明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

ゴルフの真髄(20)やっぱりマッスルバックは飛ばない?

2019-09-17 21:35:44 | スポーツ・ゴルフ
日曜日にいつものごとく三觜喜一の The Golf を見てハタと気がついた。番組では大きなボールを叩くドリルをやっていたが、確かに「重たくて動かないもの」を叩く時の動きは、力が入ってビハインド・ザ・ボール&ハンドファーストになっている。普段ゴルフ練習場で球を打っている時は「小さくて軽いボールを飛ばさなきゃ」と思っているので、どうしても「飛ばす」動きになる。つまり頭が前に出て手が後ろに残る形である。イメージが「飛ばそう」という意識になっているのだ。これを「叩くイメージ」に変えなければならない。スイングは「重たい物体にヘッドを思いっきり叩きつける」イメージで振ることに尽きる。「あるいは重いものを押す」でも良い。そうすればハンドファーストになってダウンブローにもなるのである。単なるイメージの変更に過ぎないが、多分「絶大な効果」が上がるのではないか、と思っている。今日はダンロップゴルフスクールのデジタルクリニックに行くので、スイングにどれほど効果があるか、確かめてみるつもりだ。

で、行ってきた結果が「タメの全く出来ていないミジメなスイング」である。ガッカリだ。どうしてプロはタメができるのだろう、なんて考えてもしょうがない。彼等はタメなど作ろうと思っては振っていないのに自然と「出来ちゃう」から、プロなのである。無い物ねだりは止めよう。そこで先生にレッスンでお馴染みの、マットにガムテープを貼るドリルをやらされた。ボールの前方だけではなく、クラブの入る後方に「しかも10cmくらい間を開けて貼って打ってみる。まさかこんなに後ろのガムテープを打つなんてあり得ない・・・と、見事に後ろ側のガムテープを剥がして恥をかいた。これじゃダウンブローなんて、夢のまた夢だ。それで今回のデジタルクリニックでのチェックで覚えたことは、ガムテープの練習を1カゴやる事と、前傾姿勢をもう少しだけ保つ事、それにインパクトの時に頭をもう少し沈ませてトップしないようにする事である。まだまだ道のりは遠い。10月九日の取手桜ヶ丘までの間に少しでもダウンブローに打てるようにしなければ。練習練習猛練習である。

ところで、私はエースアイアンをタイトリストのAP3からMB714に変えてしばらく使っていたが、どうにも飛ばないのが嫌になって、こないだ元に戻してみた。練習場で打ってみたら、打球音は714よりバシッと当たってる感がするようだが、実際に飛んでいる距離は1番手ぐらいしか変わらない。その1番手も、ロフトが立っている分だけAP3の方が飛んでいるように見えるだけである。結局飛距離が同じなら、見た目にカッコいい714の方がいい、ってんでまた、MBに戻したのである。ヘッドスピードが遅い人は、飛び系クラブを使っても使わなくても変わらないらしい。悲しいねぇ。これでウッド5本、アイアン6本、ウェッジ2本、パターの14本態勢で固まった。偶然だが渋野日向子のセッティングと「ほぼ」同じである。ただ飛距離が渋野は260ヤードで、私が180ヤードと言う違いだけだ。いや、それ以上は言わないで欲しい。薄々は感づいているのだが、聞きたくないのだ。そう、私は渋野日向子のクラブセッティングと同じである。何かいけないかな?

ゴルフは我々に取っては、遠くに飛ばすスポーツである。一部の人は正確に距離を打ち分けてこそのゴルフであるなどとのたまう。しかし打ち分けようにも、届かないんじゃ話にならないじゃないの。まっすぐ飛ばないドライバーを打ち、お世辞にも当たらないスプーンで2打目を打つ。それでやっと残りがアイアンの出番である、こんなんで当たるわけないじゃないの。1ラウンドで何回かナイスショットを打てれば御の字だ。

というわけでスコアは全く気にしていない。というか、気にならないようにしている、と言う方が正しいだろう。あくまで完璧な一打を求めてゴルフ場に行くのである。そしてそれがラウンド中に出ればハッピーだし、出なければそれまでである。後は酒と仲間が慰めてくれる。度々ブログで取り上げるSN氏は、既に達観の境地に達しているようで、滅多に感情を表に出さないゴルフである。それがこないだ久し振りにバーディを取って、子供みたいに万歳を繰り返していた。仲間が喜ぶ姿は見ているコッチも楽しくなる。何んだかんだ言っても70過ぎの老人が手放しで喜べる事って、そうそう無いと思わないか。だからゴルフはやめられない。

それで「いつかはダウンブロー」。これが私のゴルフの夢である。後もうちょっとのところなんだがなぁ・・・。




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