報道の姿勢とそれを受け取るお茶の間の大衆の反応とは、奇しくも同じ方向を向いていると思うのだ。それは平均的な日本人の傾向は概ね一緒で、次のように説明できる。
1 これと言って熱中する事がなく、日中は会社に行ってつまらない仕事がをこなしているが、週末の休みは金もなく暇を持て余す。仕方がないからテレビやスマホでニュースを漁ってると、あれこれ不祥事が目につくことが多く、つい話題にしてしまう。妻は子供が大 . . . 本文を読む
人間は24時間の睡眠サイクルで生活している。目が覚めて起きるのは、五感の刺激で脳が活性化するから。だから眠っていて働かない視覚・味覚は、目覚まし時計には使えない。嗅覚は使えそうだが起きた後に匂いを消すのが大変。触覚は勿論役に立つけど装置が難しそう。で、大音量で鳴る目覚まし時計が簡単で使いやすい。だがもう一つ効果があるのが「光」である。朝日を浴びると脳内の光センサーが反応してバッチリ目がさめるという . . . 本文を読む
騒動から3ヶ月、ベッキーが文春な手紙を送ったと報じられた。私はベッキー自身よりもその事を一般大衆がどう受け止めるのかに興味があった。テレビでしか見てないが、世間は相変わらず冷たいようだ。川谷の方は変わらずバンド活動を続けているようだがベッキーは完全に締め出されて収入ゼロ、このまま忘れ去られると普通に仕事も出来ず生活も困窮して、その困窮度合いがまた週刊誌にスクープされて無間地獄にどんどん落ちてしまう . . . 本文を読む
詳しくは知らないが、北里柴三郎がペスト菌に対する抗体を発見して治療法を確立、利根川進が抗原抗体反応の仕組みをついに解明してノーベル賞を受賞した。医学の進歩ということに関しては、凄い事だと思う。日本では何か海外で賞を貰わないと評価しない風潮があるが、ノーベル賞を貰わなければこれ程の評価を得られたかどうか心もとない。因みに私は、利根川進を今回初めて知った。
抗原抗体反応と言うのは予防注射の基本原理で . . . 本文を読む
グッドなアイディアに脱帽です。放射能汚染の土地に帰還準備区域だの制限付き帰還区域だの、無理やり住もうとするのはやめればいいのに、政府の都合で土地を買いとれないから何とか戻れるようにしようという意図が見え見え。帰りたい人は全住民の2割ぐらいしかいないと勝手に思っているけど、放射能が無害になるのには50年とかかかるって誰か言ってたような土地に、戻ったってお店があるわけでも仕事があるわけでもなし、どうや . . . 本文を読む
アメリカの女子ゴルフは、韓国人が上位を占めて優勝とか賞金女王とか散々荒らしたおかげで人気がなくなり、今では全盛期の面影もなくニュースの取り上げ方も小さい。もちろんアメリカ人には色々な人種がいるので韓国人がどうという意識はないだろうと思うが、それにしても韓国籍で出稼ぎするのはやはり違和感を感じる。スポンサーだってお金を出す以上満遍なくアピールして欲しいのに、韓国人コミュニティだけがはしゃいでいるのは . . . 本文を読む
(8)大和三山は恐い山
僕は京都から奈良に入る時に電車の窓から見る大和三山(耳成山と天の香久山だけで、畝傍山は見えない)が好きだ。平野の中にぽこっと立って、険しいというより可愛らしい姿が微笑ましい。奈良は盆地だから高い山に囲まれていて、生駒山・二上山・葛城山と連なる峻厳な山々を間近に見ることが出来るし、東側には三輪山・鳥見山・伊那佐山、南には吉野の金峯山を筆頭とする深山幽谷の霊山が待ち受けている。 . . . 本文を読む
震災が発生して善意による募金活動があちこち活発になるが、詐欺もそれにつれて多くなる。詐欺を働く人間の卑劣さは別の問題として、今回は募金を集めるシステムを検証してみたい。
1 募金を受ける側は1つにしてコントロールし、全体の受払を明確にすると同時に必要な額を適正に配分する。東北大震災でも指摘されたことだが、集まった募金がどのように使われているのかがいまいち不明である。募金をした側では善意の行動であ . . . 本文を読む
空港や列車の復旧が進み意外と速かった印象で、コンビニなどの営業再開と共に物資もようやく避難所に届き始め、加速度的に回復して行くものとみられひと安心である。東北大震災での経験が多少とも生かされて、今回はより早く復旧している点も「やる事やっているね」と誉めたい。やはり現場は進化している。ところが経験を全然生かしてないのが原発である。復旧は地震が収まり平穏無事な環境が整って初めて、倒壊した家の整理とか生 . . . 本文を読む
(1)どこをどう行ったか覚えていない林道の喫茶店
伊豆のどこだか忘れたが、どこか東伊豆の方の海岸の近くで町営駐車場に車を停めたことがあった。側の喫茶スペースでアイスコーヒーを飲んで一服して、それからまたドライブを続けた。確か1日停めて500円だったような気がする。皆んな泳ぐつもりで来るらしく管理人も暇そうで、10時頃に入ったのだがもう7割くらいは車で埋まっていた。潮の匂いと波の騒めく音が心を浮き . . . 本文を読む
テレビで見る支援物資集積所は、全国各地から送られた物資が山積みになっていた。実際の支援物資配布方法はどうなっているのだろうか。市と区と現場の集積所と避難場所、これをつなぐ連絡が問題だと思うのだ。もうやっているかも知れないが、私なりの方法を書いてみたい。
1 災害情報センターに集約する
全情報と指揮系統を一つにして、救援部隊や救急病院などの情報を全てのタブレット・スマホに公開する。また、現地の刻一 . . . 本文を読む
ぶらぶら美術館が7年目に突入した。随分と長くやっているんだなと感心した。美術館巡りという地味な番組ながら、山田五郎の雑学とおぎやはぎのボケ突っ込みが、一般的な芸術紹介番組の枠を超えて魅力あるものにしている。この前は7年目という事で過去の名シーンを紹介していた。面白い場面や珍しい作品などズラッと見ていたが、ゴッホやルノワールやモネといった印象派の作品に混じって、セザンヌの静物画が画面に映し出された。 . . . 本文を読む
私事だが数年前、母が亡くなった時打ちひしがれ茫然としていた自分は、誰もいない孤独の自宅にひとり取り残されて喪失感に己を見失いそうになっていた。それを救ってくれたのが、テレビの馬鹿馬鹿しいお笑い番組であり、たわいも無いドラマだった。世間の人達が何事もなかったごとく普通に暮らし、くだらない事に笑い、些細な事に感動している姿を見ていることが、しばしの間自分の不幸を忘れさせてくれたのである。あの時は1週間 . . . 本文を読む
確かに、ちょっと揺れたからっていちいちビビって止めてたら、原発の発電能力を当てにしてる九州電力からしたら冗談じゃないと思う。これが九州電力の社長かなんかの談話なら何という事ない話だが、原子力防災担当相の正式談話とすると問題が見えてくる。
1 川内原発は震源予測地域に近く、地震学的に地震発生のメカニズムや地理的条件のズレといった点から、川内原発の近辺で震度7クラスの地震が起きても不思議ではないかも . . . 本文を読む
残念なニュースが流れた。この話題は、熊本の地震報道で吹っ飛んだが、介護問題・少子化問題・保育園問題と課題ラッシュの安倍政権に取って、むしろ追い風になったかも知れない。それはさておき、住民の反対運動で建設できなくなった保育所は、子供を抱える母親からすれば希望の光であったろう。さらに言えば、そこに預ける事で自分が働ける、そういう計画も頓挫してしまう「お先真っ暗」な事態だ。
私は、充分な事前説明もなく . . . 本文を読む