猿八座 渡部八太夫

古説経・古浄瑠璃の世界

新たな語り物 まゆんがなし 八重山の来訪神

2015年08月31日 11時04分24秒 | お知らせ
 八重山諸島の石垣島川平(かびら)に伝わる節祭(しちまつり)にはマユンガナシという神(精霊)が登場する。「マユ」とは「真の世」のことであり、「ガナシ」は敬称で、あわせて「真世の尊いお方」という意味になるそうだ。大それた事に、この聞いたことも無い神を演じる事になった。



というのも、
姜信子氏から、物語に節をつけて語ってもらえないかと依頼されたからなのだ。このところ、小泉八雲など、浄瑠璃以外の節付けを試みてはきたが、さすがに、この依頼には驚いた。いったいどいうことになるのだろうか・・・  

 姜信子氏の新刊「はじまりはじまりはじまりはじまり」が、羽鳥書店から出版される。その記念イベントのお知らせが、下のチラシ。出演するイベントは、9月9日の橙書店(熊本)と9月22日ふげん社(築地)で、このイベントでの、私の役目は、その最後の物語「まゆんがなし」のはじまりの物語を語る事なのである。


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