猿八座 渡部八太夫

古説経・古浄瑠璃の世界

11月 猿八座公演

2018年11月11日 08時54分59秒 | お知らせ
お知らせが遅くなりました。11月の猿八座は、11月24日(土)柏崎のドナルドキーンセンターでの古浄瑠璃をもっと楽しむ会の2回目、翌日の新潟市砂丘館の二つです。






砂丘館では「源氏烏帽子折」を上演します。2回公演ですが、客席数は30と少ないのでお早めにご予約下さい。


定員:各回 30 名   料金:一般 2,000 円 中学生・高校生 1,000 円 小学生以下無料(保護者同伴にて幼児入場可)

申込み受付開始日 10 月 24 日(水)   電話・ファックス 025-222-2676 E-mail sakyukan@bz03.plala.or.jp

*E-mail、ファックスでお申込みの場合は 連絡先(電話番号)、人数を併記して下さい。
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第11回 村上人形浄瑠璃を楽しむ会 

2018年10月29日 12時38分27秒 | 公演記録
7年のうちに11回の開催もの開催回数を誇る会です。猿八座の最も強力なサポーターとして有り難い存在。今回も150人を越える皆様においでいただきました。誠にありがとうございました。演目は、平家女護島2段目全。一時間半みっちりですね。やるほうも観るほうも。ご苦労様でした。

この段は「俊寛」とも言うくらいですから、俊寛が主人公的ですが、島の娘「千鳥」が演じ処です。


流人である丹波少将成経(なりつね)は、島の海女「千鳥」と夫婦となる。写真は、水杯の祝言の場面。ようく見ると、沖の方から船が近づいて来た。



突然の赦免の知らせに一同大喜びをして、いざ上船という段。上使の妹尾は無下にも、千鳥の上船を許さない。



千鳥のくどき。「鬼界ヶ島には鬼は無く、鬼は都にありけるぞや」 のせてたべと絶叫する千鳥。
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猿八座 寺泊・髙柳公演 無事終了

2018年10月01日 12時50分52秒 | 公演記録
9月23日(日)には、寺泊の真宗養泉寺の本堂にお邪魔いたしました。演目は信太妻と狢。


信太で泣いていただいて、狢で、大笑いをしてもらえますと、ほっとします。沢山のご来場ありがとうございました。

翌週の9月29日(土)30日(日)は柏崎市髙柳での2回目の浄瑠璃鑑賞会でした。台風24号の接近で、中止も覚悟という感じでしたが、黒姫山の神様のおかげで、奇跡的にたいした雨も降らずに済みました。

黒姫神社での奉納三番叟。

山椒太夫より鳥追いの場
二日間にわたり、大変お世話になりました。


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猿八座 9月公演の予定 再掲

2018年07月21日 09時12分35秒 | お知らせ
だいたい毎年、猿八座は夏の間は、少しお休みです。9月から秋の陣。9月23日(日)は寺泊の養泉寺にて信太妻。翌週の29日、30日は、柏崎の高柳にて山椒太夫の公演を予定しております。


高柳公演のお知らせができてまいりましたので、再掲いたします。



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新潟県立歴史博物館【伝統芸能上演会】佐渡人形芝居上演会 

2018年07月01日 22時00分11秒 | 調査・研究・紀行
久しぶりに、佐渡真明座の舞台を拝見。午前中は、平家女護島から、「俊寛」と「宗清親子対面」。この「宗清親子対面」は、猿八座ではまだやっていないが、義経が女装して美人局になり、男を呼び込み、源氏方に味方するという血判を迫る。拒めばその場で殺されて、床下行きという、とんでもない設定で、しかも、平家方の武将弥平兵衛宗清の娘「雛鶴」が、それに荷担している。なぜなら、母親白妙は源氏の武将比企藤九郎盛長の妹だったので、密かに源氏に味方しているのであった。


午後は、のろま人形で笑わせてくれてから、「源氏烏帽子折」。「卒塔婆引き」でデビューした平野太夫は立派に勤めていて感心。さて、お目当ては「烏帽子づくし」。なんといっても、この浄瑠璃の外題の通り、義経が元服の烏帽子折を誂えにくる場面であるので、重要なシーンなのだが、猿八座ではまだ取り組めていないので、どうなるのか興味津々。

なるほど、それぞれの特徴ある烏帽子を被せた人形を並べたか。そして、義経に一目惚れした、烏帽子屋の娘「東雲」が、この人形を持って可愛く踊るというところが、見所であった。人形を遣いながら、さらに別の人形を持つというのは・・・かなり重労働ではなっかったでしょうか。ただでも日本中が暑かったのに、真明座の舞台は、さらに熱かった。今日は大変勉強になりました。そして、みなさんお元気でなによりでした。


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猿八座の活動 新潟日報に掲載

2018年05月28日 21時57分31秒 | お知らせ
平成30年5月22日の新潟日報に、猿八座の活動が大きな記事となって掲載されました。上越支社の記者、鷲頭さんには、4月の高田世界館公演も取材していただきましたが、八王子の稽古場までも取材していただきました。ありがとうございました。猿八座は、これから先の活動を模索中です。座員も随時募集中です。ご興味のある方は、是非ご連絡ください。


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猿八座 ヨーロッパ公演報告 2 ポーランド編

2018年05月27日 17時29分52秒 | 公演記録
パリから飛行機で2時間。初めてのポーランドです。ワルシャワのショパン空港に降り立ちましたが、残念ながら乗り継ぎだけ。ハンバーガーを食べる時間しかありませんでした。更に空路で、クラクフへ。



さらに、そこから、車で2時間。地方の工業都市「ビエルスコ ビヤワ」に1日がかりで到着。この町で行われる「第28回の国際人形劇芸術祭」に参加します。



翌日は1日空きでしたので、いろいろな国の人形劇を鑑賞したり、夕方からの開会式に参加したりと、観劇三昧。




メイン会場のバイアルカ人形劇場と今回お世話いただいた、アダマ ビツケビチィ大学のエステラ先生。



猿八座が公演をした劇場。こうした劇場が市内にたくさんある。


いよいよ、公演です。一日二回の公演を行いました。演目は「源氏烏帽子折」だけでしたが、エステラ先生の解説や、ワークショップがついて、二時間近くやりました。







いろいろな国の演技を観ていると、勿論言葉はわからないわけですので、想像をして感じることの大切さが分かります。そうして、自分がやる番になりますと、言葉では伝わらないので、なんとか、別の方法で伝達しようと自然にするようです。強弱とか思い入れとかが、通常以上に、大きくなります。日本でやると、きっとわざとらしいぐらいだと思いますので、記録ビデオは見ないでおくことにします。

さて、この海外公演に当たっては、国際交流基金の助成をうけましたことに感謝申し上げます。












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猿八座 ヨーロッパ公演報告 1 フランス編

2018年05月27日 12時47分29秒 | 公演記録
約2週間に渡るヨーロッパ公演旅行から、無事に帰国いたしました。行き帰りの飛行機の12時間近い缶詰状態は、私のような多動児には耐えがたい苦行でありますが、連続3年目ともなりますと、多少の慣れと覚悟ができるのもでございます。なんといっても私が編みだした最大の武器は、「さらし」であります。眠むるときは、ヘッドレストに頭部を縛り付けて固定。見た目はミイラ状態でしょうが、かまっていられません。これで熟睡できます。足がだるくなったら、テーブルにかけて、足を吊ります。いろいろ工夫していると時間がたつもの早くなります。そして、二時間に一回の機内散歩、ついでにトイレとおやつの調達、水分補給。大体、機内の一番後ろの方の配膳室に、同じような人々がたむろしているので、さも旅慣れたような顔をして、うろつきます。いつでもじっとしていないので、きっと回りは、迷惑だと思います。この頃は、通路側の席を譲ってくれないかと交渉するようにしています。もちろん、空いてる席があれば即、移動です。

さて、今回はまず、フランス、パリの郊外の村、ラ・ヌビール・スレソンにある「真夜中劇場」というところで、合計7公演を行いました。そのうち4公演は、小学生や幼稚園児を対象とした短縮版「信太妻」でした。しかし、一番受けたのは、一般公演でやった「源氏烏帽子折」の金王丸でした。この日も子供たちがたくさん来てくれましたが、言葉の意味はわからないでしょうから、どうやら「金王丸」の声色が面白かったようです。日本とは違う反応を体験できるのが、海外公演の良さです。以下、フランスでの写真を羅列します。






中世の建物を利用した劇場の建物。一番下の写真は、私が1週間過ごした小屋です。



劇団員との交流会





近郊の教会や城をちょっと観光。上からプイゾォという町の教会。ナポレオンが居たというフォンテンブロウの城。下は近くの城跡。




日仏合同黒衣チームの結成・・・名前は・・・NINJYA



毎日、劇団員の方々が交代で食事の準備をしてくれました。ここに住み込みの団員もいるので、完全自炊。毎晩、楽しいパーティーでした。とにかく、田舎だから野菜料理がおいしかった。一週間でかなり、太りました。








公演風景。一般公演では、ライトを極力落として、ろうそく明かりでやりたいとの希望。初めての試みでしたが、人形や芝居の化粧が真っ白なのは、本来、こういう明かりでやるものなのだと、痛感した次第。さすが、フランス人の感性は鋭い。

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草加市市制60周年記念 弘知法印御伝記 

2018年05月06日 22時07分28秒 | お知らせ
草加市の市制60周年、おめでとうございます。この60周年記念の行事は他にも沢山のイベントが計画されているようです。そんなイベントのひとつが、「弘知法印御伝記」でした。現在の猿八座になる前の作品なので、私にとっては初演ということになりました。さまざまに変化の激しいストーリーなので、10年ぐらい前の実力では、手に負えなかったと思われます。少なくとも、文弥節が身についた、今現在の節回しで語ることができて、満足でした。詳しいストリーは、猿八座のブログ等をご覧ください。

遊女屋で暴れる弘友と家臣荒王。この騒動をきっかけとして連鎖的に事件が始まる。この弘友が、やがて弘法大師によって出家し、その後、即身仏になられた「弘知法印」の若き日の姿なのである。因みに、「弘知法印即身仏」は、新潟県長岡市寺泊の真言宗智山派海雲山西生寺に安置されていますので、一度は、ご覧いただくとよいと思います。

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最後の山椒太夫通し狂言 

2018年04月23日 14時06分37秒 | 公演記録
猿八座高田支部の皆々様方のサポートで5年間続いた「山椒太夫」シリーズの最終回公演が、無事に終了いたしました。一日に4時間を語り通すという、二日間の苦行の舞台です。操る方も、観る方も、参加者全員が、苦行であります。しかし、これ以上の充実を感ずる演目もありませんので、一抹の寂しさもまた残ります。今となっては、曲がりなりにも語り通せて良かったと感謝する外はありません。
そもそも山椒太夫通し狂言六段組は、「山椒太夫高田世界館公演実行委員会」の委員長である上越教育大学名誉教授川村知行先生の御発案で始まったことでしたので、「高田世界館」だけの特異な演目と言えます。大がかりな舞台になるということもあり、外の劇場ではやったことがありません。今後の「山椒太夫」公演は短縮版の三段組みや、従来の「鳴子曳き・親子対面」の場の上演が中心となると思われます。

久しぶりの三番叟で舞台を清める。

通し狂言でないと演じられない「厨子王出世」の一場面。四天王寺の稚児達が、必ずうけるので楽しめる場面。

しかし、高田世界館での猿八座公演が、もう無いということではありません。来年は、国民文化祭が新潟県で開催されるとのことですので、また違う演目で、世界館を訪れることができればいいなあと考えております。その節は、又高田支部の面々にお世話になりたいと思いますので、宜しくお願いいたします。

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佐渡大慶寺 第40回門前市記念公演

2018年04月16日 09時30分18秒 | 公演記録
春の嵐にも負けずに、「平家女護島」を勤めて参りました。文弥人形の本場で、文弥を語るのには勇気がいりますが、文弥節の師匠である久保宗香氏や真明座の川野名座長に直接聞いていただけることは、喜びでもあります。山(語る台)の真後ろに烏天狗不動様がいらしゃったので、守っていただいた感じです。


平家女護島二段目は、たいてい鬼界ヶ島の場面からはじめることが多いようです。いわゆる「俊寛」の場面が見せ場です。長くはなりますが、口からやりますと、俊寛の赦免状が出たいきさつがよく分かります。


撮影:藤田雅善
能登の守教経と、恩赦の勅使、妹尾と丹左右衛門が出合う「鳥羽の作道」の場面。教経は、赦免状に俊寛の名前の無い事を知り、一計を案ずる。


教経は、重盛の代筆として、俊寛の赦免状を書く。


しかし、結局、俊寛は、都に帰ることはなかった。
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猿八座 3年連続 再びヨーロッパへ

2018年04月13日 21時09分48秒 | お知らせ
5月には、フランスとポーランドでの公演が決定しました。

5月15日から20日までの間は、パリの南方80Kmにある「ラ・ヌビール・スレソン」という街に滞在。
中世の城跡を利用したという「真夜中劇場」というところで、主に「信太妻」「貉」などを上演の予定。
ところが、フランスには、いわゆる「タヌキ」はいないそうでなので、ちょっと困っております。
どうやら、似ているものとしては、「アライグマ」・・・「raton laveur」(ラアトン・ラヴァール)と言うしかないとか・・・

5月21日には、ポーランドへ、ワルシャワは通過して、クラフクへ飛び、さらにその南西70Kmにあるという「ビエルスコ・ビヤワ」という街へ。
第28回国際人形劇芸術祭に参加します。猿八座の出番は、24日。演目は「源氏烏帽子折」ちょっと短縮版です。

猿八座の記事もご覧下さい。


現地からは、フェイスブックで、現況をお知らせいたします。
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埼玉県草加市公演 弘知法印御伝記

2018年03月28日 13時55分37秒 | お知らせ
「弘知法印御伝記」は、私が、猿八座に参加する前の作品です。お蔵になっておりましたが、此の度、前半の三段分を上演することになりました。じつは、私が佐渡の文弥節を習った時、最初に節付けの挑戦した段物は、この「弘知法印御伝記」でした。これまで実演の機会はありませんでしたが、いよいよその機会が訪れたわけです。そこで、改めて、その数年前の挑戦の後を見てみますと、やはり、あまりうまい節付けとはいえませんでした。そこで、今回、新たに節を付け直して、初段と二段目を作り直しました。三段目は、従来の太夫である角太夫氏が担当されます。もともと、幻の古浄瑠璃で言われる「弘知法印御伝記」ですから、それをやるのも、観みるのも誠に稀有なことだと思います。観覧申し込みは、草加市まで。



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第五回 高田世界館公演 山椒太夫通狂言最終回

2018年03月22日 09時37分15秒 | お知らせ
高田世界館での猿八座山椒太夫公演も、この春で第5回目となります。山椒太夫は最初、鳴子曳きの段しかありませんでしたが、この企画に育てられて、年々新しい段を追加しながら、全六段の通し狂言に仕立ててきました。つまり、この世界館公演の企画がなければ、山椒太夫通し狂言は実現しなかったと言えます。貴重な機会をいただいたことに感謝いたします。ですから、この企画が最終回と言う事は、山椒太夫通し狂言の公演を、次にいつ観られるかわからないということになります。山椒太夫の通し狂言は、猿八座でしかやっておりませんので、大変貴重な機会となるわけです。是非、高田世界館にお出でください。

さて、その通し狂言の内容ですが

前半 初段  信夫の里  直井の浦
   二段目 山別れ   山椒太夫館
   三段目 丹後国分寺・大誓文

後半 四段目 厨子王出世
   五段目 鳴子曳き
   六段目 母子対面 山椒太夫成敗

の全六段。前半・後半とも上演時間は二時間ぐらいになりますので、あわせて、たっぷり4時間たのしめます。



入場料 一日券前売り 3500円(当日4000円)※学生1500円
お申し込み先 山椒太夫高田世界館公演実行委員会事務局 電話 025-522-5202(アド・プリント内)




 
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猿八座 4月公演のお知らせ

2018年03月10日 23時13分05秒 | お知らせ
佐渡の大慶寺さんでの郷土芸能大会に参加するのは、5年ぶりです。先回は、山椒太夫鳴子曳きでした。実はこの時はまだ、文弥節の手を習い始めた頃で、初めて佐渡で文弥節を弾くというので、どきどきしたのを覚えています。今回は、『平家女護島』です。佐渡の文弥節では、中心的な外題なので、やっぱり、これもどきどきものです。
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