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明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

自転車の事故を減らす方法

2021-12-06 19:48:02 | ニュース

この前も自転車で走っていた母親と子供が、左折する車に巻き込まれて大怪我をしたというニュースがあった。自転車は車道を走ることになっているが、そもそも車や大型車両に「自転車は車両だ」とは認識されていない(と思う)。道交法上は自転車は軽車両だから、車道の左端を走ると規定されている。しかし「要するに邪魔」と思われている自転車が、車と同じ車道を走ることには無理があるのだ。

しかも、車にとって自転車の走る部分は独立した「車両レーン」ではなく、車道の端っこであり、道交法上でのキチンとした通行帯とは認識されていないのである。これじゃ自転車は危険過ぎて、安心して車道を走ることは出来ない。さらには自転車は免許が要らないから「交通規則を守らない」運転者でも簡単に公道を走れるし、危なっかしい運転をしていても「誰も注意しない」のである。この状況では、自転車事故はいつまでもたっても無くならないし、歩行者との事故も起きてしまう。

そこで私は
① 自転車にも「ナンバープレート」を付け
② 乗るには「免許」が必要
という法改正を提案する(実は15年前から主張しているのだが、だれも賛同してくれないのだ)。

自転車に乗りたい人は試験場に行って、技能試験とペーパーテストを受け、合格したら「免許証」を貰う(教習所は流石にいらないだろう)。自転車には必ずナンバープレートを付け、3年に一度は「免許更新」すること。なお、取得年齢制限は無しである。昔、会社の同僚にこのアイディアを話したところ、彼の返事は「子供に免許ですか?」だった(OH No!)。

頭の硬い人は何処にでもいるものだが、軽車両で車道を走るのなら、例え子供であろうと「免許」が必要なのは「当たり前」ではないか?。まだ子供だから免許は大げさだというのなら、その程度の認識で車道を走らせること自体が「事故」を起こすのだと思う。しかし子供は成長がマチマチだから、試験に受かったら免許を与える、で良いだろう。

これで信号遵守や歩行者保護や盗難抑止や放置自転車など、多くの問題が一気に軽減される。それに、免許交付料やナンバープレート代や保険など、経済効果だって見込める。それより何より、子供の交通ルールに対する意識が根本から変わってきて、安全意識だって芽生えてくるはずだ。さらには、危険な乗り方をしている子供に注意する時なども、免許のある無しは「絶大な抑止力」になる。

これほど良いことづくめなんだから、政府は明日にでも道交法を改正して、自転車の「正しい乗り方」を広めてもらいたいものである。ウーバーイーツの配達員も、「法律」に従って配達する時代である。我々も子供の手本になるような自転車ドライバーになって、交通事故を無くそうではないか。・・・私のささやかな提案でした。


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