明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

理想スイング2023(15)ゴルフパートナーでドライバーを練習

2023-07-09 06:06:00 | スポーツ・ゴルフ

まだまだ当初の目標の「ハンドファーストとアーリーリリース」が達成されてない。だが何となく感じはつかめて来たようにも思っている。そこでドライバーも練習してスイングの質を上げ、アドレスからフィニッシュまで「確実に振り切れる」ワンピースなスイングを目指して行こう、というのが現在の取り組みである。そこでドライバーを持って力を入れて飛ばすのでは無く、先ずは最後まで振り切ることに集中した。そうは言ってもドライバーを振ればどうしても力が入り、上手くミートした時は「どの位飛距離がでているか」気になるものである。

そうやってあれこれ2時間みっちりと練習する間には、思ったような当たりでも無いのに飛距離が出たりして「何故だろう?」って思う時がある。何度かそういう事があって、ようやく何故飛んだのかの理由らしきものに思い当たったのだ。それはアップライトに振り下ろすと「意外と飛ぶ」のである(これは本当のようだ)。そう言えば葭葉ルミも松田鈴英も川崎志穂も、皆んな飛ばし屋のスイングは「上からドーン」と振って、横殴りのスイングより明らかに飛ばしているじゃあないか!(皆んな飛ぶけどイマイチ成績が伸びないのは何かある?)。

まあそれぞれ「背が平均より高い」ということもあるし、あるいは方向性に何か悪い影響があるのかも知れないが、しばらくは「縦振り」にチャレンジして飛距離を出そうと思っている。それと全体にもっと「下半身の運動量」を増やして、スイング全体の力感を強化する方向で練習したいと思っている。そこで「今日の気付き」をまとめて見た。

1、頭は不動
私の欠点の一つは「上体がスエー」して、それで打ちにいくことだ。バックスイングで右にスエーし、インパクトでアドレスの位置に戻るが今度はフォローで左に流れてしまう。とにかくバックスイングで右にスエーするのを止めることから練習したい。先ず頭が動かないのが全てのスイングの基礎になる。頭が動くプロはテレビで見た限りでは、余り「いない」と私は思っている(鈴木愛はバックスイングで右に動くが、その後目標方向に動く訳では無い)。これは私のクラブの「上げ方」に原因があるのじゃないかと私は考えている。多分、インサイドに引き過ぎているように思う。

2、トップは高い位置
これは前項で考えている「クラブの引き方」に関係することだが、今まではトップでクラブが少し寝た位置に上げていた。私の場合は余り身体が強くないので、飛距離を伸ばそうとするにはこれだと限界があるように思う。それでトップの位置を高くして、クラブの落下エネルギーを利用して飛ばすことに変えることにした。その分、今までより前傾角度は深くなる。しかし私はアドレスでボール位置がやや遠く、クラブの振り方が身体の回転というよりも「遠心力」に頼ったスイングになっていたので、こちらの方も同時に改善されて「むしろ好都合」である。スイングをアップライトにすることで、「下半身主導のスイング」に一歩近付いた事になる。

3、腰をしっかり回して
実はゴルフパートナーの先生からは、行くたびに「腰を回すように」と指導されていた。何とか下半身主導の準備をトップで出來ていたとしても、肝心の腰が「グイッ」と入らずに中途半端の位置で止まってしまっていては、飛距離の最大要因である捻転差が生まれてこない(とは言っても、体幹の強さが必要であるが)。腰を回すよりは「肩を持ちこたえる」感じで、「振り出しのタイミング」を遅らせたい。

4、後は思い切って振り抜くだけ
インパクトで頭を残しておくのは当然として、上体をスエーさせるのではなく「軸回転で右肩を押込み」ながら、下を向いて右腕を曲げたまま、腕は脱力して「力を入れず」に回転力でスピードを出していくのが、一番スピードが出るようだ。腕に力が入ると「どうしてもスピードが遅くなる」のは、すでにボクシングでも常識である。力を入れるとその分飛ぶように思うが、実は案外「そうでもない」というのが練習していると分かって来る。

とにかくスイングスピードを上げて飛距離を出すには、「回転力」を上げることに尽きると思った。以前はインパクトは強烈にと思って遮二無二ガツンと力を入れていたが、実際は「スッ」と軽く振り切ったときのほうが(勿論、芯を捉えての話しだが)飛距離は出ているのである。

まあ、本人の意識としてはガツンと行っているのかも知れないが、少なくとも「インパクト時間が長い」というのは共通して言えていると思う。それは手で押し込むより身体の「捻転力で振り切る」意識が結果が出るのではないだろうか。この考えが正しいかどうかはまだ分からないが今はそう考えている。プロのスイングを見ても「手で押して」いる選手はいないようだ。実際は手に力が入ってインパクトしているにしても、同時に「身体の回転を止めない」のが大事ではないだろうか。

少なくとも私のスイングのもう一つの欠点である「インパクトで止まってしまう癖(というか、ガツンと当てようとして腕が止まってしまう)」を治す為には、今はインパクトよりも「腕を振る」ことに集中したい。

5、スイングは振り切ってナンボ
インパクトで「スピードの落ちる癖」が直ってくれば、スイング全体がよりスムーズになって、結果としてスイングスピードも上がって来る筈だ。そして、フォローでも軸は崩さずに頭を残して前傾角度を保ったまま「フィニッシュの形」でボールの行方を見送ることが出来れば、とりあえず今考えているスイングのベストである。まあ、見た目に格好が良いというのもちょっとは気になるが、何よりもフィニッシュまで振り切れれば「スイング軌道」が安定する。その結果「ミート率」が上がってボールヒットがより正確になってくれば、当然スコアも良くなって「万々歳!」というのが狙いだ。まあ、ゴルフはそんな簡単なものじゃ無いのは重々承知しているが、インドアのマットの上でちゃんとスイング出来ないのに本コースに行ってまともなショットが「出来る筈がない」ではなにか。だから先ずは「ちゃんとしたスイング」を覚える事である。まあ年齢的に言えばスイングを作るより本コースで「ゴルフを楽しむ」ほうがいいんじゃないの?という考えもあるだろう。ただ私は悲しいかな、自分なりの「理想のスイング」が出来なければ、本コースでもゴルフを楽しむ気にはならない性質なのである。理想のスイングが出来るように為には、それなりの「多くの試行錯誤」を乗り越えて、自分の「ゴルフ理論」が確立されなければならない。それが出来た暁には(つまり、もっと年老いてクラブが振れなくなった場合に)、テレビ観戦をしていても選手のスイングなど見ながら「この選手は良いスイングをしている」などと自信を持って言えるんじゃないだろうか。勿論、もっと若かったなら別の考えも出来たかも知れない・・・が、今はスイングを理想に近づけることが私の努力目標である。

以上。

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今回の練習ポイントを一言で表すとすれば、スイングのイメージは「シュー、ドーン」で振り切りたい。



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