猿八座 渡部八太夫

古説経・古浄瑠璃の世界

第5回てぃーだかんかん小劇場 開催決定

2017年08月30日 20時45分30秒 | お知らせ
恒例となりました豊田市琉球カフェ「てぃーだかんかん」での公演が決定しましたのでお知らせいたします。
10月21日(土)22日(日)の両日。21日は夜の部のみ7:30開演。22日は朝の部のみ10:30開演。昨年と同じタイムスケジュールです。演目は、1回目に演じました「信太妻」と2回目にやりました「貉」の組み合わせとなります。猿八座は何度見ても面白いと言っていただけるようにがんばります。豊田方面の皆さん、今年も宜しくお願いいたします。
詳細は「ていだプロジェクト」をご覧下さい。

第1回てぃーだかんかん小劇場 信太妻のリハーサル風景(平成25年9月9日)




10月 猿八座 砂丘館公演

2017年08月28日 15時58分06秒 | お知らせ
新潟市砂丘館での公演も段々恒例化していただきまして、誠に有り難い限りです。3年目の連続開催となりました。一回目は平成27年で「信太妻」を、二回目は「耳なし芳一」、そして三回目の今年は、「平家女護島」です。新春の「ときめいと」で「俊寛」の部分だけを取り上げて初演させていただきましたが、今回は第二段を通しで演ずることになりました。なかなか観ることができない「鳥羽の作道」のところからやりますので、乞うご期待。10月8日(日)は、是非、砂丘館へお出で下さい。




福島市民家園 広瀬座

2017年08月28日 15時54分52秒 | 公演記録
此の度、芝居小屋という所で、初めて芝居をさせていただいた。福島市民家園に移築、保存されている「広瀬座」。楽屋付近の至る所にのこされている主演者の落書きが、いかにも庶民的な芝居小屋だ。ところで、前日のリハーサルでは、音が返って来ないので、音響はあんまり考慮されていないなあと思っていた。急に秋めいてきて、気温も湿度も下がって、喉もあんまり調子が良くない。こりゃあ、声を枯らすかなと思って、本番に臨んだのだが・・・びっくり。
有り難い事に、満員札止めかという大勢のお客様が入ったら、その音響ががらりと変わって、どういうわけか、外側の回廊を廻って来るように声が返って来る。これはいったいどういう事なのか。お客の入りを計算して音響設計しているのか?とにかく、とても素晴らしい芝居小屋だということがとても良くわかりました。
さて、今回の福島市制110周年記念行事公演では福島市教育委員会の皆様にお世話になりました。ありがとうございました。


広瀬座内部の様子

市制110周年のご祝儀。二人三番叟


山椒太夫の福島公演で人気なのは、なんといっても国入りの場面です。凱旋する厨子王に自然と拍手が湧き起こります。
又、福島で公演できる日を楽しみにしております。

中山勲氏撮影