わらぶろ!

まんどくのブログ「わらぶろ!」です。
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最後の国の旅(4日目・波照間島編)

2022年01月30日 | 旅行
令和4年1月10日(月) 石垣島

石垣島についてから早くも4日目。
この日乗るフェリーは8時発だったので、前日よりも更に早起きに…
朝食も7時からだったので、サクサク済ませます。

そして石垣港である物を受け取り、出発。
向かった先は…




9:45 波照間島

波照間島の便は欠航が多いと聞いていましたが、無事に到着。
そして、石垣港で借りたものを組み立てます。
それは…



電動キックボード。
公道を走るには原付免許が必要です。(2022年1月現在)

まさかこの旅で今まで使用したことが無かった原付免許を2回も
使用することになるとは…

組み立てが終わったら島内へGO!
まずは島内の高台にある市街地へ…



日本最南端の郵便局
日本最南端の小学校
日本最南端の…

人が住んでいる場所で日本最南端は波照間島となります。
なので、市街地にある施設のほとんどが「日本最南端」

市街地を抜け、島内一周道路を時計回りに進行。



ヤギさんもあちこちにいます。
草刈が不要だし、山羊汁にもなる。
美味しいらしいけど、今回の旅行中に頂く機会は無かったですね。

そして島の東端にあるのが…



日本最南端の空港、波照間空港です。
ただ、波照間空港は定期便はありません。
臨時使用の空港となります。

そして…島を半分ちょい手前まわったところにあるのが



日本最南端の碑。
一般の人が行くことができる最南端になります。

これで、最北端の宗谷岬(2017年)
最東端の納沙布岬(2021年)
最西端の与那国島(2022年)
の四端を行くことができました。

地理スキーなので、ちょっと感慨深いですね。


さて、電動キックボードなのですが…
まだ島を半周していないのに早くも残りが1/3に…
某番組じゃないですが、やばいよやばいよ状態です。

あれ?1日目に電動キックボード申し込んだ時の説明だと
20kmくらい走るって聞いていたけどな…

きっと20km(メタボ考慮無し)ってことですね。

登り坂は押して、下り坂は惰性で進みながら、なんとか一周して
市街地まで戻ってきました。

ここからは趣味の時間。

まずは集落の中にあるカフェ「みんぴか」さんへ…



実はこの店、日本最南端のかき氷店です。
通年でかき氷を頂けます。



波照間島産の黒蜜やきな粉や餡が入った、黒糖スペシャルをいただきました。
運動(?)した後のかき氷は美味しいな♪


お昼は集落の中を走っていたら八重山そばの店を見つけたので、
そこで頂くことに…





デザートにアフォガードをつけてしまいました。


スイーツ・食事ときたら、あとは酒。
調べたら、波照間島には1ヶ所だけ泡盛を作っており、
時折、島内の売店で販売していることがあるということで、
売店に行ってみたら…

お昼休みでした。

…さすが、島時間。
だけど、港に戻ったら1合サイズの可愛いビンで売っていたので
購入。



13:30 波照間島を出発

到着まで1時間以上かかるのでのんびり昼寝しよう…
と思っていたら…



メチャメチャ海が荒れとるがな。
酷い時は1分間に1・2回、某テーマパークの
スプラッシュマウンテンみたいな感じになっていましたよ。

辛うじて船酔いは避けられましたが、
3割欠航というデータには納得。


15時前に石垣島に戻った後、近くのJA直売所で
お土産を発送。

まだ時間があるので、白保という地区でもかき氷が出す店がある
ということで、行ってみることに…







しらほいえカフェさんで
ハイビスカス・ハチミツのかき氷をいただきました。
ハイビスカスの華やかな薫りが良かったです。

夕飯はこれまでの総集編。



1日目にいただいたメンガテーさんのおでんで一杯やった後、



3日目に利用したホテルの居酒屋で石垣牛鉄板焼きをいただきました。


そして…
1月11日(火)7:30発の空港行のバスで石垣空港へ…
その後、石垣⇒那覇⇒羽田と連絡して帰路につきました。

人生初の沖縄。
本島には寄れませんでしたが(空港でお乗り換えのみ)、
離島をたっぷりと堪能することができました。


最後の国の旅(3日目・西表島、由布島編)

2022年01月23日 | 旅行
令和4年1月9日(日) 石垣島

石垣島での3日目も天気はやや曇りがち
この日は前日の与那国島で結構疲れることを見越して、
自分には珍しく個人手配ではなくツアー手配で離島観光することにしました。

ホテル目の前の港から出る船の出港は8:30ですが、
ツアーなので、8時には集合。
だんだん朝起きるのが早くなる(^^;






8:30 石垣港出港

感染予防からあまり人が来ないだろうと思い、
2階の屋外の席に陣取って出発。


幾つかの島を横目に進みながら、向かった島は




9:15 西表島大原港 到着

大原港からは船を乗り換えて仲間川マングローブクルーズに出発!







マングローブって、そのような名前の木がある訳ではなく、
汽水域に生息する樹木のことを指すとは初めて知りました。
よく、マングローブの森と言っているのをその辺の森で表現するなら
針葉樹林の森と言っている感じになるのですね。
なので、マングローブにも色々な種類の木があることになります。

マングローブの森が一定の高さを保つのは台風の影響で
大きく育つと暴風によって倒木しやすくなるからっていうのは
なるほど~って感じです。




11:20 由布島入口

そして西表に来たら、やはり由布島の水牛に乗らねば…





レストランでお昼をいただき、その後は由布島の植物園を堪能します。











島一周後、少し集合まで時間があったので、
島唯一のカフェでスイーツを堪能。





そして、帰り道も水牛さんに乗車。



帰りの方が潮が満ちていたので、牛さんたちの休憩時間が長かったです。
ってことで、石垣島に戻ったのは15時過ぎ。

バスの時間とにらめっこしても、どっか行くにはダイヤが厳しそうだったので、
この日はホテルのそばで過ごすことに…

それなら石垣島でかき氷を堪能しよう。
ってことで、向かったのはホテルすぐ脇のマンゴーファームキッチンさんへ…





パッションフルーツのかき氷。
独特の薫りがたまりません♪





もう1軒は無碍山房さん。
…なんで石垣島に?ってくらい、高級感のあるお店。
あまおうのかき氷をいただきましたが、
なぜ、石垣島で?っていうくらい完成度が高く、美味しい氷でした。

夕飯は連休中なので、繁華街には出ずに、
ホテルの食事処のうちの1つで済ませることに…

まぁ、メニューは居酒屋さんとあまり変わらないですけどね。







オリオンビールと海鮮サラダ(ハーフ)と豆腐のガーリック揚げとおでんを
注文したのですが、一品ごとのボリュームが多い。
ってか、海鮮サラダ…これでハーフって(^^;

これだけでお腹いっぱい。ご馳走様でした。
さぁ、翌日も離島観光。はたしてどこに向かうのか…

(つづく)

最後の国の旅(2日目・与那国島編)

2022年01月15日 | 旅行

令和4年1月8日(土) 石垣島

前日から雨が降ったり止んだりを繰り返していました。
この日はどうしても雨だけは避けたかった日、
それはこれから行く場所に理由がありました。



ホテルでの朝食を済ませ、
バスターミナルから石垣空港へバスで向かいます。



おー、プロペラ機だ~
プロペラ機初搭乗です。



機内から目的地の島が見えてきました。



10:45 与那国空港到着

お迎えの車に乗って、レンタカー屋さんへ
この日の相棒は…



原付さんです。

原付はうん十年前に教習所で乗って以来。
初の公道デビューです。
…ってことで、この日雨に降られたく無かった理由は原付で移動するから
空は曇りで何とか耐えている状況でした。

運転に慣れるため、近場に目的地を定めて練習がてら出発。



最初の目的地は景勝地「ティンダバナ」





島の高台にある岩場で景色も良かったです。


練習も終わったところで、島一周に出発!
まずは東を目指します。



島の一番東側にある「東崎」です。



与那国馬と東崎灯台。
お馬さんはのんびりと過ごしていましたよ。



灯台付近まできたら少し晴れ間が…
もの凄い強い風の中でしたが、なかなかの絶景を堪能できました。


東崎からは島の南側の海岸沿いの道路を進んでいきます。





変わった形の岩がいっぱい。
お昼もほどよい時間になったので、お腹がすいてきました。
次の集落「比川」でご飯を食べることにしました。
この地区には2・3軒くらい飲食店があると聞いていたのですが、
寄ったお店は…





わかなそばさん。
飲食店には見えない(?)見た目もあいまって、
結構人気なお店だそう。

名物のわかなそば(大)をいただきました。


食後はこの比川地区唯一(かもしれない)の観光名所。





Dr.コトー診療所のロケセットです。
私自身、ドラマはあまり見てはいませんでしたが、
中島みゆきさんの楽曲「銀の龍の背に乗って」は好きだったので…
以前訪れた礼文島の澄海岬ではMVのロケ地を楽しんだりもしました。

診療所の下の浜辺で景色を眺めながら、携帯に入れてあった
銀の龍の背に乗ってをかけつつ、休憩。

すると…



灰色の線が砂浜をはっているのに気づきます。
あれ?これってもしかして、昨年話題になった…



軽石ですね。

当時は結構たくさんの量が押し寄せたのかな?


コトー診療所近くの塩直売所でお土産の数点見繕い、比川を出発。
さらに西を目指します。

次に目指したのは島の西側の久部良地区。
一気に最西端…と思いましたが、まずは集落で一休み。

寄ったのはモイストロールカフェさん。





名物のロールケーキとお茶のセットをいただきました。
ちなみにロールケーキははちみつとショコラの2種類。
ショコラが意外とほろ苦くて、お茶によく合いました。
ちなみにお茶はアイスチャイです。

そして、いよいよ日本の最西端へ…







14:40 日本最西端

地理スキーなので、最西端大好きです。
でも、実際の最西端は3枚目の海から少しだけ顔を出している
岩場なんだそうです。


久部良地区には最西端以外にも景勝地がもう一つ。



久部良バリです。

今でこそ、真っ二つに割れた岩場が美しい場所なのですが、
昔は食糧難を乗り切るために、妊婦を無理矢理この岩場の間を飛ばせ、
下に落としていたという悲しい過去がある場所です。


久部良地区を出ると、空港前を通ってレンタカー屋さんのある
役場近くに出て一周完了となります。

だけど原付を返すにはまだ時間があるので、島の内部を切り込んでみることに…
向かった場所は



日本最西端の島の酒造「国泉泡盛」さんです。



ビンがでかい(^^;
ここでお土産がてら、宅急便で泡盛を発送。

役場近くのパンカフェのパネスさんで一休み





イートインもできてちょうど良かったデス。

16時半くらいに原付をレンタカー屋さんに返し、
与那国空港まで送ってもらいました。

夕飯は石垣に戻ってからだと遅くなってしまうので、
空港併設の食堂でいただいていくことに…


オリオンビール♪


パクチーサラダ(デカい!!)


とんかつ

と空港食堂を堪能しました。



19時前の便で日本最西端の島、与那国島を後にし、石垣島へ…
空港からはバスでホテルに移動。
疲れたので、そのままバタンキューしました。

(つづく)

最後の国の旅(1日目)

2022年01月13日 | 旅行

お遍路1周目が終わった頃、
幾つかやりたいことを掲げていた中の一つに
47都道府県のうち、唯一行ったことの無い県に行くことを掲げていました。

そして令和3年11月、2周目のお遍路のスタートの区切りが終わったタイミングで
次の旅行の場所をここにしようと考えていました。

その場所とは…沖縄。





当初計画からは色々と状況が変わり、直前まで紆余曲折した結果、
石垣島で4泊することになりました。


令和4年1月7日(金) 羽田空港



前日の雪により地面がツルツルになる中だったため、
二番目の列車で家を出発。
まぁ、朝早い時間だったのでダイヤ乱れもなく、
遅延なしで羽田空港に着いてしまいました。


7時30分のJAL便で向かった先は…



沖縄(那覇)空港

沖縄県に初めて一歩を踏み出しました。
とはいえ、この段階で次の飛行機まで1時間切っていたので、
預け荷物を回収してすぐに次の便にチェックイン。

せめて、沖縄らしいものを…ということで頂いたのは



ブルーシールのソフトクリーム。
バニラと紅芋のミックスです。

12時前に出発するソラシドの便で向かった先は…



石垣空港!

さぁ、いよいよ南国の島を冒険…の前にお腹がすいたので…



空港内のフードコートで八重山そばを頂きました。
そしてもちろんデザートも…



ミルミル本舗さんのジェラート。
黒糖とココナッツです。
うーん、南国の空気。

空港の観光案内所で島内のバスのダイヤを貰い、
乗り放題券がオススメだということで、バス乗り場へ…

1日間乗り放題券は1000円、5日間乗り放題は2000円ということで、
後者をチョイス。まぁ、空港と港を2往復すれば元が取れる計算です。

ということで、空港から乗車したのは石垣港行のバス。
この日は移動で疲れたので、ホテルにインしてのんびりしようと考えていたのですが、
南国なので、南国ならではのかき氷が食べたい。

事前調査で、ホテルまでのバスの途中で寄れそうなかき氷店をリサーチ済みだったので、
そこに寄ってみることに…

ということで、宮良橋というバス停で途中下車。
向かったお店は



しまのこかげさん。



オープンテラスに近いお店で、南国っぽい庭を眺めながら、
かき氷をいただくことができます。
チョイスしたのは…




黒蜜金時(練乳追加)です。

黒蜜氷の外側には餡と練乳。
中は白玉と金時豆がたっぷり入っています。

沖縄の黒糖は美味しいですな~
ミネラル豊富で疲れが癒されます。
黒糖は甘いけど、金時豆を甘さ控えめにすることにより、
上手くバランスをとっていました。




15時過ぎ、ホテル到着。
今回の私の前線基地となるホテルは港のすぐそばの「ホテルミヤヒラ」さん。
お手頃だし、ホテル内の飲食店も豊富なので、
リスク少なく過ごせるかな~という作戦です。

チェックイン後、この後の観光のための手続きを行い、
戻って大浴場でザブーン。



ウェルカムドリンクの泡盛も少し楽しみました。


17時、開店直後のすいている時間帯を狙って外に夕飯を食べに行きます。

とはいえ、さすが南国。色々な意味で解放感のある飲食店が軒を連ねています。
う~ん…できるだけしんみりとした店をチョイスしたいな…
と思っていたら、ふと路地に猫が…

猫は路地の奥へと吸い込まれていきます。
その奥にはポツンとしたお店が…



メンガテーさん。
おでん…
ここなら、少人数客しか来なそう。

ここにしよう。

と古い扉を開けてみると、
5・6席くらいのカウンターと3台の小上がり席のあるお店でした。

先客は1組。
人数的にもちょうどよい感じ。

ところが、席に着くと驚いてしまいます。
なんとメニューが食べ物が八重山そばとおでん盛りの2品、
飲み物がオリオンビール、泡盛の水割、ウーロン茶の3品しかない。

渋い…渋すぎる…

とりあえず、おでんに惹かれたのでおでん盛りと泡盛の水割りを注文。





!?…デカい!!
(注:2枚目の写真は別の日に食べに行った時の写真)

大根、玉子、厚揚げ、こんにゃくといった一般的なおでんと、
大きなウィンナー、青菜、そして巨大な肉。

実はこの肉は、豚足まるまる1本!
コラーゲンプルプルで美味しかったです。

本島は八重山そばも食べて帰る予定でしたが、
おでん盛り合わせだけでお腹いっぱいになってしまいました。

なんだかもの凄い多幸感。
いきなりいい店を引き当てることができました。

翌日は少し早めの起床になるので、この日は早く寝ることにしました。

(つづく)