさまっているので、父も気分が良いようです。
この調子なら、転院先の病院が決まるのはゆっくりでいいなあなんて思ったりもします。
できるなら、父と穏やかに家で暮らしていきたいです、