明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

酒のツマミ話(38)今年の話題はやっぱりオミクロン

2022-01-11 20:02:03 | ニュース

1、朝の散歩は認知症予防効果あり?

毎朝40分散歩すると、1年後に脳の海馬の体積が1〜2%増加する、という研究がアメリカで発表されたらしい。これは朗報だ。年を取ると名前をど忘れするなどの「脳の衰え」が気になるものだが、それが少しでも改善するとなれば後期高齢者予備軍の我々にとっては、これほど心強いものはない。さあ、早速明日から始めよう!、と勢い込んで布団に入るのだが、朝になると余りにも「寒くて」、布団から出られないの繰り返し。結局春まで待たなければならないのだ。ああ、これじゃ全然ダメじゃん!

というわけで、一番の問題点は「やる気が出ない」ことだった。認知症予防の為に何をどうするかという事の前にまず、シャキッと目を覚まして「テキパキ動く」活力を呼び起こさなければ、何事も始まらない。では、どうやって20代の「気力・活力」を取り戻すのか?

答えは、「分からなーい」(ダピョーン!)。

とにかく目的のあるなしに関係なく、身体を動かし続けるのが良さそうである。犬や猫などは、「若い」ほどむやみに動き回っているではないか。動くことが若さかも。それで今日から私はブログを書く時に、「立って歩きながら書く」ことにした。これ、案外と「いい方向」に向かうような気がしてる。あとは継続すること。継続は「馬鹿の一つ覚え」とも言うが、まあいい。一ヶ月もしたら衰えていた精神年齢も、10才くらいは若返るかも・・・。

2、授賞式などで言う「嬉しく思います」って言葉、何だか違和感ありますねぇ

この「嬉しく思います」という言い方、天皇陛下が年初の挨拶などでよく使う言葉なんじゃないか、と私は思ってしまう。まあ、インタビューアーが「今のお気持ち、聞かせて下さい!」なんて、誰が聞いてもおんなじ答えが返ってくるに決まっていることを「さもイの一番に聞くべき質問」のように投げかけるから、聞かれる方も答えに窮して、先程のような「変な答え」をしちゃうので、悪いのは「頭がおバカな」インタビューアーなのだ。視聴者も「またか」とウンザリしているのだが、どうしようもない。しかし、それにしても各局のインタビューアーは揃いも揃って、「もっと気の利いた質問」が出来ないもんなのか、とガッカリするねぇ。

アメリカのテレビ局などはスポーツ選手の勝利インタビューなど、割とインタビューアーが盛り上げるために長々と喋ったあとに、初めて選手に「マイクを向ける」ような工夫をしていたりする。また逆に芸能人の授賞式などでは、本人が「事前に準備してる場合」はサッサとマイクを渡したりして、シチュエーションごとに臨機応変にやっているのは流石だ。答える方も気持ちを聞かれた時には「 I’m happy !」みたいに、大らかでストレートである。大体からして皆さん「嬉しく思います」なんて文語的感情表現、普段「絶対に使わない」でしょう?。ここはもっと単純に「とうとうやりましたね!!」などと嬉しさを引き出すような、「観衆を盛りあげるような質問」をすべきなのだ。あとは褒めて褒めて「褒めちぎって」いれば、答える方も気分が乗ってきて「観客一体となった」見事なインタビューが出来上がるというもの。

これに反して、型にはまった質問をしさえすれば「責任を果たした」ふうな考え違いを番組側がインタビューアーに指示してるとすれば、こんなテレビ局は「いずれ視聴者を失う」だろう(と思いたい)。今年こそは「嬉しく思います」などという場違いなインタビューを聞かないで過ごしたいものである。

3、AIと人間の棲み分けとは

ここに来てAIがどんどん進化して来るにつれ、今に人間の仕事を奪んじゃないか?、と危惧している人が増えてきている。言われて見れば、確かに「将棋」みたいな「データを活用する」分野における思考能力は、とても人間などの太刀打ち出来るレベルでは無いと聞く。大凡、今まで人間がやっていた「経験を積み重ねて答えを出す」仕事というのは、これからはすべて「ビッグデータAI」にとって代わる可能性は、充分あるだろう。

例えばコンビニやスーパーの「レジ打ち」作業などは、わざわざ人間がやる程の仕事ではないとは思うし、また、病気を見つけて適切な治療を見つける「診察」だって、経験の少ない医者よりは「よっぽどAIの方が上手」かも知れない。今に病院もAIの医者が患者に向かって、「どうしました?」なんて聞いてくる時代に早晩なるのではないか。そうすれば、何も医者になるために必死で難しい国家試験を受けなくても良いわけで、今流行りの「医療逼迫」なんてことも、「AI医者の大量製造」で簡単に乗り切ることが出来るわけだ(ザマーミロ、医師会の中川会長、お前はもうお払い箱だ!)。それに我々市民にしてみれば警察の110番通報などもAIが担当すれば、「人手不足」でてんてこ舞いなんて事は無くなるわけで、市民サービスにはもっともっとAIの出番は多くなるに違いない。考えてみれば政治の世界でもAIが導入され、だんだん「政治家」の皆さんの仕事がAIにとって代わられる事態も増えてきて、今に全員「クビ」になるなんて事も、充分に有り得る(AIはワイロなんか受け付けないから、そもそも議員をやってても旨味がないかも)。

じゃあ人間は何をして収入を得るのか、と国民が心配になるのは最もである。だが実は、心配する必要は全然ない。AIを導入したら人間が「お払い箱」になると思うから先行きが心配になる。じゃあどうするかと言えば、AIを導入して仕事を全部お任せしたら、その仕事をやっていた人間は「遊んでいればいい」と法律で決めるのである。何故なら、そのAIのご主人様は「仕事を代わったあなた」だからだ(おおっ、何と心地よい言葉だろう!)。めんどくさい仕事は全部AIがやらせて、人間は趣味や夢を追いかけるだけで「何もしなく」て良くなると言うわけだ。もしAIが人間の仕事を取って人間が職を失い、結果「全員がホームレス」になったとしたら、メーカーが作った商品を「誰が買う」と言うんだろう?。そう、「消費」を支える国民が豊かでなければ、いくらAIで安く完璧な製品を作っても「一向に売れない」のであーる!

つまりAIを導入したら、そのAIの給料は「ご主人様の人間が取る」のが正解だ。仕事なんか、いくらでもAIにやらせて結構だが、「給料」だけは元通りしっかり貰えばいいのでは?。そして、のんびりゴルフでもやりながら、せっせと「消費」していれば、経済は間違いなく回るってアイディアである。さあ、どうでしょう?

とまあ、冗談はそのくらいにするとして、AIを「コストを浮かせる」為に導入するような「考え違いをしている会社」の製品は、全国民が一致団結して「不買運動」を展開し、完膚なきまでに「叩き潰して」しまうのが一番なのである!。AIは基本的には「人間の代わりに働いてくれるお助けマン」だ、というコンセプトが正しい。それさえ間違わなければ、AIは冷蔵庫やエアコンみたいな「人間を豊かにしてくれる」道具として、未来生活に大いに役立つだろうと私は期待している。

ところでAIにも、出来ることと出来ないことがある、と私は考えた。それは人間の持つ「不完全で多様な個性」である。AIはプログラミングされたロボットと違って、感情も好き嫌いも「まるで人間」のように「AI自身」が反応する。しかしそれらを学んで行く過程でAI自身の DNA の中に「ある種の個性的なファクター」を入れておかなければ、結局出来上がったものは「皆、同じもの」になってしまう可能性が大であろう。過去の出来事をいくら集積しても、「あっと驚くような革新的発明」とか、「人々に理解されない時代を超えた芸術」は絶対に、生まれてこないような気が私はしている。フランスの大作家であるスタンダールは、自分の著作を振り返って「後50年は経たないと」私の作品は理解されないだろう、と語ったと言う。

過去の経験を蓄積しているだけのAIには到底及びもつかない「素晴らしい物」を作り出す潜在能力が「我々人間にはある」、と信じましょう。言うなれば「 DNA の突然変異」が、逆説的に人間の本質を表している。つまり、AIは過去に生きているが、人間は「未来を作り出す」事ができる、かな・・・。

4、オミクロンは風邪みたいなもん

南アで見つかったオミクロンが、欧米で猛威を振るっている。日本でも去年は新規感染者数100人以下だったのに、あっという間に8000人を超えて1万人に迫ろうとしている状況だ。世間じゃワクチン3回目をどうするかで散々揉めてるようだが、ここで「オミクロンに関する興味あるデータ」が世界中から発表されて来ているようなのだ。

それは、感染はするが重症化はしない、とか、肺にダメージを与えるのではなくて上気道で留まっているみたいだ、などに加えてどうも、オミクロンは「風邪みたいなもの」のような振る舞いをするらしい、と結構過激な発言が専門家の間で出てきているのだ。研究によれば、オミクロンは「免疫を逃れる能力が高い」ってことだそうだが、これってつまりは「免疫がわざわざヤッつけるまでも無い」ってことじゃないの?

まあ、医学的なことは慎重な上にも慎重に言わざるを得ないのだろうが、我々庶民はそんな悠長な研究を待っている訳にはいかない。そんな中、デルタ株の時は大活躍した「エクモ」は今の所、あんまり「出番がなさそうだ」ってんで、一安心である。それに無症状感染者が9割もいると言うから、もう高齢者以外はイギリスみたいに「行動制限なし」にして、国民にはオミクロンに積極的に「感染する」ようにしたらどうだろう。もう毒食わば皿までの心境だ。英米じゃもうオミクロン株に関しては「自由に感染して」みたいに放置してるようだし、そろそろコロナ騒動も「終わり」になるんじゃないか感が漂っていそう。

私はコロナについては、「重症化する人はインフルエンザでも重症化する」、っていう意見の人に同感である。

それよりワクチンが免疫を弱くする、という研究結果の方が恐ろしい。大体ブレークスルー感染が滅茶苦茶多いってのが、私はとっても気になるのだ。ワイドショーなどでは、ワクチンを打っているから重症化が押さえられていると言ってるけど、接種率30%未満の南アで、「既にオミクロンがピークアウトしてる」ていう事については、一つも納得できるような説明がなされいない。しかも、このワクチンの「免疫力」への影響を過小に見ていると、とんでもない医療事故が多発するかも、っていう研究がちらほら各国で出てきているのだ。ネタ元は何時もの通り「田中宇」である(興味のある方は無料版記事が出ているので、是非読んでみて下さい。少々長いですが、私のブログを読んでくれている方であれば、どうってことは無いでしょう。URLは「https://tanakanews,com/」です)。

とにかく私はワクチンの長期的な免疫への影響が未確定なので、3回目接種はパスしようと思います。これは副作用の懸念が、医学的に充分払拭されているとは言えないからです。まあ打ちたい人は「どうぞご自由に」と申し上げるだけであるが、人体における「免疫システム」の問題は、もっと慎重に考えるべきだと私は思っている。まあ本日、重傷者の人数が100人を超えたと言う報道があったが、これはある意味「防ぎようが無い」と考えるしかないのでは。今はオミクロンによる新規感染者数が急拡大しているわけだが、もしかすると今回も「1月末までに増加が山を迎え、その後は急速に減少」して、去年の11月から12月のような「コロナ収束」の状態に落ち着くんじゃないかと「楽観」している(これは、オミクロンを甘く見ると大変なことになるぞ!、と言っている人たちから見れば言語道断のように感じられるかも知れないが、まあ人それぞれ意見があってもいいかも、と思っている)。勿論、感染対策は充分行うのは当然だが、オミクロンに関しては「どんなに自粛して」いても、一定の感染は避けられない、と言うのが私の持論である。

それよりも、混乱し切った医療体制を抜本的に改革する事が、これから起こるかも知れない更なる感染症全般への備えも含めて、政治がやるべき「最も必要な対策」の一つではないだろうか。私は風邪とかインフルエンザとかエボラとか、いわゆる「感染症」だけを専門に扱う大病院を至急「国で100くらい」作って、民間に頼るのではなく、国家全体として感染症対策を行った方がいい、と考えている。

感染症は一旦流行れば「爆発的に蔓延」し、収束すれば「患者が途端にいなくなる」ので、経営的に非常に不安定な業態であり、これが「病床不足」になる原因の第一であると分析した。それに、医者とか看護師とかを集める人的資源についても考えがあって、新たな感染症というのはそれほど専門的知識や訓練が「あってもなくても」殆どやるべき事は変わりがないのではないかと思った。まあ、腎臓透析を必要とする人がコロナなどの感染症に罹ったらどうするかとか、細かいことを言えばキリがないが、とにかく「病院を国立にして、言う通りにやらせる」仕組みづくりが、特に感染症のように「儲からない病院」に関しては、絶対に必要だろうと私は思う。

いつまでも医師会の中川会長のような「訳のわからない人」の顔色を伺って対策を講じているようでは、どうしたって医者の「儲かるようにしかならない」のは当然ではないか。ここはどんなに医師会から反対されようとも頑として信念を曲げず、「国民の健康と命を守る」ことに徹して、日本の医療体制を「市民の手に取り戻し」てくれる首相の「大英断」が必要である。問題は、そういう「市民の側」に立って政治を考える人が「自民党にはいない」と言うことなのだ、ああ無情!

結局は、政治の問題に戻ってしまう。皆さん、今度の参議院議員の投票は、よーく考えて、心して投票しましょう!


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