ワニなつノート

委ねる守り (高校編 その5)

委ねる守り (高校編 その5)

《いっしょにゆれること。そして踏みとどまるところ。》



11月の学習会で、「高校に行きたくない…」
という話のあったManaちゃん。

学習会の翌日が、県教委交渉でした。

「明日は来なくてもいいから」
そう言いながら、私の中では、
今日の話が届いていれば、Manaちゃんは
明日の交渉に来れるだろうと思っていました。

いえ、「来れるだろう」ではなく、
「きっと来るに違いない」と思っていました。


     □    □    □


この続きの文章を、11月に書いたまま、
ここに載せるのをためらっていました。

私が自分の思いを書いてしまうことが、
どこかでManaちゃんの思いを
置き去りにしてしまうかもしれない、
という気がしていたからでした。

Manaちゃんがこのブログを
読んでいるわけではないのですが、
Manaちゃん自身の大丈夫という感触を、
私自身が感じるまでは、言葉が定まらない感じでした。


Manaちゃんから年賀状が届きました。

そこには、「受験がんばります!」
という文字と、
「合格するぞー!」という
Manaちゃんの文字がありました(^^)v

あの学習会の日から、Manaちゃんに会ったり、
話を聞いていて、大丈夫と思ってはいたのですが、
どこかでManaちゃんの頼りなさを
心配する気持ちがありました。


年賀状を見ているうちに、
その心配な気持ちは消えていきました。

やはり、高校というのは、今の時代に生まれ、
みんなと一緒に成長してきた子どもたちにとって、
「みんなと一緒に生きる」場所なのだと思います。

家族や友だちを大事に思うことが、
「何かできる、できない」ということとは
関係のないことであるように、
高校も家族や友だちと同じくらい当たり前に
そこにあるものでした。

Manaちゃん、春には高校生になろうね(^.^)/~~~

来年の年賀状は、きっと「制服」バージョンだね。
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