明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

今日の視点(39)政倫審で裏金疑惑を追及したが全然ダメだった件

2024-03-15 20:29:00 | ニュース

参院政倫審で世耕議員が弁明に立ったが相変わらず「知らぬ存ぜぬ」のオンパレードで、本人は堂々と明確に「知りませんでした」と言い切っているのが「こいつ、本物のアホだな」と笑えた。キックバックをやめるか継続か決める為に5人衆が折角集まったってぇのにその日は決まらずに、その後「誰かが決めたけど私は全く知りませんでした」と真顔で答弁する厚かましさ。そんなのウソに決まってるじゃねーの、バッカじゃねー?

こういう問答を繰り返していては全然ラチが開かない。本来与野党が対立している時は「こうなり勝ち」なのである。そこで私は提案したい。
① まず議事進行正常化の為の「議長(審判役)」を置き、質問に対して回答者がまともに答えない場合は「ペナルティ」、つまりその件に関しての「負け」を宣告出来ることにする
② 例えば知らないとか記憶にないとかの「曖昧で不誠実な答弁」を繰り返した場合は即刻イエローカードを出し、3枚で「負け」つまり議論中の案件(この場合は裏金だが)について、意図的に隠蔽した違法性を認め、議会侮辱罪に処されるものとする(これは議員辞職相当の重い違反行為である)。但し、質問にちゃんと答えれば、内容はどうであれ問題は無い。
③ なお、質問への答弁が信用できないと議長が判断した場合には(普段の国会答弁も含め)質問者一人につき一回だけ「ウソ発見器」を使えるものとする。
・・・以上。

まあ戦時中の特高のような逆さ吊りや水責めや石抱きの拷問は「容疑者であっても人権はある」のだから無理としても、ウソ発見器ぐらいなら許されるだろう。今の技術であればある程度の信頼性はあると言えるのではないだろうか(私の見解です)。とにかく質問者と回答者に食い違いがあった場合は「その上位の裁定者」がいて鶴の一声で決着をつける位のシステムがなければ、政倫審などの罰則が無い場では意味のある質疑応答が行われないのは明らかでしょう。さらに言えば、本来の裁定者は誰かといえば、それは「有権者」以外には有り得ません。それが「民主主義=国民が一番上」の文字通りの意味です(皆んな分かって無いようだけど、そうなんです)。だから最終的な判断は「選挙で示されるべき」でしょう。それを棄権するというのは私には全く理解出来ないですが、日本では事実なんですね(マジかよ!)。

とにかく清風会の会長という要職にありながら「何を聞いても知らないの一点張り」という世耕議員の答弁には、海外のメディアも大笑いしてひっくり返ったんではないでしょうか。ニュースなどで見る海外の議会などでは「余り見かけない答弁」ですが、日本じゃよくある事のようで「実に恥ずかしい」事であります。・・・これ「日本人特有の言い訳体質」とでも言ったらいいんでしょうか?

こういうバカは次の選挙で落とすしかありませんね。選挙区の人達、頼んますよ!



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