西沢利明の俳優ノート

西沢利明ひとり芝居のCD販売開始!詳しくは7月24日のブログで!収益の一部は目のご不自由な方への寄付金に!

羊の歌

2009-04-16 15:54:49 | Weblog
野毛山の図書館で借りて来ました。

加藤周一著作集、“羊の歌”。

このタイトル、加藤氏によると、

羊年だから、

また、おだやかな性質の羊に通うところなくもないから、

だそうです。

「お住まいはどちらで?」
「形而上学と批判哲学との交わるあたり。」

この冗談、カッコ良すぎます!

今日はページを開きません。

明日からじっくり読ませていただきます。

今から動悸がしています。

本日は

2009-04-15 21:49:23 | Weblog
快晴。

なんだかパタパタ。

後ろ足が弱って、玄関のタタキでずっこける、

うちのチビ犬モニカのために

板を買ってきて、作ったスロープ。

滑るみたいで、モニカは歩かない。

明日、滑り止めに

パンチカーペットを敷いてやろう。

5月の朗読劇の台本が届いた。

立原正秋だ。

勉強しなければ。

図書館へ行こう。

今日は銭湯がシニア割引。

100円だ。

夕方出掛けた。

帰ってからDVDで映画を見ようとしたら

仕事の電話。

今日は、なんだか落ち着かず、読書もできず。

明日はゆっくり読書だ!

春の雨

2009-04-14 21:35:23 | Weblog
出掛けていて、少し雨に濡れた。

「春雨じゃ、濡れて行こう!」

遊女小紫に迷った鳥取藩士白井権八の、道行のせりふだ。

雨のせいで、神宮球場は、巨人ヤクルト戦は中止。

がっかり。

自家製のロールキャベツをいただいて、

お風呂で腰を温めて、早めに横になろうー。

なかなか完治しない腰の具合。

以前、時代劇の立ち回りで痛めた古傷。

時々ぶりかえす。

今回はしつこい。

ちょっと不安ー。

こんな調子じゃ、恋の道行どころじゃない、

寝転んでニュースでも見るとしよう!

ロールキャベツを食べてからー。

境田さん

2009-04-14 11:43:46 | Weblog
今日は車の12ヶ月点検。

境田さんは、僕の担当。

1年前、車検に来たら

新車を勧められて、即日買い替えてしまった。

一瞬の出来事。

ブラザーモーターズの境田さん。

さわやかで。ナイスガイの営業マン!

僕の芝居は観に来ないヤツ。

ギリシャ神話

2009-04-13 11:55:10 | Weblog
息切れしてきた。

が、分厚い上巻はもうすぐ終わる。

頑張れ!

下巻はきっと、一気に読める気がする。

史実と伝説に基づく話しだからた。

メインディッシュなのだ。

今日、上巻を読み切ろう。

そして、いよいよ、河の流れは、さざ波を後ろにして、激流となる。

この河くだり、息切れしている暇なんかない。

さあ行くぞ!

オアシス薬局

2009-04-12 21:51:26 | Weblog
お付き合いの長い薬局。

皆さん、明るく、きびきびしていて、優しく、親しみやすい。

陽気な気分になる。

風邪なんか直ぐに治ると思ってしまう。

腰が痛いのなんぞも、たいしたことはないと思ってしまう。

他の薬局に浮気をすることはないだろう。

薬の説明なんか聞いてない。

笑顔を見ている。

ここは、オアシス!

これからもヨロシクね。

観ると診る

2009-04-12 12:13:27 | Weblog
もう17・8年になるだろうか?

ずっと僕を診てくださっている。

我がままな僕を。

いつも笑顔を絶やさない、山口先生。

ゆったりとした笑顔。

診察は二の次で、笑顔に会いに行く。

胸が苦しいと、大騒ぎして

休診の日に診ていただいた事もある。

ただの筋肉痛だったのに。

月に二度は行く。

看護師さんたちが、また明るい。

「まだまだ元気に仕事ができますよ。」

な~んてヤボな事はおっしゃらない。

ただニコニコ他愛もない僕の話しを聞いてくれる。

他の患者さんが待っているのに

話し込んでしまったりもする。

何だか楽しい。

何だか安心する。

元気をもらえる。

薬ももらえる(?)。

奥さまもご一緒に、お芝居も観てくださる。

要は、総合的にまるごと診てもらっている。

これはもう、感謝せねば

バチが当たるというものだ。

春の音とシーレーノス

2009-04-11 10:23:25 | Weblog
昨夜は眠れなかった。

三時半に目が覚めた。

たまにこんな事もある。

いただいた“春の音”というお酒を少し飲んだ。

こんな話を思い出した。

サテュロス(森の精)たちの親分、馬の耳と尾と蹄を持つシーレーノスの話だ。

彼がブリュギアの王ミーダスをいさめるところだ。

「この世界に、人間ほど惨めな痛ましい生物は他にない。
人間にとって一番良いのは、
生まれ出(いで)ず、日の光を見ないことだ。
だが、生まれて来てしまったら仕方がない。
できうる限り早く死んでしまうのが一番だ。」

これは、紀元前6世紀の、ある詩人の戯れの教訓であろうかと

呉茂一さんはおっしゃる。

ミーダス王は聞き流してしまって、

いろいろ失敗を繰り返して、耳がロバの耳になってしまう。

春の音も聞こえるけれど

古代ギリシャの神々と

人間たちの織りなす劇の始まりのベルの音も聞こえてくる。

古民家

2009-04-10 13:38:31 | Weblog
静岡県・島田市の山の上にある、古民家の平面図。

茅葺き(?)のずいぶん昔の古い家。

此処に50人のお客さまが集う。

先月の『舌切り雀』を観て下さる。

11月14日(土)のことで

大分先の話しだが

面白い試みだ。

囲炉裏が切ってあって、

あの、お爺さん・お婆さんの竹藪の中の草の庵を思わせる。

うれしい企画だ。

東儀さん(笙の演奏)と僕と照明さん(?)の、三人のツアーだ。

一泊二日の小さな旅公演。

終わった後の懇親会(宴会?)も楽しそうだ。

遅くなるので泊まることになるらしい。

シタキリスズメ  オヤドハドコダ‥‥。

2009-04-09 12:59:44 | Weblog
ゴーヤの種を蒔きました。

芽吹きました。

元気な苗になったら、庭の土に植え替えます。

ネットを張って、伸びてゆくつるを誘導します。

みるみる大きくなるし

実をたくさんつけるし

栄養も豊富で

高血圧にも効く。

いろいろ食べ方がありますが

中でも僕の一番のお気に入りは

前にも云いましたが

お吸いもの。

鰹と昆布のだしで、ゴーヤだけの具。

今年も作ろう。

これはお勧めの一品!

毎日たっぷり水をあげて育てるのですが

何よりも、日々、ぐんぐん成長していく様子を

朝眺めるのが楽しく、うれしく、面白い。

元気をもらえる気がします。

あけびの花

2009-04-08 12:01:33 | Weblog
何だかおわかりでしょうか?

これは花です。

葉っぱに隠れて目立たないけれど

あけびの花です。

控えめで地味な小さな花。

実は付けたことはありませんが

花は咲かせます。

たとえば、ネクタイの模様にしたいような、シックな色合いと不思議な形。

いくつかある庭の木々の花々は

それぞれ個性的だ。

自然な在るがままの姿かたちで

「私はあけびです。」

と、挨拶をしてくれる。

両の手のひらで

やさしく包んであげよう。

バナナ

2009-04-07 09:22:26 | Weblog
今朝の朝食は、バナナとコーヒー。

時々そうする。

そう云えば、昔『バナナ』という松竹の映画があった。

僕の映画のデビュー作だ。

同じ松竹製作の『アマデウス』という芝居もある。

何度か出演させてもらったが(松本幸四郎主演)

その演出家が、稽古中、バナナばかり食べていた。

イギリスの方だ。

『ドン・ジュアン』のときの、フランスの演出家は

日本酒を茶わんで飲んでいた。(稽古場で)

泣きながら。

思うように行かなかったからだ。

アメリカの演出家は、稽古中飲み食いはなかった。

まだ若かった未熟な僕に

メイクの基本を教えてくださった。

『氷屋来たる』の、ちょっと頭の弱いバーテンダー兼用心棒役。

「眼の上と下に黒い点を添えなさい。マヌケの顔になる。」

お国柄で、演出家もいろいろ。

花のいろ

2009-04-06 14:08:01 | Weblog
横浜の港に通じる小さな川の両岸に

数百メートルの桜並木。

数十年は経っているであろう太い幹の桜の木が、

正しく満開の花を咲かせている。

人が多く、屋台も多く

妖気漂うといった風ではないが

ゆったり歩いていると

不思議な心の安らぎを覚える。

今年は寒い日が例年より多かったせいか

花の色が淡い。

けれど、それ故にこそ

美しく、儚く、“花のいろはうつりにけりないたずらに――”といった風情がして

花々に、心身共にやわらかく包まれているように思えた。

変身

2009-04-05 15:01:49 | Weblog
フランツ・カフカの“変身”は

人間がカブト虫になって、家族が右往左往する話だが

うちの方は、白ネズミが犬になる話だ。

尻尾の毛が抜けて、後ろからだとネズミみたいだ。

さっきお風呂できれいに洗ってもらって

薄い毛を乾かしてもらって

かろうじてフアフアになった。

何とかモニカに変身!

『ネズミなんて云わないで!』

今日は一緒に花見に行く。

桜並木の散歩は、ほんのひととき。

招待してくださった友人の豪邸から、花見ができるので

あとは酒もり。

わいわいがやがや、飲んだり食べたり。

モニカも膝の中で話しの輪に混ざる。

何度もお邪魔しているが

いつもみんなの人気者だ。

出発しよう。

キッシュとつまみ(牛すじとこんにゃくの塩味の煮込み)を持って。

カプチーノ

2009-04-04 09:09:44 | Weblog
今朝はうれしい事が二つあった。

便秘気味だった、ウチのチビ犬モニカの見事なウンチを庭で見つけた。

元気なヤツだ。

もう一つは、

アワアワミルクのコーヒーを入れてもらった。

まろやかで優しい味がしてうまい!

そういえば、明日は花見だ。

“ ~三日見ぬ桜 咲けばさっと散る桜
そんな儚い恋ならば
いっそ ないほうが よかった ~ ”

古い歌だ。

『桜の森の満開の下』(坂口安吾)を

5月に朗読することになった。

有楽町の小ホールで。

1人と2人と5人の、RODOKUの劇だ。

ワイワイやるのも悪くない。

楽しみな企画だ。