わらぶろ!

まんどくのブログ「わらぶろ!」です。
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【2023年遍路】高知の右半分を堪能せよ!(4日目 フラグをちゃんと回収するぞ)

2023年11月13日 | 日記

2023年11月5日(日) 高知黒潮ホテル

朝6時30分の朝食開始に合わせレストランに行ったら、まさかの満席。
かなりの団体さんがいたようです。
しかもすぐ出発するのかレストラン前のロビーの椅子は荷物でギッシリ。
せめてロビーで寛ぎながら待ちたかった。

そんなこんなで7:40にホテルを出発。

最初は朝だし涼しいかな~と思っていたのですが、
すぐに暑くなってしまいました。
11月なんですよね…

8:25 28番 大日寺

最後に少し登ったところにあるお寺だと記憶していましたが、
バス駐車場から登ったらかなり段数がありました。
こんなに高い場所だったっけ?と驚きつつも無事到着。

本堂は40年に1度の御開帳しており、
ちょっと覗いてみました。
ここはお寺の名前どおり、大日如来がご本尊のお寺なのですが、
真言が他の大日如来が本尊のお寺とは異なるので、
あれ?と思いましたが、その理由もちゃんと説明がありました。
(平たく言うと、本尊のポーズの違いだそうです。)

大日寺から次のお寺までの歩き遍路の距離は9キロ弱。
公共交通機関も遠回りとなるので、ここは歩いて行くことに。

途中、物部川の近くを歩いていると、鼻にツンとする匂いが…
川の近くの畑で何か収穫しているな…と見てみると、
生姜を収穫していました。しかも結構大きめの根生姜。
う~ん、美味しそう。

中間点には松本大師堂というお堂があり、イイ感じの休憩所に…

そして、この区間の名物休憩所と言えば、国分寺まであと2キロの位置にあるファミリーマート!

コンビニ内のイートインスペースもでかいのですが、
遍路小屋タイプの広い休憩スペースもあって非常にありがたい!

そして…

今回も購入した「へんろいし饅頭」
素朴な味わいがいいですよね。

やっぱり歩くと色々思い出せて楽しいな。

川沿いを歩き両側コスモスに囲まれた田圃の畦道を進むと…

11:20 29番 国分寺

2周目でじっくりお寺を見返すと、意外と大きなお寺ですよね。
周囲は田んぼに囲まれていますが、ここだけ森の中にあるような感じ。

さて、ここでバス遍路。
国分寺から南西に進む遍路道を外れ、北西方向にちょっと行くと、
国分通というバス停があります。

実はこのバス、善楽寺のある土佐一宮神社の近くを通り、高知駅方面へ向かいます。
逢坂峠も一気にバスで通り抜け、一宮東門で下車。
300mくらい歩くと、あっという間に…

12:50 30番 善楽寺

今回の区切り打ち最後の札所です。
このお寺、土佐一宮神社もすぐ隣にあり、

今回もちゃんとご挨拶してきました。

この辺でお昼にしたいな~と思い周辺を探すもなかなか見つからず。
結局、近くのスーパー「マルナカ」でパンと牛乳を買い、
イートインスペースでランチ。

その後は高知駅に向かうバスに乗ると、途中でJAの直売所に寄れるようだったので、
直売所でみかん等を購入して自宅へ配送。

そして、高知駅近くのスーパーホテルにチェックインし、
汗を流しました。

さぁ、最終日の夜。
ここは高知。カツオを食べるぞ!!!

とは言ったものの、高知駅近くで夕飯の際にはいつも訪れている
田舎のカツオのたたきを出す鉄丸さんは日曜定休。
地図と睨めっこしていたら「たたき亭」なるお店がホテル近くにあると。
これは開店狙って行くしかない!

こちらがたたき亭さん。
いかにもな居酒屋さんです。

メニューが色々あって悩む。
その悩みぬいたチョイスがこちら。

酒は土佐鶴。
歩き遍路なら神峯寺に登る手前で酒蔵に出会えます。
メジャーな銘柄だけど、スッキリとした飲み口で美味しい。

まずは生姜の天ぷら。
まさかかき揚げスタイルだとは思いませんでした。
早速、食べたかったものフラグを回収。

続いてはカツオのたたき、目の前で藁焼きにしてくれます。
塩もいいけど、私はポン酢派です。(田舎タタキの甘酢も大好き)

そして清水鯖のお刺身。
1周目、土佐清水でどうしても食べたかったが食べることができなかった清水鯖。
口の中に入ると、鯖の甘さ、コリコリした食感。たまらん。
ああ、鯖美味しいな…幸せだな…鯖……鯖?

あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!!!!!!!!!

見事に鯖フラグを回収しました。

そして、煮物も食べたかったので…

四方竹の煮物を頂きました。
海の駅東洋町で1kgの四方竹の水煮があり、
秋が旬の筍として売り出されていたので、気になっていたのです。

ってことで、幸せなひと時を堪能しました。

〆にラーメン&餃子も堪能。
大満足な高知の夜でした。

 

令和5年11月6日(月) 高知空港

この日は窓を叩きつける激しい雨音にたたき起こされました。
高知付近には次々と激しい雨をもたらす雨雲が押し寄せてきている状態。
雨雲と雨雲の隙間を縫って、高知駅へ…

高知駅は列車が大雨で遅延しているため、人が少し多め。
ゆっくりとお土産でも見たかったのですが、これなら空港の方が良いかと
11時30分頃の飛行機でしたが、9時30分には空港に到着しました。

もちろん、お土産を見てもまだ時間に余裕があるため、
空港内のお食事処で最後の高知を堪能。

やっぱりタタキですよね。
ってことで、2023年の遍路もたっぷり堪能することができました。

来年は左半分を制覇できるといいな。

(2024年につづく?)


【2023年遍路】高知の右半分を制覇せよ!(3日目 アップダウンを乗り越えて)

2023年11月12日 | 日記

2023年11月4日(土) 室戸岬

この日も晴れて暑くなりそう。11月なのに…
8:28のバスに乗り、室戸の中心街方面へ

8:50 25番 津照寺

室戸バス停下車で500mくらい歩くと着きます。
山門から本堂への階段が凄いことは分かっていても
やっぱり凄かったデス。

津照寺を出発すると、室戸のバス停に戻らずにそのまま遍路ルートを進みます。
亀が乗っかっていることで印象深い、奈良師橋のバス停で次のバスに追いつかれそうになったので、
ここからバスに乗車…と思ったら、10分以上遅れてやってきました。
次のお寺の最寄りのバス停は元橋まで3停留所しかなかったので、
そのまま歩いて行っても同じくらいな感じだったかも。

10:30 26番 金剛頂寺

元橋バス停から歩くこと20分。
高さは前日の24番最御崎寺と同じ高さなんだけど、
まだこっちの方が歩きやすい気がする。(リュック持ってるけど…)
ただ、登り口のミミズの溢れ具合が凄かったけど。
(先を行く外国人カップルの女性が悲鳴あげていました。)

さて、金剛頂寺といえば、個人的には登りより下りの方が凄いイメージ。
国道を走る車が足元から聞こえてきたと思うと、崖を一気に下りていく感じです。
前回は区切りの最終日だったこともあり、最後はかなり危なかったのですが、
今回はまだ足を消耗していないので比較的安全に下りることができました。

11:30 キラメッセ室戸

1周目同様、ここでお昼となりました。
前回はレストランでランチを頂きましたが、どうやら改装中の模様。
直売所で巻き寿司と菓子パンを買って、ササっとお昼を済ませました。

12時前のバスに乗車、吉良川、羽根、奈半利、田野と
1周目は歩いた道を通過していきます。
やっぱりバスは早いですね。

そして、今回のメインイベントがやってまいりました!

12:36 唐の浜東バス停到着

バス停そばのお店の軒先にリュックを置かせてもらい、
いざ、神峯寺登山へレッツゴー!

神峯寺は地図で見ると分かりやすいですが、
ほぼ一直線につづら折りで登っていきます。
峰を進んでいく感じですね。

舗装道も山道も斜度がエグイ。
某どうでしょうでカーブの連続に大泉さんが酔いまくるのも
なんとなく分かります。

お約束の登山道。
よく見ると名物の「マムシ注意!」の看板もありますね。

やがて駐車場が見えてくる。
ここで到着~と気を抜いてしまいがちですが、
まだ本堂まで50m以上のアップがありますので要注意。

分かってますよ!2周目ですから!!

山門だ~!でもまだまだこれからだ~分かってますよ~
2回目ですから~

………

14:00 27番 神峯寺

し…しぬ…
2回目とか関係ない、このお寺の登りは心抉られます。

だからこそ景色はいいんだよね。

駐車場の休憩所でアクエリを買ってひと休み。
行きが急な登りなら帰りは急な下り。
体重があるので、足を痛めないように丁寧に下りていきます。

15:30 唐の浜バス停

無事に戻ってきました。
まだバスまで時間があったので、荷物を置かせて貰ったお店の軒先でひと休み。
自販機もあって屋根もあるし、海近くで風も吹き抜け気持ちイイ。
お店が開いている時間ならコーヒーとかも飲むことができるみたい。
次ぎまわるときはのんびりコーヒー飲みたいな。

16時過ぎにはバス停へ…
バス停に「浜」とつくとおり、目の前には浜が…草木で見えにくいですが…

バスはほぼ遅れなく来ました。

バスを乗り継ぎ向かった宿泊地は…

17:15 高知黒潮ホテル

今回の宿泊で4泊目となる高知黒潮ホテルです。
ここ、温泉施設併設しているのでたっぷり癒されます。
夕飯もホテルで用意してもらうプランに乗っかりました。
その夕飯は…

肉匠坂井さんの焼肉食べ放題プラン。
やっぱりお肉は全てを癒してくれる…(万能感)

翌日が区切り最終日。
翌々日の早い時間の飛行機で帰宅するので、宿泊先は高知駅近く。
高知駅といえば、駅前で宿泊するたびに通い詰めた定食屋さんがありましたが、
翌日の日曜日は定休。
鰹が食べたかったのですが、どうしようかな…

(つづく)


【2023年遍路】高知の右半分を制覇せよ!(2日目 廃校水族館へレッツゴー!)

2023年11月11日 | 日記

2023年11月3日(金・祝) ホテルリビエラししくい

朝温泉を堪能するため、少し早めの起床。
お風呂に入って、目を覚まして部屋に戻ると…

朝焼けが…1周目の田井ノ浜もそうでしたが、徳島南部の日の出は最高ですね。

朝ごはんもしっかり食べて出発です!

8:30 道の駅宍喰温泉バス停

まずは路線バスで甲浦近くの海の駅東洋町へ向かいます。

開店直前に到着。
この日はお昼スポットが少ないことが分かっていたので、
道の駅でジャムマーガリンパンとクリームパンを購入。
作ったのは室戸市吉良川のパン屋さん。
写真はありませんが、クリームパンのカスタードがプリンみたいに濃厚で美味しかった。

9:33発の高知東部交通バス「室戸」行に乗り、南下します。

東洋町の野根と室戸市の佐喜浜間は10km以上、建物も自販機もトイレもなく、
この景色が続きます。

気持ちイイですね。晴れていれば(遠い目)

1周目にここ歩いた時に大雨でなかなか苦しい道のりでした。

そんな思い出に浸っていると、最初の目的地が見えてきました。

10:10 むろと廃校水族館

文字通り、廃校の小学校の建物を利用した水族館です。
気になっていた場所なので、寄ってみました。

入ってすぐ、いきなりAEDがまさかの水槽に…

OHPの中も水槽に改造されていました。オモシロイ…

ウツボ先輩ごついッス。

ウミガメさんもたくさんいます。
そしてやっぱり圧巻なのが…

このプール水槽ですね。
プールという学校ではありふれた施設にサメやウミガメが泳いでいる。
この日常に潜む非日常感がたまらないですね。
楽しかったデス。

さて、むろと廃校水族館でのバス間隔はおよそ約3時間。
降車時にバスの運転手さんも「次しばらく来ませんよ」と言われていました。
土日なのでDMVが次のバスの前に来ますが、それもバスの15分前くらい。
残念ながらこの周辺には飲食店も無い。
では、どうするか。

もちろん、歩きますよ!

う~ん、いい青空ですね。

11:50 室戸世界ジオパークセンター

3km離れた場所にあります。
実は1周目で訪れて、しかもじっくり見学もしており、
カフェがあるのを知っていたのです。
やっぱりこういうところで、1周回っている強みが出てきますよね。
室戸名物の海洋深層水を使ったアイスコーヒー、美味しかったです。
カフェで30分程休憩して、ジオパーク始発のバスに乗車。
これにより、水族館でバスを待つ場合の連絡バスよりも1時間早い便に乗車できます。

12:50 御厨人窟

青年大師像前というバス停で下車し、少し歩くと、
弘法大師が修業したと言われている洞窟が見えてきます。

そして、洞窟から出てきて見上げた青い「空」と濃青色の「海」から
「空海」という名前を得たそうです。
素敵ですね。

13:10 室戸岬

さぁ、台風でお馴染みの室戸岬に着きました!
今宵のお宿である

室戸荘さんにリュックを預けて、いざ食事&観光&遍路です。
まずは食事。

今回も室戸岬唯一の飲食店「ラポール」さんにお世話になりました。
前回はカレーでしたが、今回はナポリタン。
ケチャップの味がいいですね。

続いては「遍路」、24番最御崎寺を目指します。

13:50 最御崎寺に向けて出発

ここから、ひたすら標高150mまで登っていきます。

14:15 24番 最御崎寺

無事に登山完了しました。
岬のちょっと高いところの突端にある大きなお寺です。
連休に突入したためか、訪れる人もちょっと多めで賑やかでした。

さて、最御崎寺といえば、すぐ隣が灯台になっています。
早速、室戸岬灯台の近くで記念写真撮ってきますか。
と軽い気持ちで考えていたら…

本来はここまでしか近づけないのですが…

なんと、室戸岬灯台まつりが開催されており、普段は入れない場所まで
見学できるようになっていました。
それは灯台の中、投光器のところも…
なかなか迫力満点な体験でした。

下山はつづら折りになっている車道から…
やっぱりこの道、高所恐怖症の自分にはなかなかの恐怖体験。

室戸岬の先端近くで間もなく沈んでいきそうな太陽を見て、宿にチェックインしました。
この日の宿泊先の室戸荘さんは施設は古いですが…

夕飯が凄かった!

おさかな料理だけで7品。
キンメ、鯨、鰹など高知の旬の魚をたっぷりと堪能しました。
旨かった。

ってことで、今回のお遍路2日目はやや観光寄りの1日でした。

(つづく)


【2023年遍路】高知の右半分を制覇せよ!(1日目 イレギュラーをリカバーせよ)

2023年11月10日 | 旅行

前回の更新より時間が空いてしまいました。
この間に色々な場所に行きました。

湯西川、石和温泉、榛名山、羽生、館山、伊豆長岡、境、秦野、新潟(妻有)、新潟(しゅくら)、
東鳴子、かき氷スタンプラリー(名古屋、香川等)、尾瀬、玉川温泉、奥塩原、北海道(道南・胆振方面)、
松阪、新潟(越後湯沢)…

ある意味ストレス発散も兼ねていましたが…
大人になると色々あるのです。

この辺の旅日記は時間があれば、更新していきたいと思いますが、
今回は…

年1回のお遍路シリーズです。

そんな訳で、2023年11月1日(水)


夜行バスで出発です。
今回は予約に出遅れてしまったため、いつもの海部観光の2列バスではなく、コトバスです。
そのため、いつもより1時間くらい早く出発。
久々の3列シートでしたが…

全然眠れなかった。

メタボ故、6月の尾瀬での怪我でヒビが入った尾てい骨さんに負担がかかり、メチャクチャ痛かった。
眠れないのでGoogleMapと睨めっこしていましたが、
どうも進むのが遅い。
アナウンスで東名の集中工事がある旨の話は出ていましたが、
2時の段階ではまだ静岡県内走行中でした。
大丈夫か???

全然大丈夫じゃなかった…

2023年11月2日(木) 7:05 徳島駅着

30分遅れで徳島駅に到着。下車しました。
で、今回の区切りのスタートは22番平等寺。
平等寺へは新野駅から徒歩で30分くらい。
だったのですが、新野駅に向かう列車は10時台まで無し。
ホントはバス到着15分前くらいに新野駅に行く列車が出ていたのでこれに乗る予定でした。

普段なら、歩き遍路なので「まぁ、仕方ないよね」というところですが、
今回は比較的、公共交通機関も利用する場所もあるため、
1本逃すと2時間~3時間遅れるという致命的な状況に…

バスルートも調べましたが橘方面へ行くバスも合うものがなく、
その先、平等寺近くに行くバスも1日2本しかなく、繋がらない。
前回の中断点の和食(わじき)の道の駅に行くルートも上手く繋がらない。

そんな中、牟岐線の次の列車が徳島駅7:15発「桑野行」であることに気づく。

この桑野駅は新野駅の1つ手前の駅なのです。
だから歩けばリカバーできるのでは?

桑野まで行く列車もこれを逃すと10時台になってしまうので、
とりあえず飛び乗ることにしました。

8:25 桑野駅

次の列車が平等寺最寄りの新野駅に着くのが10時35分過ぎ、
これに間に合えばリカバー成功。
でも、本来は新野⇔平等寺の往復4キロで済んだはずの距離が
桑野⇒平等寺⇒新野だと8キロくらい。
かなりギリギリのラインです。

ってことで、出発。
公共交通機関を使っても、やっぱり歩きは切っても切れない縁ですね。

9:40 22番平等寺

6km以上ある道のりを早歩き。
いきなり、お遍路の洗礼を受けた形ですね。
ちょっとだけいたずら心で「えへへへへ」をやってしまいました。

普段は30分くらいかかる滞在時間も20分に短縮し、駅に向かいます。

10:30 新野駅

セーフ!
これで間に合わなかったら、夕飯の時間までに宿に辿り着けるか微妙だったので、
良かったデス。

牟岐線の車窓から…田井ノ浜の休憩所が見える。
動画で撮影していたので、アップできませんが、
1周目はあそこで北風をまともに食らって凍えていたな…
同じ11月でしたが今日は夏日です。

薬王寺最寄りの日和佐駅到着は11時過ぎ。

日和佐駅は道の駅併設、コンビニ、薬王寺と薬王寺温泉もすぐ目の前で飲食店も周辺に多く、
色々と揃えるのに便利な場所です。

ってことで、とりあえずまずは腹ごしらえ。
ここまで時間との闘いだったので、夜行バス乗車前にコンビニで買った朝ごはんすら食べていません。

お昼ご飯は阿波尾鶏中華そば藍庵さん。
なんだか和食系のレストランチェーンを組み合わせたような名前ですね。(失礼)
でも、ラーメンは鶏がきいていて、メチャ美味しかったです。
鶏のチャーシューも柔らかくて旨味もありました。

そして食後…

11:45 23番 薬王寺

温泉もあり、今はお休みらしいですが、大きな宿坊も抱える大きなお寺。
今回は歩き疲れていないので、赤い塔のところまで登りました。
街を見下ろす景色はお城や海も見えて最高。

このあと、山門前でどうでしょうでお馴染みの「Y」のポーズの撮影にチャレンジしますが、
あまりうまくいかなかったのでアップはしません。

道の駅で時間調整してさらに南下
次に降り立ったのは…

目の前に海が広がる鯖瀬駅です。
次の目的地は駅から見えていました。

13:35 別格4番 鯖大師

大師堂の前の鯖の像がキュート!
空海は鯖大師で修行した際に鯖を口にしなかったそうで…
よし、自分も折角鯖大師に寄ったのだから、鯖を我慢してみよう。(フラグ)

そして、鯖瀬と言えば「さばせ大福」

これを2周目では味わってみたかった。
海部方面へ向かうバス停の側ということで時間もあるし行ってみると…

木曜定休でした。orz

気を取り直して、バスで海部方面へ…
阿波海南駅近くの「海部高校前」のバス停で下車。
今宵の宿泊先にも直通するのに、あえて下車したのは…
世界初のアレに乗るため。

それは…

阿佐海岸鉄道のDMV(デュアル・モード・ビーグル)に乗るため。
もともと阿佐海岸鉄道は海部(現在の阿佐海南)と甲浦を結ぶ短い路線の鉄道だったのですが、
このまま鉄道事業だけでは成り立たないということで、
なんと鉄道がバスにも変身できるDMVという乗り物に変えてしまいました。
これにより、阿波海南文化村~阿波海南駅までがバス、阿波海南駅~甲浦駅までが鉄道、
甲浦駅~宍喰温泉までがバスで運行されます。(土日は室戸の方にも1便行くそうです。)

実際にここが阿波海南駅の鉄道・バスの切り替えポイントです。
とここで、次のDMVまで時間があるので、おやつタイム。
目の前のきもとやさんという和洋菓子店でお菓子を購入。

胡麻大福、バームクーヘン、ナッツのタルトを購入。
翌日以降のおやつに大活躍でしたが、ハードタイプのバームクーヘンは特に美味しかったです。

15:30 DMV乗車

中はコミュニティバスですね。
ただ鉄道仕様なので、振動の吸収はちょっと悪いので、
道路で凹凸があるところはメチャクチャ尻に振動が…

16:00 道の駅宍喰温泉

ということで、本日のお宿は道の駅併設の
ホテルリベエラししくいです。
どうでしょうの1周目のお宿にも使われていましたね。
自分の1周目では手前の那佐地区で宿泊しましたが、
翌日朝にこの前を通って、そのロケーションに「次はここに泊まろう」と決めていた宿です。
そのロケーションがこちら…

このオーシャンビュー、凄いですね!

もちろん、お風呂は温泉。

夕飯も美味しかったです。
夜は窓から星空を眺めながら海の音を聞きつつ、持参したドリップコーヒーを…
お遍路宿としては少しお高めですが、リゾートホテルと考えるとかなりお得。
おひとり様の素敵な夜を楽しむことができました。

(つづく)