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明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

女子ゴルフ三昧2025(4)今度は岩井千怜がルーキー優勝だぁ!

2025-05-27 19:18:00 | スポーツ・ゴルフ

1、リビエラ・マヤ・オープン=岩井千怜優勝

29日から全米女子オープンが始まりますが、その前哨戦として若手が火花を散らす戦いを繰り広げるのがこのリビエラ・マヤ・オープンです。日本勢は岩井姉妹と勝みなみに吉田優利、それと今回予選通過ならずだった竹田麗央の5人が出場です。その中で「岩井千怜」が68・74・68・68の276と、2位を6打もリードして圧勝したんですよ!。最終日は前半でトップに立ち、あとは余裕のぶっちぎり勝利だったので「安心」して見てられたのが良かったと言えますね、またまた日本人の快挙です。といっても国内ツアーでランキング5位の猛者だから、まあ当然と言えば当然なんですが、今まで日本人が米ツアーに挑戦しても中々結果が出せずに結局日本に戻って来ていただけに、今年は竹田麗央といい西郷真央といい、「国内同様の活躍」が出来ているのは素晴らしいの一言ですね。もう「日米の格差」は殆ど無くなったと言えるんじゃないでしょうか。しかし、それにしても毎試合ベストテンに食い込む力の源は何なんでしょう?。

その答えはどうやら「パター」に有りそうです。米ツアーで最近調子を上げている勝みなみは、世界一過酷と言われている米ツアーで何と「2位という超絶名人」なんですねぇ、恐れ入りました(ちなみに1位は何と何と日本の「馬場咲希」ですよ!・・・あっと驚く為五郎~~・・・って、クレイジーキャッツじゃないっちゅうの!)。勝はもともと国内でもデビュー当時からパターは上手かったんですが、アメリカに行ってその実力を遺憾なく発揮した、というところでしょうか。後はドライバーとアイアンの精度ですが、何もかも上手く行ったら毎週優勝ですから、まあ我慢して待ちましょう。

山下美夢有もパターは「8位」と素晴らしいですね。ドライバーは136位と振るいませんがフェアウェイキープ率が「5位」で断トツです。パーオン率が59位と彼女にしてみれば低いですが、これも何れは上にあがってくると思います。何しろ国内では3位だったアイアン巧者ですから、実力を発揮するのは時間の問題でしょう。

岩井姉妹は元々国内ツアーでもパターは上手かったんですが、まだアメリカでは発揮されてません。妹の千怜は15位と上昇してますが、姉の明愛は72位とちょっと不甲斐ない成績です。これはまだ試合数が少ないので順位の変動が大きいんだろうと思います。何れは上がってくるので心配はないと思ってますが、出来れば早い方が良いに決まってますから次週あたりで爆発っていうのがベストですね。竹田麗央は米ツアーでもドライバーやパーオン率はトップクラスで既に「押しも押されもしない実力者」になってるんですが、パターだけが104位と「全然ダメ駄目」なんですよ、ここさえ良ければ「あと2、3勝は軽い」んですけどねぇ。少し「勝」に教えて貰えば良いのにって思っちゃいます。

それに引き換え心配なのが畑岡奈紗と古江彩佳です。畑岡はフェアウェイキープ率が7位でパーオン率が18位と問題ないんですが、平均パット数が64位と良くないんですねぇ。以前はもっとズバズバ入っていたようなイメージが有るんですが、本人も苦しんでいるようです。パターはちょっとした「きっかけ」で治ったりするので気長に待ちましょう。古江も同じような状態で、フェアウェイキープ率は3位と素晴らしくパーオン率も15位で流石世界ランク上位者らしい数字なんですが唯一パターだけが「43位」と彼女らしくない位置なんですねぇ、この所の不調は「このせい」かも知れません。二人共次週はメジャーの全米女子オープンですのでこれまでの鬱憤を晴らす絶好のチャンスです。目の覚めるようなビッグスコアを期待しましょう!

最後にメジャーチャンプ西郷真央ですが、ドライバー86位、フェアウェイキープ率45位、パーオン率42位、そしてパット数も46位とすべて平均的なんです。これで何でメジャーに勝てちゃったのか不思議ですが「それがゴルフ」の面白さでしょう、他のメジャーチャンプ2名(渋野と笹生)はもっと酷いですから、まあしばらくの間は余裕で試合を楽しんでも良いかも。

とにかく、まだ勝ってない山下と岩井明愛はしゃかりきになって勝ちに来ると思います。見物ですね。それと、持っているポテンシャルは案外と一番かも知れない「馬場」に期待して次週の放送を待ちましょう!。

2、ブリジストンレディース=佐久間珠里優勝

こないだ初優勝したばっかりなのに「もう2勝目」と大活躍の佐久間は、ジャンボ門下生ですが「パターめっちゃ上手」なんですねぇ。パーオンホールの平均パット数で1.7523の1位です!(2位以下は神谷そら、藤田さいき、河本結、そして菅風華が5位に入っています)。ちなみにラウンド当たりは新垣比奈、河本結に続いて3位に入ってますが、両方にランクインしてるのは河本結と二人だけというのが本物の証じゃないでしょうか。やっぱり「名手」というのはウソじゃないんですねぇ、納得です。彼女はゴルフへの取り組み態度でも目下「好感度」アゲアゲで、今一番ツアーで輝いてる選手じゃないかと思ってます(人気も急上昇してます!)。何しろ「ここぞ!」という4、5mの痺れるパットをねじ込む力は「神掛かって」いて抜群のものがあります。メンタルが強いんでしょうねぇ、ますます応援したくなります。

ちなみに2位Tの荒木優奈とは連日同スコアでガチのバトルをやってましたが、最終日のアウトで差が付きました。まあ佐久間が勝つとは思っていましたが、それにしても若い連中の活躍は目覚ましいです。私としては「櫻井心那」の復活優勝を期待してるんですけど、今回は残念ながら6オーバーで予選落ちでした。なかなか調子が上がらないのがヤキモキします。

その他に私が注目している選手は、先週優勝争いした「金澤志奈」が2オーバーで、優勝した「安田祐香」が3オーバーと順位が逆転してたのが偶然かもしれませんが面白かったです。まあリベンジですかね(結果は両者予選落ち)。さらには中々調子が戻らない「稲見萌寧」と私の一推し元気娘「尾関彩美悠」、それに最近改心したらしい元ヤン「臼井麗香」にウッドをウエッジのように使いこなす匠の「青木瀬令奈」が揃って3オーバーで撃沈。前週突然大復活した「堀奈津佳」は、今週は4オーバーと元に戻っちゃったみたいでした。キャディー不倫で話題提供もなんのそのという「川崎春花」は5オーバーと振るわず、超々可愛い沖縄育ちの南国娘「興語優奈」は7オーバーで予選落ち。もっと見たかったけど残念です。

なお、最近は殆ど見なくなった元祖飛ばし屋の「川崎志穂」は10オーバーで黄金世代のリーダーだったこともある「松田鈴英」が9オーバーと、又しても予選通過ならず!だったのは実力通りとは言え寂しいものがありますねぇ。新しく登場する者がいれば静かに消えていく者もいる、というのは女子プロの世界の厳しさが半端ないことの証でもあります。まあ最後に「もうひと花」咲かせてあげたい気持ちも有るんですが・・・。

3、ツインフィールズレディース=前田羚菜優勝

3日間開催予定で行われたが何と「熊が出た」という前代未聞の理由で短縮となり、ルーキーの前田羚菜が優勝しました。2位Tには宮崎乙実と皆吉愛寿香が並び、リハビリ出場中?の成田美寿々が6位Tと順調に回復しつつあるみたいです。またママになって戻って来た大江香織も同じく6位Tに入って「まだまだやれる」ところを見せていました。成田や大江の活躍は他の選手達の励みにもなっていたことでしょう。ゴルフは年齢に関係なく楽しめるスポーツです。アマチュアゴルファーにとっても彼女等の活躍Jは大いに刺激になると思うので大歓迎でしょう。そして話題のルーキー「中村心」がしっかり13位Tに入っていて、やっぱり力ありますねぇ。

ちなみに名前を聞いて顔が思い浮かぶ選手には、まずレギュラーが主戦場だった黄アルム、吉田弓美子、酒井美紀、服部真夕、若林舞衣子等がいます。いずれも優勝経験が豊富な実力者です。そして同じくレギュラーに出ていたがあんまりパッとしなかった田辺ひかり、斉藤愛璃、浅井咲希、武尾咲希もステップアップで返り咲きを夢見て頑張っていますね、諦めたら終わりですから。なお、こないだ全米女子シニアオープンで「あわや優勝か?」と日本中を大騒ぎさせたレジェンズの山本薫里も出ていて、選手層は上下に相当厚いです(但し予選落ちだった)。

一方私が激推ししてる「高橋恵」は11オーバー、ちょっと綺麗系の「植手桃子」は12オーバーと良いところなく予選落ち。上品系高輪女子の「高木萌衣」は7オーバーで、これまた1打足りずに予選落ちでした。変なスイングで面白可愛い「丹萌乃」は初日7オーバーで棄権、大丈夫かな?。私としては彼女等のプレーが見られなくて大変残念です(初日だけは何とか見れました)。まあCSのスカイが全試合完全生中継してくれるのでそこそこ満足はしています。後は高橋恵が奇跡の優勝でもしてくれると万々歳なんですが、そればっかりは何とも言えず歯痒いですねぇ。期待はしてるんですけど・・・。

以上、今週の女子ツアー情報でした。次週の全米女子オープンは期待です!



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