ワニなつノート

子どもの自立(その1)

 

   ホームN通信   【子ども差別のその先へ】



《子どもの自立》 (その1)



大人の自立の前に「子どもの自立」がある。

自立していない子を援助して、自立させてあげる、のではなかった。
自立できていない子に、「できる」方法を教えてあげて「自立」させるのではなかった。

そんな子は一人もいなかった。


子どもの自立を認めてもらえない状況にいたから、
児相を通してここに来るしかなかった。

子どもの自立を認めてもらえない状況にいたから、
「15で自立する」と言うしかなかった。


ここで大人の自立だけを迫れば、「子どもの自立を認めてもらえない状況」と変わらないことになる。

だから、大人の自立の前には、子どもとしての自立の援助が必要だった。


「子どもの自立」とは何か。
子どもの自立の援助とは何か。

そのことに気づかないあいだ、子どもたちには迷惑をかけてきた。
ずいぶん急がせすぎてきた。失敗もしてきた。
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