中村南小学校の学校だよりに載っていた
「やっちゃんがいく」を見つけました。
【発達障害児・者理解に関する取り組み】という枠組みには、
ちょっとなじめないけど、
でも学校のなかで、「管理職」や担任の先生が
「やっちゃんがいく」を読み聞かせするっていうのは、
やっぱりいいなーと思います。
ここに載っている子どもたちの作文も、
先生が学校だよりへの掲載を意識して選んだものだとしても、
やっぱり子どもたちが「やっちゃんがいく」を読んでくれて、
写真をみてくれて、こういう世界がふつうにあるんだってことを
感じてくれるのはとてもうれしいことです。
やっちゃんと同じ6年生の子どもたちが、
日本のどこかでやっちゃんと出会ってくれてるって、
やっぱりいいなーと思いました(#^.^#)
☆ ☆ ☆ ☆
学校だより ’09(21)2.5
みなみっ子 NO.13 中村南小学校
◆ 「発達障害児・者理解」に関する取り組み
本校は、今年『豊かな学力』をめざしてという研究主題を掲げ、
「授業改善部会」と「児童理解部会」に分かれて、
各種の取り組みを行っています。
その「児童理解部会」の取り組みのひとつに
「発達障害児・者の本の読み聞かせ」 があります。
ねらいは、発達障害児・者についての理解をふかめる。
というものです。
具体的な内容は、
一学期は全体集会での管理職による読み聞かせ。
二学期は児童理解部会メンバーによる
読み聞かせを行ってきました。
三学期は先月の28日(水)に各学級担任による読み聞かせを
一斉に行いました。
こういう取り組みを通して、一人でも多くの子ども達に、
人としての優しさや温かさ、思いやり、
励まし合ったり助け合うことのすばらしさ等を
身に付けてもらいたいと思っています。
読み聞かせの間子ども達は、
担任の朗読に静かに耳を傾けていました。
その後子ども達は各学級で、
振り返りカードに感想を書いてくれました。
ここで何名かの感想を紹介します。
【5年生、作品「やっちゃんが いく!」】
○
やっちゃんは、いつでも明るくて元気でいいなあと思いました。
障害あったとしても、同じ子どもなので、
私はやっちゃんと友だちになりたいと思いました。
○
「やっちゃんがいく!」を聞いて思ったことは、
やっちゃんは1日1日を大切にして一生懸命勉強しているから、
私もやっちゃんに負けないくらい
一生懸命がんばりたいということです。
【6年生、作品「やっちゃんが いく!」】
○
やっちゃんは障害があっても、やりたい事、言いたい事を
いろいろな気持ちで表してるんだなと思いました。
○
やっちゃんは、お母さんやお父さん、先生、友だち、
いろんな人に支えられて生きているんだ。
人は1人では生きていない! そう思いました。
○
やっちゃんという人は、みんなとは少し違うけど、
クラスのみんなは温かく接していたので、
仲の良いクラスだな~と思いました。
人はそれぞれ違う想いがあるから楽しいんだと
改めて思いました。
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