わらぶろ!

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【2023年遍路】高知の右半分を制覇せよ!(1日目 イレギュラーをリカバーせよ)

2023年11月10日 | 旅行

前回の更新より時間が空いてしまいました。
この間に色々な場所に行きました。

湯西川、石和温泉、榛名山、羽生、館山、伊豆長岡、境、秦野、新潟(妻有)、新潟(しゅくら)、
東鳴子、かき氷スタンプラリー(名古屋、香川等)、尾瀬、玉川温泉、奥塩原、北海道(道南・胆振方面)、
松阪、新潟(越後湯沢)…

ある意味ストレス発散も兼ねていましたが…
大人になると色々あるのです。

この辺の旅日記は時間があれば、更新していきたいと思いますが、
今回は…

年1回のお遍路シリーズです。

そんな訳で、2023年11月1日(水)


夜行バスで出発です。
今回は予約に出遅れてしまったため、いつもの海部観光の2列バスではなく、コトバスです。
そのため、いつもより1時間くらい早く出発。
久々の3列シートでしたが…

全然眠れなかった。

メタボ故、6月の尾瀬での怪我でヒビが入った尾てい骨さんに負担がかかり、メチャクチャ痛かった。
眠れないのでGoogleMapと睨めっこしていましたが、
どうも進むのが遅い。
アナウンスで東名の集中工事がある旨の話は出ていましたが、
2時の段階ではまだ静岡県内走行中でした。
大丈夫か???

全然大丈夫じゃなかった…

2023年11月2日(木) 7:05 徳島駅着

30分遅れで徳島駅に到着。下車しました。
で、今回の区切りのスタートは22番平等寺。
平等寺へは新野駅から徒歩で30分くらい。
だったのですが、新野駅に向かう列車は10時台まで無し。
ホントはバス到着15分前くらいに新野駅に行く列車が出ていたのでこれに乗る予定でした。

普段なら、歩き遍路なので「まぁ、仕方ないよね」というところですが、
今回は比較的、公共交通機関も利用する場所もあるため、
1本逃すと2時間~3時間遅れるという致命的な状況に…

バスルートも調べましたが橘方面へ行くバスも合うものがなく、
その先、平等寺近くに行くバスも1日2本しかなく、繋がらない。
前回の中断点の和食(わじき)の道の駅に行くルートも上手く繋がらない。

そんな中、牟岐線の次の列車が徳島駅7:15発「桑野行」であることに気づく。

この桑野駅は新野駅の1つ手前の駅なのです。
だから歩けばリカバーできるのでは?

桑野まで行く列車もこれを逃すと10時台になってしまうので、
とりあえず飛び乗ることにしました。

8:25 桑野駅

次の列車が平等寺最寄りの新野駅に着くのが10時35分過ぎ、
これに間に合えばリカバー成功。
でも、本来は新野⇔平等寺の往復4キロで済んだはずの距離が
桑野⇒平等寺⇒新野だと8キロくらい。
かなりギリギリのラインです。

ってことで、出発。
公共交通機関を使っても、やっぱり歩きは切っても切れない縁ですね。

9:40 22番平等寺

6km以上ある道のりを早歩き。
いきなり、お遍路の洗礼を受けた形ですね。
ちょっとだけいたずら心で「えへへへへ」をやってしまいました。

普段は30分くらいかかる滞在時間も20分に短縮し、駅に向かいます。

10:30 新野駅

セーフ!
これで間に合わなかったら、夕飯の時間までに宿に辿り着けるか微妙だったので、
良かったデス。

牟岐線の車窓から…田井ノ浜の休憩所が見える。
動画で撮影していたので、アップできませんが、
1周目はあそこで北風をまともに食らって凍えていたな…
同じ11月でしたが今日は夏日です。

薬王寺最寄りの日和佐駅到着は11時過ぎ。

日和佐駅は道の駅併設、コンビニ、薬王寺と薬王寺温泉もすぐ目の前で飲食店も周辺に多く、
色々と揃えるのに便利な場所です。

ってことで、とりあえずまずは腹ごしらえ。
ここまで時間との闘いだったので、夜行バス乗車前にコンビニで買った朝ごはんすら食べていません。

お昼ご飯は阿波尾鶏中華そば藍庵さん。
なんだか和食系のレストランチェーンを組み合わせたような名前ですね。(失礼)
でも、ラーメンは鶏がきいていて、メチャ美味しかったです。
鶏のチャーシューも柔らかくて旨味もありました。

そして食後…

11:45 23番 薬王寺

温泉もあり、今はお休みらしいですが、大きな宿坊も抱える大きなお寺。
今回は歩き疲れていないので、赤い塔のところまで登りました。
街を見下ろす景色はお城や海も見えて最高。

このあと、山門前でどうでしょうでお馴染みの「Y」のポーズの撮影にチャレンジしますが、
あまりうまくいかなかったのでアップはしません。

道の駅で時間調整してさらに南下
次に降り立ったのは…

目の前に海が広がる鯖瀬駅です。
次の目的地は駅から見えていました。

13:35 別格4番 鯖大師

大師堂の前の鯖の像がキュート!
空海は鯖大師で修行した際に鯖を口にしなかったそうで…
よし、自分も折角鯖大師に寄ったのだから、鯖を我慢してみよう。(フラグ)

そして、鯖瀬と言えば「さばせ大福」

これを2周目では味わってみたかった。
海部方面へ向かうバス停の側ということで時間もあるし行ってみると…

木曜定休でした。orz

気を取り直して、バスで海部方面へ…
阿波海南駅近くの「海部高校前」のバス停で下車。
今宵の宿泊先にも直通するのに、あえて下車したのは…
世界初のアレに乗るため。

それは…

阿佐海岸鉄道のDMV(デュアル・モード・ビーグル)に乗るため。
もともと阿佐海岸鉄道は海部(現在の阿佐海南)と甲浦を結ぶ短い路線の鉄道だったのですが、
このまま鉄道事業だけでは成り立たないということで、
なんと鉄道がバスにも変身できるDMVという乗り物に変えてしまいました。
これにより、阿波海南文化村~阿波海南駅までがバス、阿波海南駅~甲浦駅までが鉄道、
甲浦駅~宍喰温泉までがバスで運行されます。(土日は室戸の方にも1便行くそうです。)

実際にここが阿波海南駅の鉄道・バスの切り替えポイントです。
とここで、次のDMVまで時間があるので、おやつタイム。
目の前のきもとやさんという和洋菓子店でお菓子を購入。

胡麻大福、バームクーヘン、ナッツのタルトを購入。
翌日以降のおやつに大活躍でしたが、ハードタイプのバームクーヘンは特に美味しかったです。

15:30 DMV乗車

中はコミュニティバスですね。
ただ鉄道仕様なので、振動の吸収はちょっと悪いので、
道路で凹凸があるところはメチャクチャ尻に振動が…

16:00 道の駅宍喰温泉

ということで、本日のお宿は道の駅併設の
ホテルリベエラししくいです。
どうでしょうの1周目のお宿にも使われていましたね。
自分の1周目では手前の那佐地区で宿泊しましたが、
翌日朝にこの前を通って、そのロケーションに「次はここに泊まろう」と決めていた宿です。
そのロケーションがこちら…

このオーシャンビュー、凄いですね!

もちろん、お風呂は温泉。

夕飯も美味しかったです。
夜は窓から星空を眺めながら海の音を聞きつつ、持参したドリップコーヒーを…
お遍路宿としては少しお高めですが、リゾートホテルと考えるとかなりお得。
おひとり様の素敵な夜を楽しむことができました。

(つづく)



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