猿八座 渡部八太夫

古説経・古浄瑠璃の世界

御礼 猿八座 東京・鎌倉公演 無事終了 

2016年01月25日 10時52分54秒 | 調査・研究・紀行
1月9日(土)からスタートした「猿八まつり」と東京・鎌倉での新春公演。盛況の内に終わりました。寒気、厳しい折にもかかわらず、大勢の方々にご来場いただきました。改めて御礼申し上げます。又、東京会場の馬喰町ART+EATの皆々様、鎌倉公演を企画していただいた「港の人」、会場の古民家スタジオイシワタリの皆々様、多くの方々に支えられての公演でした。重ねて御礼申し上げます。

1月22日(金)ART+EAT 
二人三番叟

三番叟が猿面をつけました。

角田川

梅若を捜しに来た御台様は、隅田川の渡し船に乗った。既に一年前、息子梅若は、この川辺で亡くなっていたのだった。
今でも、隅田川の辺、木母寺には、梅若の墓、梅若塚がある。

山椒太夫:鳴子引き

地蔵菩薩のご加護によって、母上様の目が開く

1月23日(土)ART+EAT
二人三番叟

正月の縁起物、「福」まきを楽しむ。拾えた方は、必ず良い事があります。

角田川

母が、念仏を唱えると、梅若の亡霊が現れるが、大念仏の人々には、見えない。母は、息子の姿を追い求めるが、人々には、気が狂ったとしか見えないのだった。

信太妻:子別れ

母は、狐となって、森に帰っていった。

1月24日(日)古民家スタジオイシワタリ
二人三番叟


耳なし芳一

帰ってきた和尚は、芳一の耳から流れ出た血の海に、足を滑らせる

文弥談義

姜信子(八景)の進行で、文弥人形や文弥節について話しをする、八郎兵衛と八太夫。



道端の女、実は「むじな」におどろかされた商人は、逃げ込んだ屋台で、又、化かされる。





お知らせ 猿八座 2月公演 

2016年01月13日 21時50分55秒 | お知らせ
今年も、新潟大学地域文化連携センター主催の猿八座公演が実施される運びとなりました。有り難い事に、5年連続です。感謝、感謝。これまでに、H24年:信太妻、H25年:阿弥陀胸割、H26年:山椒太夫、H27:源氏烏帽子折と、代表作を全て発表させて戴いてきました。今回は、「耳なし芳一」と「貉」、小泉八雲シリーズです。鈴木孝庸先生の平家琵琶と合わせて、お楽しみ下さい。要予約。連絡先080-2012-9115(西橋)まで。

ブログ・ホームページの運用に関するお知らせ

2016年01月01日 23時03分44秒 | お知らせ
平素より、ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。今年から、ブログの増設、及び、新しいホームページの立ち上げをいたしましたので、お知らせいたします。やや、煩雑の感もあるかと存じますが、新しい活動をより明確にするための対応ですので、宜しくご理解とご協力をお願いいたします。

 まず、このgooブログ「猿八座 渡部八太夫 古説経・古浄瑠璃の世界」では、これまで通り、人形浄瑠璃猿八座の太夫としての活動を主に取り上げて、お知らせや報告を掲載して参ります。

 次に、hatena blog 「地の声 天の音 かたりもの八太夫会」では、東京八王子の戸吹稽古場(及び近日オープンの千年文庫)を中心とする話題や、八太夫会のイベント等のお知らせをさせていただきます。

 又、jimdo ホームページ「web千年文庫」は、「忘れられた物語たち」を整理し直し、語り物としてのテキストが提供できるように、順次、掲載していく計画です。スタートは「説経正本の部屋」から、今後、この「部屋」は増設を予定しています。


各リンク先は、左側のブックマークからお出で下さい。

明けましておめでとうございます

2016年01月01日 01時01分20秒 | 日記
謹賀新年 丙申。いよいよ、申年がスタートしました。猿八座としては、当たり年になるよう、早速に初詣に行ってまいりました。宜しく御頼み申します。

地元、戸吹町の歴史有るお寺「桂福寺」

鐘楼に登って、除夜の鐘をついてきました。
皆々様におかれましても、良い年となりますよう。御祈念申し上げます。