先週ハンドファーストを目指した私の取り組みは一旦中止して「パワーを出す練習」に切り替えることにした、と書きました。形を整えて正しいスイングを作ろうとした努力は、私は決して無駄では無かったと今でも思ってはいますが順序としては、まず「全力でボールを撃ち抜く」スイングがきちんと出来た上でそれから細かい所を直すべきだ、と考え直したわけです。つまりフルパワーでボールを叩く動きがちゃんと出来なければ、それで形をどうこう言っても「意味が無い」って事に気がついた訳ですね(今頃かよ!)、ちょっと時間を浪費しました。
で、一旦形が出来かかっていたスイングを全部かなぐり捨てて今一度「思いっ切りボールを叩いてみよう」と考えた訳です。言わばパワーゴルフへの挑戦ですね、75歳ですけど・・・。そしてやって見た所、余り飛距離は変わりませんでした。というかむしろ伸びたんです。それで分かったことは「綺麗なスイングは真っ直ぐ飛ばす為」にあるという驚愕の事実だったんです!(当たり前じゃないの?)、勘違いってのは怖いですね〜。飛距離はスイングの形やハンドファーストとは関係なくて、ただただ「パワー」だけが飛ばせるってわけ。目からウロコです。
但し、ゴルフは飛ばせば良いってもんじゃ有りません。そこでフォームの練習が生きてくるわけですよ、やっと分かりました。私に必要なのは尺取虫ゴルフではなく、昔のように若々しい「パワー」ゴルフなんです(って、無理だろうその歳で!)。いえいえ週3で練習すればまだまだ行けますって!
と言う訳で、今週からマン振り再開で〜す。
1、「みぞおち」が中心
以前は頭を動かさない云々と考えていましたが、頭は身体の中心では無いんじゃないか、と思い始めた訳です。じゃあどこなのか?というと「みぞおち」だと思うんです。この中心点が「上下左右に動かないように」スイングすれば、自ずと球に当たるんじゃないでしょうか?、まあ素人考えですけど今の所上手くいっています。これだけ気を付けてフルパワーでスイングすれば、飛距離アップは間違いなし!って魂胆です。
2、「力」を有効活用する
以前はハンドファーストとかアーリーリリースとか、見た目でカッコいい形を真似ようと練習してました。そうすると回転がどうとか腰を回すにはとか切り返しはこうとか色々やる事が増えてしまい、結果ヘッドスピードが全然上がらなかった訳です(今でも7番アイアンで29mが限界です)。少ないリソースを100%活かすには「インパクト」に全てをぶつけるしかありません。それにはまず「無になって」インパクトを迎える事に全集中です。
3、「ゆっくり」体重移動する
ヘッドを速く動かそうとしてむやみに手先を使ってしまうと結局は「本当の手打ち」になり、インパクトが弱くなり勝ちです。インパクトの瞬間に身体全体が固まって「ヘッドに全ての力が集中」するのが理想ですから、それ以外の動きはあくまで身体をインパクトの形に持っていくための補助動作なんですね。この補助的動きに力を使ってしまうと、本来の使うべきインパクトで「力が不足」してしまいます。人間は力を出せる時間が案外限られているんですね。それで、補助動作と主動作をしっかり分けて考えると「より効率よく」力を集中出来ると思います。それには先ず体重移動から「ゆっくり」行うのが大事だと考えています。
4、インパクトまで手首に力を入れない
インパクトで最大級の力をヘッドに与える為には、逆説的ですが「それまでは一切力を入れない」事が重要です。身体の中心つまり腹筋と背筋に静かに力を保持して、その軸を中心にして身体をゆっくり捻って捻転差を最大にするわけですが、この捻転差を作るのに「力を入れる」と逆にインパクトで力が発揮できず、駄目なんですね。アマチュアがよくやる切り返しから全力、ってイメージです。むしろブランコで最高点に上がる時には「一瞬重力を感じない」ように、あくまで最低限の力を保持しながら「インパクトに全力を出す」事だけをイメージするのが良いと思います。特に手首はクラブに余計な影響を与えてしまいますから要注意ですね。
5、フォローやフィニッシュは考えなくていい
これは体験上わかった事ですが、インパクトで全集中すればその勢いで「自然と」フィニッシュの形は出来てくるんじゃないでしょうか。私がインパクトで全力を集中出来た!と感じた時は、何故かフィニッシュが綺麗に取れていたように思いました。逆にフィニッシュがいくら美しくても、その時は既にボールは遠くに飛んでいる、が正解なんです。だから練習するときはインパクトで手に感じる「反動の大きさ」だけ考えてそれが「どの位力を集中出来たか」どうかのバロメーターと考えて反省し、次は「もっと力一杯」ボールにヘッドを当てよう!とだけ考えて振りました。全部マン振りです(オーマイガッ!)。これを2時間やり続けると結構な運動になります。お蔭で少しずつですが体力も回復して来ました。リハビリ、進行中です!
・・・以上です。結論は、インパクト以外の余計な所に力を入れるとその分ボールに伝わる力が「減る」、でした。なので一番飛ぶ打ち方は下半身リードなど考えないで「ひたすら力いっぱいにクラブを振る!」ことです。意識はとにかくボールに集中します。そして方向性については今までの蓄積で何とかなるでしょう、って感じですね。まあ、アドレスさえ注意すれば大体は当たるもんです、マットの上ですからね、当然です。とにかくパワーをつけること。まだまだ若いつもりで~す!
★ パッティングの練習 ★
今回からゴルフパートナーの練習を終えた後、20球ほどパターコーナーで「パットの練習」をしてから帰ることにしました。柏のゴルフパートナーにはグリーンの代わりに「パターマット」が置いてあって、アンジュレーションとかは有りません。なので、距離=タッチを合わせる練習のみになります。しかし、パターで大事なのは実は「タッチ」なんじゃないかと私は思っています。私のようなラウンド100も打つアマチュアはラインがどうこう言う前に「先ず2パットでカップインする」ことを考えるのが大事でしょう。つまり力の入れ具合をしっかりコントロールしてカップの近くに寄せることです(入ればめっけもの、ですね)。その練習をちょっとやっておこうという訳です。まあ、自分のパターで練習出来れば一番良いのですが、それだと荷物が嵩むので店舗に置いてあるパターを使っています。盗難防止タグが付いてて若干フィーリングが違うんですが、まあ良しとしましょう。私はスコッティ・キャメロンのスタジオセレクト・ニューポート2 の34インチモデルを使っている「ごりごり正統派」ですが(完全なミーハーとも言います)、最近ファントムやフューチュラに興味が出て来ました。やはり転がりが良くて「力がいらない」ところが良いですねぇ。で、ゴルフパートナーでは店においてある中古品で練習しています(2万円から5万円!)。とりあえず2mのパターマットで「3球連続カップイン」したら帰っていい、というのをやってます。2mですから、まあすぐに入りますけどね(笑)。
次回は飛距離アップは出来たか?、です。乞う御期待!
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